Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

麺処まるわ@作草部 新名物!「外房風ラーメン」だ!

 

かねてから耳にしていた「外房風ラーメン」と遂に対面!
(前回はタイミングが合わず、食べられなかったので)

この外房風ラーメンへの店主さんのこだわりは一入だろう。
僕と同じく外房で育った店主さんだけに、
外房風ラーメン=まるわの看板と考えているに違いない。
つまり、自分のアイデンティティとなり得るラーメンなのだ。

注意すべきは、この外房風ラーメンは、
いわゆる「勝浦式タンタンメン」ではない。
この数年、外房地区に広がりつつある淡麗系ラーメンを指している。

外房地区には、樹幸@土気とみたけ@大網という有名店がある。
この二店が外房エリアに新たな風を送り込んだことは間違いない。
(また、茂原の健康ラーメン点心の館も忘れてはならない!)

それに触発されてか、それとも偶然か、
この二店に続けと、続々と勢いのあるお店が外房地区に登場したのだ。
例えば、花キッチン、Be Hive、麺八戒、三軒屋、パラダイス軒、
かいと、岬らーめん・・・etc.

とりわけ三軒屋とBe Hiveの登場は外房地区に大きな影響を与えた。
若手の店主、都内に負けずと劣らないセンスと斬新さ、
見た目のスタイリッシュさと研ぎ澄まされたラーメンの味。
都内のラーメンフリークをも呼び込むほどに話題性が高い。

そんな今の外房新勢力の味を千葉市内で再現しようとしているのが、
ここの新メニューの「外房風ラーメン」なのだ。
ゆえに、このラーメンとは別に坦々つけ麺があるのである。
つまり外房ニューウェイブ系と外房伝統系の二種を備えている、ということだ。
まるわがこの二種の新メニューを同時に出したことに、
大きな意味・意義があることは間違いないだろう。
また、ここにこそ、外房出身の店主の「思い」が凝縮されているのだ。

というわけで、まるわ店主の渾身の一杯、
「外房風ラーメン」を注文!

出てきたラーメンは、想像通り、
あっさりとした風味豊かなスタイリッシュなラーメンだった。
見た目からして、外房ニューウェイブ系のテイストが満載だ。

ライトで仄かに透きとおったスープに、
鯖節を中心とした魚介の風味が漂う。
スープの色からして、タレは醤油ベースかな。
でも、いわゆる醤油ラーメンとは一線を画すもの・・・かな。

魚介風味が強いスープではあるが、
それほど「魚介っぽさ」を感じない。
ここがなんともいえない変化球になっていて、
従来の魚介醤油ラーメンとも違う味わいなのだ。

仄かな磯の香り、
従来の枠(範疇)では量れない味、
シンプルながらに溢れるハーモニー、
そして、明確なコンセプト。
オリジナリティー溢れるラーメンだった。

麺は、わりと細めのストレート麺。
繊細なスープにはストレート麺がたしかにぴったりだった。
味加減からして、もう少し細くてもOKかな、と。

細長くて柔らかいチャーシューは確かな逸品。
メンマはもう少し改良の余地があるかな、と。
(ただし、穂先メンマだとそれはそれでありがちになっちゃう)

開店当初は、ふ~む・・・という感じだったが、
どんどん良くなってきている。
っていうか、どんどん本性を剥き出しにしている・・・
研究熱心であり、オシャレであり、野心的であるまるわ、
でも、本当の勝負はここからだ、と思う。

今後、どのように進化・発展・成長していくのか?!
これからも影ながら、そっと応援していきたい。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「千葉市 稲毛区」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事