昨年、ラーメン業界、評論家たちを最も熱くさせたお店の一つが、
こちらの『金字塔』だったと思います。(一昨年は元が卓越してましたねー)
この一、二年は、淡麗系がやはり強くなってきていると思います。
とみ田、TETSUで濃厚系に一つの区切りがついて、
ロックンロールワン、元あたりから淡麗系へと舵を切っていった、
そうみていいのかな、と。
とはいえ、90年代の魚介醤油とは違うベクトルに向いていて、
醤油、鶏、塩の旨味を最大限に引き出すラーメンが今の主流かもしれません。
よりシンプルになっているといえば、シンプルになっているような…
さて、金字塔です。
http://www.hotpepper.jp/strJ000765396/
遅ればせながら、ようやく行けました。
池袋から赤羽ってそんなに遠くはないですねo(^-^)o
赤羽駅から徒歩5分くらいかな。十分徒歩圏ですね。
お店は、縦長で、細長いL字カウンターと、二人がけテーブル席がありました。
券売機があります。今回は先輩と二人だったので、特選しおそばと特選つけそばを頂きました☆
特選しおそばは、まー、もう凝りに凝ったラーメンでした。
美しすぎて、見てるだけで満足しちゃいますね。都内を賑わすだけのパワーがあります。
まずびっくりするのは、黄色い半熟煮玉子ですね。
なんじゃこりゃ的な…(^^; ま、味的にはそんなに奇抜ではないですが…
スープは、上品な鶏豚スープでした。
さっぱりしていて、まさに上品なスープそのもの。ともすると淡白過ぎる気もしますが…
その淡白さを補完するのが、燻製ベーコン、チャーシュー、肉団子などのトッピング。
メンマもぶっとくて、味も濃い目。
さらに、淡白さをカバーするのが、別皿で出されるコーヒー油。
コーヒー豆が入った油です。
なんですか、これは…
この油を入れると本当に一瞬コーヒーの風味が体を突き抜けます。
これにはびっくり…(まー、でもこれは一瞬の仕掛けかなー…)
とにもかくにも、都内淡麗系の最先端に触れた気がしました。
凝りすぎるくらいに凝ったラーメンでした。
そして、噂のあのつけそば、、、↓
特選つけそばは、もうやり過ぎでしょ…と言いたくなるくらいにやり過ぎのつけ麺でした。
麺皿が二段がさねになっていて、中太麺と細麺の二種ありました。
もう、ラーメンっていうよりは、鶏ざるそばって感じですかね。
つけ麺の範疇を越えてる気がしました。
麺が中華麺で、スープがラーメンスープなので、つけ麺なんでしょうが、
これはもう『蕎麦屋のつけそば』ですよ…
トッピングは、特選しおそばと一緒。
スープも、つけ麺にしてはかなりあっさりしたスープでした。
こんなに淡白なスープで大丈夫なのか?!っていうくらいに…(^^;
で、スープ割り、、、
なんとなんと、玄米茶でした!!!
これがまた、なんともいえない上品な味わいのスープに、、、
若者にはかなり物足りないかもしれませんが、
僕以上の年齢のラーメン好きにはかなり嬉しい逸品でした。
念願の金字塔、さすがお見事でした!