「大人のゼイタク、オトナ様味」
遂に出ましたよ~。
こういうお店♪
若者向けじゃない、落ち着いた感じの新店!!
こういうお店、できないかなぁって思っていたのです。落ち着いた雰囲気で、高級感のあるお店。
しかも、一杯2000円とか3000円とかそういう奇抜なラーメンじゃなくて、普通のラーメンで。
現在、ラーメンフリークさんたちの間でも話題になっています♪
場所は飯田橋の「つじ田」の裏手。
隠れ家的なお店になっています。
ね。なんか、シックというか、和的というか。
落ち着いた雰囲気がビンビン伝わってくる外装です。
凝ってますねー。
券売機を見ると、「煮干蕎麦」がメインで、並と上があります。
わー、和風和風!!!
でも、これ、知らない人からすると、「蕎麦屋か!?」って思われそうで。。。
煮干ダシのお蕎麦屋さんと勘違いして入ってきたお客さんのリアクションはいかに?!
お値段も、並で780円。
ちょっと高額ですけど、1000円を超えるわけでもない。
まさに、らーめん好きの大人のちょっとしたゼイタクって感じがしますね。
煮干蕎麦、いったいどんなラーメンなのでしょう?!
こちらが、「煮干蕎麦 並」です。
美しいヴィジュアルです。もう、芸術作品って言っていいような(苦笑)。
うっとりさせられます。
で、お味ですが、、、
一口スープを飲んで、「なるほど~!」、と思いました。
「マニアックなラーメンフリーク」なら、「よくぞ、この味を都内で!」、と喜ぶと思います。
濃厚な煮干しラーメンは、近年の主流ラーメンの一つですが、その本場といえるあの場所のあの味は首都圏で再現できていないなぁ、と思っていました。が、ここにきて、遂に、その味に限りなく近づいたように思いました。
思わず、お店の人に、「このラーメンって、あの町のあのラーメンの味ですよね?」、と尋ねてしまいました。そうしたら、なんとなんと、「そうなんです。強い影響を受けています」、とのことでした。
僕としては、もう大喜びですよ。
あのマニアックなラーメン(その地域のラーメン)が都内で味わえるんですから。
…と、もったいぶっていますが、もったいぶらせてください★
とにかく煮干風味炸裂です。良くも悪くも炸裂です。
苦手な人には、これは無理だろうな、というレベル。食べられないかも?!
でも、好きな人にはたまらない。明らかに「食べ手」を選ぶラーメンといいますか。
さすがは、都心の最も難しいエリアで勝ち続けている「つじ田」ですね。
恐れ入りました。
ちなみに、こちらが「煮干蕎麦 上」です。
上というから、さらに高級なラーメンなのかと思いきや、、、、
いわゆる「特製系」ですね。
トッピングが多くなっているだけでした。
チャーシューが増えて、煮玉子が入る、という。
スープ的には同じです。
サイドメニューもチェック♪
珍しかったので、「ねぎとろ丼」を。
こちらは、普通のねぎとろ丼でした。ラーメン屋さんならでは、というものではありませんでした。
癖の強い煮干ラーメンには、意外といいのかも?!
珍しいミニ丼、ということで。
オトナなラーメン屋さん。
新しいコンセプトかな、と思いました。
アラフォーにさしかかる僕としては、もう少しオトナなラーメン店でもよかったかな、とも。
とてつもなくマニアックなラーメンを、静かで、広々としたところで、ゆったりと食べたい。
なお、このお店自体は、結構狭いです。
あと、BGMが京風でいいんですけど、音量が大きすぎます。オトナ的にはもう少し音量を絞った方が、、、
色んな意味で、突っ込みどころ満載、ですかね。
いいんです。このお店は、きっと、つじ田の「実験店」なのでしょうから。
実験はもっともっとやってほしいです。
答えがないのが、ラーメンの世界ですからね。
だんだん動きが固定化されてきているようで、懸念しています。
もっと、面白くて、驚くようなラーメンに出会いたいんです。