733) 輩、遠方より来たる ２（一関市）

　タイトルの「輩」、「やから」と読んで「上から目線だな」と感じた方がいらっしゃるかもしれませんが、これは「はい」と読みます。辞書によると「やから」には「自分達と価値観を著しく異とする連中」とありますが、「はい」には「仲間、グループ」という意味があります。後者の意味で用いていますので「はい」と読んでいただけるとありがたいです。


　輩との県内彷徨の続きです。雨上がりの達谷窟を後にした我々が向かったのは一関市厳美町の厳美渓（げんびけい）です。一関市には厳美渓と猊鼻渓（げいびけい）がありまぎらわしいのですが、栗駒山地から流れる磐井川が岩に揉まれる姿を観る事ができるのが厳美渓です。


（岩に揉まれる磐井川が造る厳美渓　－一関市厳美町－）

　ところで厳美渓というと「かっこう（郭公）だんご」が有名です。詳細は数多のブログやＨＰで紹介されていますので割愛しますが、厳美渓を一望できる場所は「空飛ぶだんご」の注文場所でもあり、多くの観光客が行列を作って注文していました。

　同行の１人の話によると、北海道発のローカル番組でだんごを乗せたたらいが空を飛ぶ姿を観て以来気になっていたそうです。いたく感動していたようですが、実際を観てどうでしょう？

　ちなみに「かっこうだんご」も美味しいようですが、我々は厳美渓入口にある「滝見だんご」で色々な団子を買い、その後の道中で食しました。何種類か買って食べた中で、個人的には「ごまだんご」がピカイチでした。


（注文されただんごが川を渡って近づきます　－一関市厳美町－

　え？だんごの写真ですか？他人の食べた物を見てもつまらないべし？「百聞は一食にしかず」です。

　１年前の一品・・・お休みでした
　２年前の一品・・・「282)岩手散歩　岩手町(北上川源流) 」


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