2156)あの日からの憂鬱（大震災から55ヶ月)

　秋は「読書の秋」とも称され、10月27日～11月９日の２週間は秋の読書週間です。が、盛岡に戻り職住接近となりあまり本を手にする機会がなくなりました。これではいかんと思い盛岡駅の書店に出向いたところ、一角に東日本大震災関連書籍のコーナーで足が止まりました。その中から何か１冊を選ぼうと思いましたが、中々決められませんでした。

　その中で目に留まったのが、しり上がり寿氏著の「あの日からの憂鬱」。「読書」を探しに行き手にしたのが「漫画」というのはどうなのかな？と思いつつ手に取りレジに向かいました。



　氏の作品と言えば、東日本大震災から８ヶ月後に手にした「あの日からのマンガ」があります（コチラ）。私には思いつかない視点での作品は、震災を取り扱うメディアの中でも新鮮なものがありました。

　今回手にした「あの日からの憂鬱」でしたが、正直に申し上げて、鈴虫のような私の脳みそでは理解が難しく、氏の訴えたい事を十分にくみ取ることができませんでした。１コマ漫画や４コマ漫画は何とか分かったのですが、ストーリー作品になると無理でした・・・。

　ただ「あの日からの憂鬱」というタイトルは琴線に触れました。東日本大震災とは関係なく、様々な場で「憂鬱」と感じる機会が増えたからでしょうか？それでも「鬱」の字は書けません。木を書いて缶を書いてその右にまた木を書いて・・・

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