Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

◆清春◆MEDLEY◆やはり黒夢は偉大だった!


(画面をクリックすると清春のブログに行きます!)

清春が遂に黒夢時代のヒット曲をセルフカバーしてくれた!
黒夢名義じゃないところがちょっと残念だけど・・・
このアルバムは、黒夢時代のシングル曲を再録したもので、
BASSはHITOKIではない。清春のソロ作品と考えてよさそうだ。

しかし、本作を聴くと、もう紛れもなく黒夢。
全体を通して、黒夢時代のサウンドそのものが再現された感じになっている。
細かいアレンジや若干のリフの変更などは随所に見られるが、
色というか、温度というか、匂いというか、
そういう曲や歌の世界観は黒夢時代のまんま。

清春のソロも聴いてきたけど、
そのソロ時代の彼の毒気というか味というか、
そういうソロの清春っぽさはあまり感じられない。
黒夢の頃の清春に戻って歌っているって感じだった。

それにしても、黒夢の歌はホントどれも卓越していた。
今回の作品は黒夢がどれほどすごいバンドだったかを
改めて確認するためのアルバムとも言えるだろう。
なにせ名曲ばかり。カッコイイ曲がずらりと並ぶのだから・・・

デビューシングルのFOR DEARは涙なしでは聴けないな。
臣の泣きのギターメロがホント胸に響く。
この頃ってまだ高校生だったんだよな・・・(たしか)
で、ミュージックステーションに黒夢が出て、
この曲を歌ったんだ。カラオケでも何度歌ったことか。

次のICE MY LIFEは、94年発表のセカンドシングルで、
臣在籍最後のシングルとなった曲だ。
これも黒夢王道で、切なくてエッジのきいた曲だったな。

優しい悲劇は、黒夢の傑作曲の一つ。
この曲で黒夢を知ったひとも多いはず!!
今回の作品ではかなりアレンジされている方かな。
ちょっと聞いただけだと優しい悲劇だとは思わないかも。
しかし、本当にこの曲も甘くて切なくてメロディアスで素晴らしい。

MISS MOONLIGHTも大ヒットした曲だったなぁ。
ただ、僕的には、いい曲なんだけど印象が薄い。
ちょっとありきたりな感じというか、普通過ぎる曲だったな。
もちろん大好きな一曲。ただいかんせん地味だったような・・・
アレンジはこっちの方が好きだな~

ちょっとサプライズだったのが5.HAPPY BIRTHDAYだった。
この曲を聴くと、大学時代を思い出さずにはいられない。
僕的に一番キラキラしていた大学1,2年の頃に戻っちゃうなぁ。
今回のアルバムのおかげで、あの当時の気持ちを思い出せた気が。
「初めて逢った化粧の顔は誰にでも笑顔見せる」、
っていう歌詞が好きだったなぁ~♪
音的には黒夢時代の方が好きだけど、こっちの方が演奏が良い♪

BEAMSピストルは、まさに黒夢全盛期の大ヒット曲。
「う~ ハイビ~」っていうのが懐かしいな。
黒夢が徐々にパンクに寄っていく気配を僅かに感じるBEAMS、
そして、ピストルは後期黒夢の方向性を決める曲になった。
ポップで透明感のあった黒夢がパンキッシュでBADな感じに変わった。

そして、黒夢の中で最も素晴らしい一曲、LIKE A ANGEL
出だしのダダダ、ダダダ、ダダダダッ、ダダがすごくインパクトあった。
この曲はいったい何度聴いただろう。
この曲から何度勇気をもらっただろう。
ジキルだと華麗、LUNA SEAだとWISHに相当する最高のキメ曲だった。
今回のアレンジはやや控えめな感じだが、それでも素晴らしい♪

NIGHT&DAYも名曲だと思う。
黒夢がピークを越えて、ちょっと迷いを感じる頃だったと思う。
他のシングルに比べるとやや地味な感じもするが、
どの曲よりも雰囲気があって、乾いた感じがして好きだったなぁ~

黒夢はピーク後もカッコイイ曲を出し続けた。
それを証明するのが、少年だった。
この曲も黒夢らしさがつまった曲で、大ヒットした曲だった。
通常のバンドだとピークを過ぎたらあんまりいい曲を書かなくなるんだけど、
黒夢は違った。この曲を聴けばそれがはっきりと分かるだろう。
サウンド的には初期と全然違うが、曲の卓越性は全然変わっていない。

出だしのスチャスチャスチャ・・・というギターが印象的なMARIA
この曲もポピュラリティー溢れるはじけた黒夢らしいシングル曲だった。
随分パンクな感じにはなっているが、このメロディーは実に素晴らしい。
今回のアレンジで、かなりよくなっている気がする。
再録って当時のテンションを奪うことが多いが、
このMARIAは当時以上にすごいテンションを感じさせてくれる。

***

やっぱ、黒夢はすごいバンドだったと再認識。
すごいっていうか、本当にいい曲を歌うアーチストだった。
曲的には結構シンプルだし、それほど凝ったことはしていない。
でも、心に響くっていうか、胸に届くっていうか、
そういう印象に残る曲をたくさん生み出してきたのだ。

僕的には、黒夢は十代後半から二十代前半の思い出を
思い出させてくれるバンド。
人生の中で一番キラキラしていた時代に、
こよなく愛したバンドだった。

インディーズ時代は結構ライブに行ってたけど、
メジャーで売れてからは見に行かなくなったなぁ。
一度、最前列で黒夢のライブを見たことがあったなぁ~
(たしか五反田メルパルクホール・・・)

はぁ(深い溜息)、懐かしいなぁ~・・・

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