外房ラーメンツアー三軒目は、
学生Mさんの住んでいる長生町へ。
長生郡にはまだまだ知られていないラーメン店が
たくさんある。前二軒は既によく知られたお店だが、
長生に行けば、またまだ色んなお店があるのだ。
その中で気になったのが「くいしんぼ」だ。
（既にグルメウォーカーに掲載されてます）
（場所はこちらを参照！）
このお店は創業33年で、現在は二代目の店主だ。
店内はなんか昭和の香り漂うレトロなお店。
雰囲気たっぷり。僕的に好みのタイプのお店。
店主さんにオススメを聞くと、タンタンメンとのことだった。
色んなメニューがあるが、イチオシはタンタンメンとのこと。
なので、そのタンタンメンと醤油ラーメンを注文。
タンタンメンは見た目的にはそれほど驚かないが、
スープを飲むと、きっとビックリ・驚愕するだろう。
なんとも言えない超辛いタンタンメンになっていた。
普通タンタンメンというとゴマベースト＋ラー油を思い浮かべるが、
こちらのタンタンメンは全然違う！
これをタンタンメンと呼んでいいのか分からないくらいに、
通常のタンタンメンとは違う味になっていた。
しかも、外房名物の勝浦式タンタンメンとも違う！
ラー油の味もしなくもないが、ラー油の味がメインではない。
こんなタンタンメン、他では食べたことがない。
うちの学生も目を真ん丸くしていた。
醤油ラーメンもすごかった。
っていうか、ここの醤油ラーメンはかなり個性的。
見た目的には、王道の中華そばって感じなのだが、
味が違う！
前に北海道で生姜ラーメンを堪能したが、
それに近いほどに強烈な生姜の風味の醤油ラーメンだったのだ。
これはすごい。生姜嫌いな人は絶対無理だろうな、と。
良くも悪くも、すごく食べ手を選ぶラーメンになっていた。
しかも、生姜の風味のみならず、
七味（唐辛子）が入っていて、かなり辛い。
辛くて、生姜たっぷりの昔ながらの中華そば、
そんな感じの一杯だった。
あと特記すべきは、ここの麺。
店の出で立ちからは想像できないが、
自家製麺を提供している。
もっちりしていて、のど越しのよい麺。
三杯目なんだけど、新鮮に食べられた。
今回の三軒の中で最も感動のあったラーメン店だった。
これが「ラーメン発見伝」、これぞラーメンの「出会い」である。
これがあるから僕はラーメンの食べ歩きをやめられないのだ。
是非一度この魅惑のお店に行ってもらいたいなと思う。
外房のファイナルウェポンとなる・・・か。
くいしんぼ
長生郡長柄町山根１５７４－１
0475-35-4296
