997) 栃木散歩 芳賀町（般若寺跡）

　　先週の話ですが、退勤列車の中で足を踏んだ踏まないと目の前で男女がど突き合いを始めました。節電による弱冷房で通勤列車は少々蒸し暑い日々ですから、ご機嫌斜めの方が多いのでしょう。巻き込まれないように、そして機嫌悪くならないように気をつけねばと思います。


　ひと月ぶりの栃木散歩、本日ご覧いただくのは芳賀町（はがまち）にある「般若寺（はんにゃじ）跡」でございます。随分前にご覧いただいた「祖母井（うばがい）バス停」の北、県道61号線から分岐する町道を５キロ近く北上した場所にあります。

　般若寺が建立されたのは820（弘仁11）年、弘法大師によってです。広大な敷地に伽藍が建てられていましたが、1902（明治35）年にことごとく消失し、現在はガランとしています。もし消失しなければ、どのような光景が広がっていたのでしょう？観光名所になっていたかもしれませんね。


（参道？の石段が残る般若寺跡　－栃木県芳賀町芳志戸 2004/06/27－）

　この写真を撮った７年前は、東京都上野の事業場から四ツ谷の事業場に異動した直後でした。まだ職場に全然慣れずにいた心境を反映してか、どの写真も露出がおかしかったりピンボケしたりしていました（この写真も随分補正しています）。

　般若寺跡では境内跡を散歩するわけでもなく写真を撮って帰ってしまいました。今ならばもう少し違った視点で境内を見ることができたかと思うと、ちょっと心残りです。

2010/06/25の一品・・・お休みでした
2009/06/25の一品・・・523)盛岡散歩　米内川６（県道204号線)
2008/06/25の一品・・・お休みでした


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