このブログでは、時折、男女論を書いています。
今回は、「男が知っておくべき女の特性について」、です。
この逆については、もう、みんな知っていると思います。
女が知っておくべき男の特性とは、「男はみんな、例外なく、エロい」、ということです(苦笑)。
まー、そんなことは、言わなくても、男女問わず誰もが知っていることでしょう。
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さて。
男が知っておくべきことであるにもかかわらず、あまりにも知られていない女の特性があります。
それは、
「おしゃべり」
ということです。
女という生き物は、とにかく、しゃべります。
しゃべらないと、死んでしまう生き物ではないか、と思うほどに、よくしゃべります。
男性諸君は、「静かで、おとなしくて、清楚な女性」が存在すると思っていますが、それは妄想なのであります。
女という生き物は、例外なく、みんなしゃべることを欲求しているのです。
しかも、その話は、抽象的な話ではなく、極めて日常的で、具体的な事柄についてです。
なので、男が聴いても、何にも面白くないことばかりなのです。
「ねー、あのね、この前、友達のA子がね、仕事に行く途中に、犬を見つけたんだって。その猫、すごく黒くて、かわいかったんだって。でね、その後に、かなりイケメンの男性に声かけられたんだけど、なんか、ちゃらかったから、無視したんだって。けど、あまりにもしつこく、熱心に、話しかけてくるもんだから、ちょっとだけ、返事してあげたんだって。そしたら、それだけで、そのイケメン、嬉しくなっちゃったっぽくって、ちょうしにのって、A子の連絡先、聴いてきたんだって。なんか、すごい軽くない? もちろん、A子は、そのまま、無視して逃げたんだけどね。でね、そのA子なんだけど、最近、なんか彼氏とうまくいってないっぽくって。なんか元気ないの。で、こっちから、「大丈夫?」って、連絡いれたんだけど、「大丈夫」って返してくるだけなんだよねー…」
男からすれば、「あー、そーですか。で、何が言いたいわけ?」って思うわけです。
この話には、実はオチはなくて、ただ、そのA子のことをネタに、話をしたいだけなんです。
その時、女というのは、「助言」や「アドバイス」が欲しいわけでは全くないんです。
ただ、しゃべりたいんです。内容は、実のところ、何でもよいんです。
そこを分かっていない男性が、実に多いんです。
女という生き物は、(男からすれば全くどうでもいい)話を、ただ共感して、聴いてもらいたいのです。
しかし、男という生き物は、人の話を聴くことができない。
特に日本の男は、しゃべるのもヘタなら、話を聴くのも不得手。
だから、無理やりでもいいから、聴いてあげている振りをすることが大事になってくる。
もちろん、話の内容なんて、真面目に聴かなくてもいい。
とりあえず、聴く、ということだけを、(自分が聴いていないということをさとられないように)、徹底してやればいいんです。
女は、しゃべれば、すっきりします。
女性だけのグループを見てみてください。
実によくしゃべります。よくもまぁ、続くなぁと思うほどに、よくしゃべります。
その中で、無口な女性も混ざっていたりもします。
そういう人は、無口で、聴き上手なんじゃないんです。
内弁慶なんです。要注意人物です。
なぜなら、そういう女性と親しくなると、普段女性グループで我慢している分、「しゃべりたい」という欲求の全てを、親しくなった男性にぶつけてくるからです。普段、しゃべりたいという欲求が満たされていない分、男性に降り注ぐ言葉のシャワーは半端ありません。
繰り返しますが、女というのは、例外なく、おしゃべりなのです。
だから、(パッと見で)静かで無口な女性というのは、そのおしゃべりを抑圧しているだけなのです。
それを、男は、「静かで、おとなしくて、いい女性」と錯覚するわけです。
それが、そもそもの間違いなのであります。
女性の中に、「静かで、おとなしくて、しゃべらないで、男性の話をただ黙って聴く」なんていう人はまず存在しません。いたら、是非教えてもらいたいものです。取材させていただきたく存じます。
で、もし、そういう女性がいるなら、それこそ、「羊の皮をかぶったおしゃべり妖怪」なのであります。
あるいは、あなたを虎視眈々とねらっている女性でありましょう。あなたがよほどのいい男でない限りは、「私の話をとにかく聴いてくれそう」、という女性本来の特性に適った男性と認定されただけであります。
男性諸君は、くれぐれも気をつけた方がよいですぞ。
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いつものごとく、半分ユーモア、半分ホンキのエッセイでした。
ノークレームでお願いします(汗)
これでまた、女性の読者が減ったな、、、苦笑
そもそも、いないか。女性の読者、、、