Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

KYOTO@ドルトムント 大発見!鰹節の入った魚介味噌ラーメン!

不意打ちにして、大興奮のお店でした!

FUKUOKAの店主さんに、ドルトムントでラーメンが食べられるお店があるかどうかと尋ねたら、中華レストラン以外にはないのでは?という話を伺っていたので、半分諦めモードの中、次のお店、「KYOTO」に向かいました。こちらもドルトムント中心地の一角、路地裏にあるお店です。KYOTOという名前の日本料理店ですが、スタッフは皆、日本ではない別のアジア圏の人たちばかりでした。韓国の人という話でしたが、ドイツ語の発音や表情などからして、違うのでは?と思いました。が、混んでいたので、聞けませんでした。

そう、このお店は、かなりの人気店です。店舗も広く、おしゃれで、圧倒的な存在感を誇っています。まぁ、ぶっちゃけ、日本人だろうが、韓国人だろうが、中国人だろうが、ドイツ人たちには全くどうでもいい話ですからね。日本でイタリア人がスペイン料理のお店を出してても、あんまり気にしないじゃないですか。あるいは、スウェーデン人がフィンランド料理のお店を出しても、きっと僕らには違いが分からないと思います。そういう意味では、韓国の人が日本料理店を経営していても、こっちの人には「まぁ、似たようなもんだろう」くらいにしか思わないことでしょう。

お店の前に看板があり、「焼うどん」があるということは分かっていたので、ダメ元で入ってみました。「もしかしたらラーメンもあるかも?!」と、わずかな期待を胸に秘めつつ。そうしたら、ありました。「RAMEN」。8.50ユーロでした。850円。決して安くはないです。が、一昔前に比べたらずいぶんと安くなったものです。迷うことなく、このRAMENを注文しました。期待はせずに。

 

出てきたラーメンをみて、びっくりしました。なんですか、このごちゃまぜ麺は… パプリカにズッキーニ、鶏肉に、ブロッコリー、めちゃめちゃです。どこからどう見ても日本のラーメンじゃない。…なんですが、よく見ると、なんとなんと、鰹節がふりかけられているじゃないですか! もう、これにびっくりしました。欧州で初めて見たかも。鰹節が盛られたラーメンなんて。この時点で、もう興奮度MAXでした。

しかも、スープがなんとも旨いんです。味噌がベースなんですが、鰹節が入っているおかげで、味のうまみがしっかりと感じられます。結構な量の鰹節を入れているように思われます。こっちのラーメンのスープで感激することはめったにないんですが、ここのスープはなかなか独創的で、刺激的で、美味しかったです。和風味噌ラーメンですね。

鰹節、見えますか??

けれど、トッピングがもうしっちゃかめっちゃかで…。

ブロッコリーがなんでラーメンの中に入っているんでしょう。最高に意味不明だったのが、酢漬けのわかめがどかんと盛られているところでした。和風ダシの風味が一気に吹き飛んでしまいます。ある意味、味変なんですが、わかめの入っているところのスープを飲むと、若干酸っぱいんです。いやー、もう訳わかりません。酸っぱい和風味噌ラーメン。書いている自分までもが、訳わからないわけですから、読んでいる人はもっと訳わからないことでしょう。でも、そんなラーメンだったんです。

やはり日本人以外の人が運営する日本料理店の方が、ラーメン提供率は圧倒的に高そうですね。日本人だけが、ラーメンを出さない。いいのか、悪いのか。こっちで暮らす人たちは、良くも悪くもしたたかです。変にこだわりがないので、売れそうなら何でも作って、出してしまいます。日本人は、「うちは寿司屋だから…(作らねえ!)」と言います。どっちがいいんでしょうね?!

こちらのお店、太っ腹です。セットで前菜とお味噌汁がついてきました。

味噌ラーメンに味噌汁っていうのも、ちょっとあれですけど、、、。でも、その心意気は高く評価したいですね。具もたくさん入っていました!!

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