秋田ラーメンツアー、四軒目は、
創業七年目を迎え、十八番インスパイア系と言われる『麺屋もと』へ!
能代市字高塙213-3です。
場所は、能代駅と東能代駅の間くらいです。
歩くとちょっときついかなぁ。自転車圏内です。
オープン前にお店に到着!!
店前で待っていたら、後から二人の男性がやってきた。
そのお二人は、某新聞社の人で、大のラーメン好きの方たちでした。
もちろんすぐに意気投合。楽しくオープンを待つことができました。
さらに、秋田市内のオススメラーメン店を教えてもらいました☆
ありがとうございます!
さて、店内はちょっとログハウス風。
『木』にこだわりがある感じでした。
テーブルは、木を輪切りにしたすごいテーブル。
カウンターの木もすごかったです。
細かいところにまでこだわりをしっかり感じました。
『十八番』にフラれていたので、醤油、塩、味噌の三種のラーメンを注文!
醤油ラーメンは、和風? なんとも言えない不思議なラーメンでした。
魚だしが主だと思うのですが、特定の魚の味はほとんど感じません。
醤油も尖ってなく、優しく丸みのある味わいでした。
また、レモンが入っていて、どこか清涼感があります。
今まで食べたことのない味の醤油ラーメンでした。
この味は言葉で説明するのがとても難しいです、、、
塩ラーメンは、さらに不思議なラーメンでした。
レモンの魅力が一番発揮されていたラーメンだったと思います。
こちらも和風スープが主体でした。
醤油以上にマニアックなラーメンかな、と思いました。
常識的な塩ラーメンを越え出たすごい一杯でした。
味噌ラーメンは、ちょっぴり濃厚なスープで、
あまり味噌を感じないタイプの味噌ラーメンでした。
こちらのラーメンだけは、鶏ガラベースでした。
こちらの味噌ラーメンはすこぶる評判がよいのですが、
僕の中では、「おいしい味噌ラーメン」としか思えませんでした。
味噌の味・香りはそれなりにしていましたね。
どれも、魅力的で、不思議で、とっても美味しいラーメンでした。
心から満足できました。特に塩はかなり突出した味わいだったかな、と。
しかも、すべて無化調。無化調でここまで味を引き出せるとは。。。
店主さんとも少しお話をしました。
十八番が大好きで、毎日のように通っていたみたいです。
まさに『十八番インスパイア系』の名にふさわしいお店と言えるでしょう。
修業しているわけではない、けれど、毎日食べに通った、と。
これこそ、ラーメン店主らしい学び方だと僕は思います。
麺屋もとも開業七年目にして、
名実共に本家に匹敵する大人気のお店になりつつあります!
さらに、感動的なことがありました。
店主さんのお父様が、なんと東能代駅まで車で運んでくれたのです。
これは本当にありがたかったです。ありがとうございました!
お父様のこだわりも店内のあちこちにしかけられています。
それを見つけて楽しむのもまた、ここの楽しみ方の一つでしょう。
「お店の名物お父さん」、これもまたこのお店の魅力なのです。
お忙しいなか、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
本家十八番を食べてないのでなんとも言えませんが、
確実に秋田を感じる(代表的な)個性的なラーメン店でした。
こちらの「もと」と「ねぎぼうず」は秋田の新世代です。
十八番にはじまる新しいRAMEN WAVEの予感ですね☆
また絶対に行きたいお店と出会ってしまいました