Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

NOODLE AND BAR SANCHA FUKAMI@三軒茶屋 麺最高!

三軒茶屋、二軒目は、昨年4月にオープンした話題店。
【NOODLE AND BAR SANCHA FUKAMI】だ。

このお店のご主人はなんと徳島出身♪
なので、もちろん話はすぐに合ってしまう。
徳島ラーメンについてもとても詳しい方で、
ラーメンそのものへの期待も自然と高まってしまう。

このNOODLE AND BAR SANCHA FUKAMIは、
三軒茶屋駅から徒歩7分くらいかな。
来来来のちょっと先の細い路地を入ったところにある。
一応前もって調べておいたほうがいいかもしれない。
いわゆる「路地裏系Barスタイルのラーメン店」だ。

徳島ラーメンというのもあったが、
まずは最初ということもあるのでらーめん(700円)を注文。

出てきたラーメンはシンプルな動物系醤油ラーメンだった。
スープの基本は鶏、しかも徳島の阿波尾鶏を使っていて、
鶏白湯系のスープがメインとなっている。

スープ自体はとてもとてもまろやかで若干とろっとしている。
が、いわゆる近年定番の濃厚魚介とも一線を画している。
濃厚スープとあっさりスープのちょうど中間くらいの味わいだ。
結構味的に濃いスープなので、のどが若干ひりひりする。
スープは綺麗で、きちんと手を入れたスープなのが分かる。

だが、SANCHA FUKAMIのすごいのはここからだ。

まず麺が圧倒的に独自的で、食感が抜群によかった。
僕の中では岩手の宮古ラーメンに近いタイプの麺で、
細くて、やや平打ちの麺で、ツルツルっとしたのど越しの麺。
洗練されたチキンラーメンの麺と言ってもいいかもしれない。
製麺所のオーダーメイド麺らしく、この麺は抜群によかった。

さらにチャーシューも超ハイレベルの逸品。
分厚くて大きくてジューシーで歯ごたえよし。
とにかくがっつり食べたくなるようなチャーシューになっていた。
たしかな満足を覚える骨太な男らしいワイルドなお肉だった!

しかも!メンマにもしっかり手を入れていて、
コリコリっとした食感と煮付けた味わいが口に広がった。
このメンマも他をしのぐすばらしい味わいだった。

久々にうなりたくなるようなラーメンであった。
が、ひとつ大きな問題に気づいてしまった。

それは、スープ以外が圧倒的においしすぎるという問題だ。
もちろんスープも決して悪くない。こだわりもある。
が、それ以上に麺、チャーシュー、メンマがおいしすぎるのだ。
だから、比較的にスープがどうしても貧弱に感じてしまう。
そういうことを書いているブログもあった。

スープがかなり中途半端な印象を受けてしまうのだ。
この麺だったら、もう少しあっさり路線に絞った方がいいのかな、
というのが僕の率直な感想。(もちろん濃厚でもいいんだけど)

これでスープが改良されて、いい着地点を見つけたら、
かなりすごいラーメン店になるのではないか?!
このお店の未来の可能性を確かに感じる一杯だった。

しかし、この三軒茶屋。いいお店がいっぱいだ。
今度は和正~来来来~SANCHA FUKAMIというツアーをしたいな。
臥龍も個性的だったよな~。茂木も捨てがたい・・・

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