965) 房総ワンデイハイク 千葉市稲毛区７（民間航空発祥の地）

　東日本大震災を機に、しぼんでいた首都機能移転論議が再燃してきていると報じられていました。記事によると関西や東北が名乗りを上げていましたが、1955（昭和30）年頃から半世紀以上も議論が続いている話です。「総論賛成・各論反対」なので結論が出るまで生きているかどうか・・・。


　房総ワンデイハイクの続き、本日ご覧いただくのは「民間航空発祥記念碑」でございます。

　かつては国道14号線以西は遠浅の海で、干潮時には１キロを超える干潟が現われたそうですが、この干潟を滑走路として1912（明治45）年に飛行訓練所が開設されました。この施設は軍とは関係ない初の民間飛行場で、前回ご覧いただいた千葉トヨペット本社の隣りにある稲岸公園内には1971（昭和46）年に建てられた記念碑が建っています。

　ちょっと調べたら、日本のあちこちに「航空関連の発祥の地」があり、徳島県小松島市にも「民間航空発祥の地」がありました。「日本の中心」があちこちにありますから、色々な理由での「発祥の地」があってもさほど驚きません。

　この民間飛行場は５年後、台風による高潮で壊されてしまいその短い歴史を閉じてしまいました。「れば・たら」ですが、そういう事が無ければ羽田空港や成田空港の歴史も変わっていたかもしれません。


（翼をイメージしたのでしょうか？　－千葉市稲毛区稲毛海岸 2011/05/03－）

　この碑を眺めた後は「旧神谷伝平衛稲毛別荘」へ向かう予定でしたが・・・。

2010/05/24の一品・・・お休みでした
2009/05/24の一品・・・508)道南半日７　二十間坂
2008/05/24の一品・・・268)栃木散歩　鹿沼市(大越路峠)

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