石神本掲載レベルの
超激ウマ個性派タンタンメンのお店!
これは超hyper大発見だ!
これがあるからラーメンの食べ歩きはやめられない。
今月、間違いなくNo.1のラーメン店となるだろう。
僕のラーメンの理想のすべてが詰まったお店を発見した。
それが、創業40年以上の老舗「割烹湖月」である!
このお店は昨年の「ぐるっと千葉」のpp.24-25に小さく紹介されたお店。
勝タン(勝浦タンタンメン)特集の小さな片隅に紹介されている。
(昨年のぐるっと千葉のこのタンタンメン特集は本当に素晴らしかった!)
だが、このお店はそんな小さな枠に載るようなお店じゃない!
僕の舌が狂っていなければ、千葉県内最強のお店の一つだと思う。
石神さんに是非とも食べてもらいたいと思うお店なのだ。
強烈で衝撃的で個性的で秘境的。そして、カリスマ店主。
他のラーメン本じゃダメ。石神本に載るべきラーメン店なのだ。
と、まずは僕の感動を思いっきり前面に出しまして。。。
***
このお店もアクセスは極めて困難極まりない。
最寄駅は八積駅になるのかな。
Bee Hiveよりは駅に近い(って、慰めにならない?!)
外観もホント、ラーメン店とは程遠い感じだ。
田舎の和風レストランみたい?素朴な田舎店だ。
ぱっと通り過ぎただけだと絶対にラーメン店とは思わないだろう。
店内も、ラーメン屋さんとは程遠い雰囲気だ。
田舎の広い大衆食堂というか、お蕎麦屋さんっぽいっていうか。
メニューを見ると、ありました。タンタンメン。
なんとも先代の時から出しているタンタンメンだとか。。。
創業は40年くらい。そんな昔からタンタンメンを出しているなんて。。。
今の店主さんはその先代の息子さんで、
外の料理人を経て、店を継いだとのこと。
この店主さんの風貌がこれまた素敵。
コワモテ系で、金のネックレスがまた時代を感じるような。。。
ある種、カリスマ的店主さんとも言えなくもない。
出てきたタンタンメンは、もうまさに会心の一撃だった。
見た目からして、キテます。
一目見ただけで、ただ事じゃないのが分かる。
まずもってメンマが目に飛び込んでくる。
なんじゃ、このでっかいメンマは?!ここは渡なべか?!的な。。。
スープはちょっとぬるめ。ここは改良の余地あり、かな。
だが、そのスープがとんでもないことになっていた。
ベースは鶏・豚・野菜などからなるスープなのだが、
タレ、というか味となる土台が超個性的なのだ。
スープの味がとんでもなく甘い。
タンタンメンと銘打っているが、辛さはほとんどない。
(味の調整はいくらでもできる。辛さゼロというのも可能)
その甘さの元は玉ねぎであった。
スープのトッピングとしても使われているが、
スープそれ自体の中に玉ねぎが見事に溶け込んでいるのだ。
勝浦タンタンメンみたいに固形状態になっているのではなく、
スープそれ自体に玉ねぎがなじんでいるというか。
それに、三種類の胡麻がふりかけられている。
スープのザラザラっとした食感は胡麻なのである。
だが、いわゆる芝麻醤とは違う味わいで、
胡麻っぽさはない。玉ねぎペースト系濃厚ラーメンだった。
こんなタンタンメン、食べたことがありません。
しかも、思いっきりジャンキーな味わい。
胡麻+玉ねぎ+ラー油というすごい組み合わせなのだ。
それでいて、味は本当にまとまっていて、美味しいのだ。
三軒目だったが、最後までガツガツと食べてしまった。
最初、味は薄めなのかな、と思ったが、
食べ進めていき、スープの底に向かうにつれて、
どんどん味が濃くなって、ドロドロになっていく。
メンの持ち上げも最強にすごくて、
最後の最後まで一気に食べることができた。
麺にもそれなりのこだわりがあるらしく、
スープによく合った極上の麺を使用していた!
みてください、このスープのからみ具合を!!