Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

森田や@西千葉 千葉スープヌードル時代到来か?お吸い物的あっさりゆず塩ラーメン!

 

千葉市内で、今、最も大きな期待が寄せられている新店の一つが、『森田や』です。2012年2月13日オープンの新店で、八街からやってきたお店でもあります。店主さんは、若き24歳の男です。

http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/13098fd8d3c25f32506af0aab37ccd78
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/13098fd8d3c25f32506af0aab37ccd78

早速、新メニューが登場したというので、かけつけました

その新メニューとは、「ゆず塩らーめん」(700円)です。

既にレポもありますね。
http://ameblo.jp/yuria-cantante/entry-11206974495.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hary_chimei/28938311.html
(こちらはメニュー情報としてありました)

 

こちらのゆず塩らーめん、この西千葉のお客さんに合わせて、新たに作られた味のラーメンなんだそうです。特に、こってりが苦手な人向け、高齢の方向けなんだとか。

この地で営業して、こちらのラーメンが食べられない、というお客さんがいることが分かったそうです。この界隈は、学生街でもありますが、同時に住宅街でもあり、また古くからこの地で生活している人もたくさんいます。つまり、お客さんは学生だけではない、と。

そして、そんな中で思いついたのが、「お吸い物のようなラーメン」だったそうです。このゆず塩らーめんのコンセプトは、「お吸い物」、そうです、日本の伝統的なスープです。スープ的ラーメン、つまりは、スープヌードルですね。それが、この森田やの新メニューなのです。

スープを飲んで、なんかほっとしました。ほっとしたというか、安心したというか、ふぅ~っていうか。そういう感じです。こういう安堵感を感じるラーメンって、ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな…

こちらのスープは、基本的に鶏と野菜と若干の魚介ダシのようです。鰹の風味がうっすらと感じられて、飲みやすいスープになっています。全部飲み干したくなるような味わいです。

店主さんは、「少し薄すぎますかね?」と心配していましたが、僕はこれで十分に美味しいラーメンだと思いました。濃いか、薄いかは、かなり主観的な判断に委ねられますから、それを述べるのは不適切かな、とも思います。僕は、いい塩梅だったかな、と。

お吸い物ラーメンということで、彩きれいな麩も三つ入っていました。まさに、お吸い物です。それに、わかめと、千葉を誇る玉ねぎも入ります。この玉ねぎがいいアクセントになっていますね。「房総玉ねぎラーメン」の可能性を感じます。個人的には、スープ的に、火を通した玉ねぎも入るといいかなと思ったりもしますが、いらない気もします(爆)。

ともかくも、森田やには、玉ねぎが欠かせないですね。

麺は、こってりと同じかな? ん? 素朴で、食べやすいシンプルな麺でした。特にかん水臭くもないし、普通に美味しい麺だったと思います。この麺で十分いいかな、と。

それに、揚げ麺がトッピングされています。これは、視覚的な遊びですかね。面白いです。ベビースターをまぜ麺に入れるケースは多々ありますが、こういう風に、塩ラーメンに揚げ麺を入れるというのは結構珍しいかも?! 通常の麺と一緒に食べると、何とも言えない食感です。僕は好き。

うん。これもまたなかなか渋いところを狙った一杯になっていたかと思います。これで、こってりとあっさりの二パターンの味が揃ったことになります。あっさりとこってりを食べて思うのは、味自体は違えど、「梨の花インスパイア」になるのかな、とも思ったり。梨の花も、濃厚とあっさりの二パターンあって、どちらも美味しい。そのコントラストやギャップも面白い。しかも、どちらも八街から千葉にやってきている。横浜ラーメンをルーツにする梨の花に、なりたけ~一代に近い森田や、基本の味は違いますが、なんか共通するものがありますね。

それから、この新たなお吸い物風ゆず塩ラーメン、まさにスープヌードルでした。スープヌードルと言えば、鶏麺屋どーちです。どーちの鶏麺が、洋風スープヌードルなら、こちらは、和風スープヌードルということになりますね。

これはもしかすると、「千葉スープヌードル時代」が始まるかもしれませんよ。というか、既に始まっているのかもしれません。ラーメンの範疇を若干超え出た新しい麺料理、しかも、FROM千葉となると、これはこれで面白いことになるかもしれません! これに、「お茶漬け風ラーメン」や「グラーシュヌードル」などが登場してくれれば、「千葉new wave系新ご当地ラーメン、千葉スープヌードル」として、他県にアピールできるかもしれません。

でも、これもまた「濃厚系ムーブメント」のアンチテーゼなんですよね。ここ数十年の間、スープ=飲んではいけないもの、というイメージが定着しました。けれど、「飲んでもよいラーメンのスープ」というのは、あまりありません。ラーメン屋を経営している人ですら、「スープは飲むな」と言いますからね。

飲んでもよいラーメンスープ、そこに、何らかの新たな可能性を感じずにはいられません。

森田や、いよいよ本領発揮か?!、といったところですかね。

***

チャーシュー丼も頂きました。いやー、これで200円ですか。ビックリです。他でチャーシュー丼が食べられなくなるかもしれません。マヨネーズは反則ですよ。炙ったチャーシューにマヨネーズ、もう、一度食べたら箸が止まりません。

200円とあって、分量が少量なのです。それがまたいいのです。たいていのお店は、300円~350円くらいで、量もそれなりにあるチャーシュー丼を提供しています。大食漢の人にはよいのでしょうが、そうでない人にはちときつい。こちらのチャーシュー丼は、とっても潔いのです。ご飯+チャーシュー+マヨネーズ+玉ねぎ少々。これで十分なのですよね。

シンプルイズベストの王道的なチャーシュー丼でした。

これもまた嬉しいサービスです。

らーめん森田や。

いやはや、このゆず塩らーめん、かなりやってくれました。美味しかったです☆

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