南房総ラーメンツアー6杯目にしてラストは、驚愕の老舗、『ごいみ』です!!。
↓知る人ぞ知る、という名店です!
http://seaisland.seesaa.net/article/87104725.html
http://blog.nanairo.me/?eid=115
http://blog.livedoor.jp/tsurezure_nikki/archives/51249373.html
http://ramendb.supleks.jp/s/13535.html
(さすがにレビュー、ありませんね…)
なぜだか、諏訪神社の「中」に存在しているんです。いや、ギリギリ違うのか、、、謎です。
「きたなシュラン」真っ青の、とてつもなく古めかしい家屋です。これは、凄い。まず、普通の人は入ろうと思わないでしょう。観光客には、見向きもされないでしょう。千葉には、既にきたなシュランで取り上げられたお店が数多くありますし、僕もそのお店をまわってきました。が、その比ではありません。僕的には、全国でも屈指の、そういうお店の外観です。…館山の仙娥(せんが)は、負けず劣らずかなー。仙娥も凄かったから。あと、犬若食堂か。仙娥、犬若食堂、ごいみは、ある種千葉県内最強(最狂)のお店であり、ある種是非行くべきラーメン店かもしれない。
http://kitanaumai.kapuseru.net/
店内も凄いです。房総つけめん以来の衝撃となる風景がそこに広がっていました。こんなに(失礼ですが)崩れかけた家屋なのに、店内は地元の人らしきお客さんでいっぱいなんです。埋まってるんです。あり得ないでしょう。しかも、時間帯的にも、昼時をとっくに過ぎている。よく見ると、天井がヤバいんです! ちょっと何かがあったら、崩れそう。店内奥に座敷っぽいところがあるんですが、そこも何やら色んなもので埋め尽くされています。他にはない世界観です!( ̄□ ̄;)!! ただし、なぜだか、厨房は広々としていて、整理整頓されています。…演出なのか?!(苦笑)
ごいみという名は屋号だそうです。五右衛門が変形してごいみになったそうです。創業30年の老舗。この周辺には、30年クラスのお店が結構ありますねー。店主さんは、昭和20年代初期に生まれたそうです。団塊世代のちょっと前の人ですね。お店の外観とは異なり、店主のおじちゃんは結構紳士的な方でした。
メニューは色々ありますが、基本に忠実に、ラーメンを注文しました。
見て、食べて、震えましたよ。久々に心底興奮しました。
なんといっても、東京のお店で習ったという手打ち麺が凄いんです。ピカ一です。断言させてください。千葉県内で、最も素晴らしい麺だと思います。この麺、毎日打っているそうです。製麺機じゃないですよ。手打ちです。毎朝、小麦粉をこねているんだそうです。それを包丁で切って、手で麺を縮れさせるんです。まさに、「手打ち」でしょ!? これにはビビりました。
これはらんちばさんと一致したんですが、岩手県宮古の「たらふく」に限りなく近い食感の麺でした。比喩的に言えば、コシのあるチキンラーメンの麺。ちゅるちゅるで、つるんつるん。柔らかさとしなやかさがあります。なんとも、官能的な麺です。もう、この麺を食べるために、今日、ここに来た、と言ってもいいくらいです。「たらふく」に近く、また山形・酒田の麺にも通じるかな、と。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/72/e6b935bda1d33a63f8d7885258499bba.jpg
店主さんにそのことを伝えると、「そーか~?!そんなに凄いか~?! そ~なんだ~。でも、常連のお客さんは、全然そんなこと言ってくれないよ~」とおっしゃっていました。が、常連さんの一人が、「ここのラーメンをいつも食べているから、他じゃラーメンは食べられないのよ~」と話してくれました。
スープは、鶏、豚ゲンコツ、野菜だそうです。昆布も魚介も使っていません。いたってシンプル。醤油の味はそれなりで、わかめの風味が強いです。わかめ、実際に結構入っていますからね。臭みのあるチャーシューは、このスープには、もう完璧に合っています。オーソドックス。でも、それなりにイケイケ。昔のジャンクなラーメンのスープ、という感じです。これに、手打ち麺が入るんですが、麺を美味しく食べるためには、こういうスープがいいんでしょうね。もう、無我夢中で食べました。六軒目なのに。
もう、心底、あっぱれですよ。ある種、超マニア向けですね。この日本一、壊れかけの家屋(すみません、、、)で食べる千葉一素晴らしい手打ち麺のラーメン。もう、何が何だか分かりませんよ。価値観の崩壊です、、、(汗)
ただ、一つ言えることは、
「本当の本当に素晴らしい手打ち縮れ麺です!」
ということです。それに尽きます。
僕の中では、もうこの「ごいみ」にぞっこんです。全てにおいて、圧巻というか、全てにおいて、無敵というか。それくらい、とんでもないお店だということは間違いないです。「南房総で最も食べなければならないラーメン」だと僕は胸を張っていいます。言わせてください。それくらい、感動したんです。言葉はありません。「おおおおお」くらいです(苦笑)。
これから、僕はこのお店をみんなに執拗に宣伝します。
早くも、2012年驚愕のラーメン入り確定です
看板も素敵です。
海の見える場所なんです!
諏訪神社です。