Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

うまいもん@デュッセルドルフ 仰天!2012年7月開業の鶏白湯専門新店!限定冷やしラーメンも凄い!

なにわの店員さんに、「匠となにわの他に、いいお店はありませんか?」と尋ねたところ、川の向こう側に新しいお店ができたって聞きましたよ。匠と関連店だとか。匠で聞いてみたらどうですか?」と言われました。そこで、匠に戻り、店員さんに尋ねると、「プリンツェンXXX(外がうるさくて聞こえず)駅の近くにあります。駅から見えると思います」との情報をゲット。というわけで、プリンツェンなんとかという駅を探して、その新しいラーメン店を探すことにしました。もう、ボルテージはフルマックス!

駅なわけで、Uバーン(地下鉄・路面電車)の最寄駅に駆け込み、地図とにらめっこ。これが楽しかったりもする。そして、プリンツェンなんとかを探す。川の向こうと言っていた。しばらく地図をにらんでいたら、ありました。プリンツェンアルレー(Alleeは並木道という意味)。

たまにはこういう写真も♪。かなりいい感じの路面電車ですよ。

そして、着きました。プリンツェンアルレー!

デュッセルの超新星の新店は、この駅の近くにあります!!!

この駅を降りて、川の反対の方向に歩いてすぐ、ということでしたので、その通りに歩くと、ありました。っていうか、この新店の看板を見て、たまげました。まず、この看板にひっくり返りそうになりました。

見てください。衝撃の写真♪

と、と、と

鶏白湯ですって!?!?! ドイツライフで一番の衝撃がこれだったかも。

ドイツに鶏白湯専門店が登場!?!? もう、こりゃ、地球の歩き方に投稿しないと(爆)。

もう、おどろきもものきさいしょのき、ですよ。鶏白湯ラーメン専門店がドイツに登場するなんて。

石神さん!!! すごくないですか?! 遂にあの鶏白湯、ドイツ進出ですよ!!!!

***

というわけで、デュッセルドルフの新店、「うまいもん」です。

さて、まじめに。

2012年7月にオープンしたばかりの超新店の『うまいもん』。こちらのお店は、Uバーン(地下鉄)に乗って、16分くらい行った郊外にあります。ドイツ初心者にはハードルが高いかも。ただ、中央駅から地下鉄で一本だから、行けないことはないはず。Prinzenallee駅から徒歩すぐ。駅を降りてさらに街から少し離れたところにあります。地下鉄(とはいっても、この駅付近だともう地上を走ってますが)の線路沿いにあるので見つけるのは簡単かな、と。

このお店は、匠の運営元と同じ系列店。匠ではないんですが。

なんとなんと、このお店、『鶏白湯ラーメン』が看板メニューのお店なのです! びっくりしました。ドイツで鶏白湯ラーメン専門店にありつけるとは。しかも店内は超おしゃれ。BGMも超オシャレ。どこからどうみても、都内のいけてるラーメン店でしかない。あるいは、イメージ的には店内の明るい「まるわ」☆。しかも、夏季限定で、『冷やし鶏そば』(冷やしラーメン)まであるじゃないですか。

 

もう、意味が分からない。このお店、いったい誰のために、何のために、この場所にあるのでしょうか。しかも、お客さんの入りが実にいい。このあたりに、日本人の住宅街がいっぱいあるんでしょうか?(後で分かったのですが、この周辺に多くの日本人が暮らしているそうです。近くに幼稚園や日本人学校もあるそうです)

さて、メニュー。

   

まずは、鶏白湯ラーメンですよね。なんといっても。

  

こちらの鶏白湯ラーメン、かなりかなり本格的です。これまた後で分かったのですが、こちらの店主さん(社長さん?)は別のお店で大量に鶏をさばいておられたらしく、鶏の骨が大量に出ているそうで、それを元にまかないで鶏白湯ラーメンを作っていたんだそうです。がゆえに、日本顔負けの鶏白湯ラーメンが提供できたというわけなんです。いやー、驚きました。ギトギト、ドロドロな鶏白湯ではなく、どちらかというと上品でさっぱりとした濃厚鶏白湯ラーメンでした。六本木?の名店の味がイメージにあるそうです(どこだろう?)。ポタージュっぽいところもまたなんとも。ジャガイモやさつまいも等は入っておらず、玉ねぎなど野菜がかなり溶け込んでいるそうです。ベジポタ濃厚鶏白湯ラーメンがドイツでねー。うーん。。。

麺は西山製麺。言うまでもなく、旨い麺です。日本の西山製麺というと黄色くてポキポキした麺というイメージですが、こちらのはちょっと違います。より汎用性の高いものになっています。なんとドイツに空輸するためにわざわざ考えられたオリジナル麺なんだそうです。とてつもないです。…ただ、こんなド・マニアックな鶏白湯ラーメンを出して、こちらの人に受け入れてもらえるんでしょうかね。聞くと、意外とこれが受けているそうです。

玉子はややゆるい固ゆで玉子でした。結構しょっぱめの味付けで、お酒に合うだろうな、と♪

続けて、限定麺をば♪ 冷やし鶏そばですよ!!!

   

いやー、もう、絶句です。こんな超どマニアックな冷やし麺がドイツで食べられるなんて。

僕の中では、大喜の冷やし麺を想像してしまいました。もう、一言で、「好き♪」。あっさりしていながら、シャープなキレ味。すきっとします。この日は、ドイツでも過去最高級の猛暑で、冷やしラーメンに癒されました。

こちらも揚げたネギがいい味を出していました。魚介の風味はほとんどありません。揚げねぎと鶏スープのコントラストが美しい冷やしラーメンでした。具だくさんですし、最後まで楽しくいただけると思います。

しかし、デュッセルの町中ならわかるけど、こういう町から外れたところで、こんなどマニアックなラーメン店を開くなんて。もう、何から何まで、意味不明…

***

はっきり言います。僕は混乱しましたよ。いったい何なのか、と。いったい匠にしろ、このお店にしろ、いったい誰がこれらのお店を動かしているのか。全く分からない。っていうか、その背景が知りたい、と思っていたら…

なんとなんと、隣に座っているお方が、なんと匠、そしてここの社長さんだったのでした。そりゃ、もう僕は興奮ですよ。かれこれ、1時間くらいはお話を聞かせてもらったと思います。きっと、あきれられたと思います。現役ラーメンフリーク、デュッセルで狂う、ですからね。

何から何までびっくりでした。僕の弟にそっくりな40代の方で、ドイツ歴は僕よりも長い方でした。もともと料理人としてドイツに来られた方らしく、95年からドイツでの生活を送っているそうです。完璧に僕より先輩です。僕は98年ですからね。ただ、同じ時期にドイツにいたんだなぁと思うと、ちょっと感慨深いですね。で、その後、色々とあって、串焼き屋の運営を任されるようになったんだそうです。そこからが、彼の転機の始まりでした。5年ほど前に「匠」を開業させ、「なにわ」一極集中支配の状況の中で、新たな風を呼び起こしました。その後、東京の神田にもお店(NOCCHI)を出店しました。現在はありません。で、現在は、上述した二店舗の他に、串焼き屋、カフェ、そして匠ミュンヘン店を経営しているんだそうです。さらに、また新たに一店舗オープンさせるそうです。これは楽しみですね。

また、必ずや、来たいと思います。今年度のドイツ語愛好会は、デュッセル経由で、北ドイツ巡りだな♪ うーん。でも、そうすると、ウィーンには行けなくなる…。難しい。。。

***

おまけ1

スタイリッシュな店内です。この規模がいいっすねー♪ もう、ホント、石神さんに来てもらいたいです。

おまけ2

 

従業員募集していますよ!

ドイツで働くなら、もうここで働くのが一番かもしれませんよ!!

ワーホリOKだそうです。どーする、ばーち!?

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