今年の夏は死ぬほどハードでした。「忙しい」なんてもんじゃない。人生でこれほど追いつめられたことはなかった、ってほど。
ドイツに行く直前まで、超ハードで、しかもドイツに行ってからも超ハードで、さらに帰国後は原稿執筆に追われて、超超超ハードで。しかも、その他の仕事もたくさん丸抱えで。
なんとか原稿完成にまでは辿りつきましたが、今も大量の仕事が残っていて、もう何から手をつければいいのか分からないほど。
それでも明日はやってくるわけで、人生って本当に面倒くさいなぁって痛感します。もっとのんびりゆるやかにほのぼのっと生きたいです。切に。夢や野望を捨てれば楽になるんでしょうけどね。まだ、捨てられない。だから、やるしかないわけで。
今年もあと残り2ヶ月となってしまいました。今年は死ぬほどあっという間だった気がします。37年の人生で、一番早い一年だったかも。こうやって、どんどん過ぎゆく一年があっという間になっていくんでしょうかね。つい先日まで20代だと思っていたら、もう30代後半。恐ろしすぎます。気持ちはまだ10代なのに。でも、リアルな年齢はとどまることなく、あっという間に加算されていきます。怖いです。
しかも、まだ何も果たせていない。夢の途中のまま。歯がゆさもあります。焦りもなくはない。世の中では、この年齢で活躍している人がいっぱいいるのに、自分はまだ何もできていないし、何もなしえていない。
だから、どんなに苦しくても、忙しくても、前を向いて、今できることを全力で頑張るしかない。切にそう思います。
花咲く命ある限り。
そう、明日はこのバンドのライブなんですね。ふふ。ワタクシ、、、明日、、、
かじゅりんと共に。
さて、ラーメン♪
7月、8月、9月、そして10月に、いったいどれだけラーメンを食べたことか。それだけじゃない。この夏、ドイツで、心ゆくままにラーメンを食べることができました。もうね、地獄の中のオアシスでした。ベルリンにも行けたし、デュッセルのラーメンにも出会えたし、パリにも行けたし。パリは伝説ですよ。日帰りパリ旅行ですからね。ドイツ人からみても、「バカ」でした。車掌さんの驚いた顔がいまでも忘れられません。
僕は心の奥底から「ラーメンバカ」。それでいいんです。僕のラーメンへの愛は、誰にも負けないと(勝手に)思っています。ただラーメンを食べるためだけにパリに行った、って、伝説でしょ。また、ラーメンを食べにパリに行きたいな。ヨーロッパ中のラーメンを食べつくしたい。
今年は、日本国内でも、「ラーメン国際化元年」と言ってもいいほどに、国際性が強く出てきた気がします。それこそ、僕のねらい通り♪ ハワイをモチーフにしたラーメン店、そして、10月感動の「さんじ」。オーストラリアからやってきたラーメン。また、レモングラスを使ったお店も登場しましたね。そして、石山本のアジアラーメン特集。日本のラーメン店の海外進出、とにかくインターナショナル化が活発でした。
それから、2012年は、ポスト・ラーメンブーム時代というべき年で、爆発的なヒット店が出てこなかった一年になりそうですね。増殖の時代から、淘汰の時代に入ったといってもいいかもしれません。いわゆる「カリスマ店主」が出なくなり、かつてのカリスマ店主も注目されなくなりました。僕的にはそれでいいと思っています。これまでが異常だった、と。地に足のついたお店が好きな僕としては、ようやくいい時代に入ったと思います。
・・・って、まだ2012年は終わってない、、、
ざっと振り返ります。
2012年07月に紹介したラーメンの数は、、61 杯でした!!
2012年08月に紹介したラーメンの数は、、44 杯でした!!
2012年09月に紹介したラーメンの数は、、40 杯でした!!
2012年10月に紹介したラーメンの数は、、41 杯でした!!
2012年01月は、34 杯でした。
2012年02月は、38 杯でした。
2012年03月は、58 杯でした。
2012年04月は、43 杯でした。
2012年05月は、58 杯でした。
2012年06月は、56 杯でした。
2012年合計は、474 杯です!!
おお! 今年は600はいかなそうです! 500杯は超えてしまいそう。できたら500未満に抑えたいです。っていうか、理想的には365杯なんですけどね。もうとっくに超えてしまっています。。。
数多く食べれば、ラーメンの味が分かるってわけじゃないんですよね。本当にいいお店にどれだけ出会えたかが重要であって、1杯の価値もないラーメンも多々あるわけです。価値ある1杯と出会えることが大事で。でも、その価値ある1杯と出会うために、たくさん食べなければならないわけで。そこが、難しいところなのです。ただ、「健康第一」。それは間違いないです。
なので、杯数で勝負することは断念しました。一年に1000杯食べる人とかっているけど、本当に大丈夫なんでしょうかね。僕には到底無理です。
なお、この4ヶ月間のBESTは、省略(苦笑)。あまりにも多すぎて、そしてあまりにも素敵なお店が多すぎて、、、…というのは言い訳で、そこまでの余裕は今もまだないです。。。なので、年末年始のBEST RAMENでご紹介いたします。
ラーメンブームは終わった。けれど、ラーメン道はまだまだ続きます。ブームが終わるというのは、ずばり「ニセモノが消えていくだけ」(池田貴族)なんですよね。バンドブームの時も、ニセモノはすぐに消えていきました。いや、でも、それはちょっと違う。よほどの思いの強い人だけが残る、と言ったほうがいい。ブームはブームで現象としては仕方ない。ブーム以後に離れていくのは、むしろ当然。それでも「固執」するのが真のフリークってことなんだと思います。ヴィジュアル系もそうでした。37にもなって、ヴィジュアル系~なんて言っているのは、もうホント少数派ですからね。僕は永遠にヴィジュアル系を愛し続けます。同じように、ラーメンも命ある限り愛し続けます。
続けるということが、愛することの意味だから。
大切にして、大事にして、そして、ずっと離れない。それが愛するということ。