ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

うちのネットワークオーディオ環境

2016年01月30日 23時03分27秒 | 音楽とAudio


DLNAについてちょっと囓っておこうと、少なくともネットワークオーディオ環境に関連するところだけでも.....と、あちこちWebを巡回してみたのだけれど、まーなんてゆーか概してわかりにくいページが多いんだなぁ。それでもこのあたりを参考にしながら、ちょー簡単に概念をまとめてみた。というか、自宅の環境をベースに理解しようとしてみた。

いろいろ取っ払って基本概念はこれだ!(たぶん)

DMC:デジタルメディア・コントローラー
DMS:デジタルメディア・サーバー
DMR:デジタルメディア・レンダラー

基本はこの3つの機能だ。ほんとは DMP:デジタルメディア・プレイヤーという基本ファンクションもあるわけだけど、まだ腹に落ちていないので脇に除けて、とりあえず絵にしてみると。



DMCがDMRに、「DMSにあるこの曲を再生しろや」とリクエストを送ると、それを受けとったDMRが対象楽曲をDMSから受け取ってその後の再生処理をする、っと。それだけと言えばそれだけ。

この規格にこんな感じの”機能”があるわけなんだけど、世の中はいろんな”実装”があるので、結構混乱する。。。

えーっと、このあたりの話しも一旦脇に置いておいて、この絵に嵌めて、我が家の構成を図示してみると、こんな感じ。

※ 黒線がLANで、点線のところは WiFi。青線は、HDMIケーブル接続。


スマホのDMCアプリ(BubbleUPnPなど)で、NASに格納されている楽曲データをブラウズして、「再生」ボタンを押すと、そのリクエストが、OPPO BDP105に飛んで、OPPOのDMR機能がそれを受け取り、OPPOのDMP機能を起動して、NASからデータを受け取り、デコードしてアンプへ送出、、、、、というような流れ。


スマホのDMCのスクリーンショットだとこんな感じ。
上の方にあるRENDERERのところで、DMRを選択。(画面はうちのOPPO BEP-105が選択されている状態)

で、LIBRARYのところにNASが出てくるから、フォルダを辿っていってもいいし、GenreとかAlbumとか、PlayListを辿って、好きな曲を選択するだけ。




OPPO BDP-105は、DMCの機能も持っているのだけれど、操作は断然スマホアプリの方がよい。

古い、もう使っていないスマホを引っ張り出してきて、DMC専用機にしてます(笑)


実際の実装においては、DMR下部の機能はぜーんぶアンプに込み込みになっているものだったり、いろいろあるんですねぇ。このあたりはオーディオコンポーネントと一緒と言えば一緒かな。

もちろんDLNAサーバというか、DMS(NAS)機能はパソコンでもできます。業界標準的な実装はTwonkyってやつ。そのサーバソフトをパソコンに入れればいい。そうなるとDMC+DMSがPCってことになる。

うちは、パソコンの買い替えの度にデータをがちゃがちゃ移行したり統合したりってのが嫌だったので、DMS(NAS)は分離してある。

上の絵ではごちゃごちゃするのがいやだったので書いてないけど、DMSの実装のデファクトがTwonkyのようなので、Twonky対応(Twonkyサーバ機能入り?)NASを買って、DMSを構成しているってのがうちです。

そうするとね、HDDを外付けできる、アンプ+DMR機能+DMS機能ってな製品も、きっと企画はされていて、そろそろ出てくるかもね、、、、ってなるわけですよ。ノイズ対策が大変そうなので、音質的に高品位なものを作るのが大変そうだけど、意外にLINNあたりが本気で作るかもなぁと思っていたりする。

なぜならハイレゾ環境にクラシックファンが本格的に反応・移行しつつあるような雰囲気を感じるから。

まぁでもね、ハイレゾ音源の再生の仕方って、ネットワークオーディオ環境を作らなくても、ハイレゾ音源をネットで買って、それをUSBストレージに落として、USBストレージに対応したDACに突っ込めば再生はできるので、売り方含めてそっち方向で発展する可能性もあるとは思うけど。

どうなりますかね。うちはDLNA環境に舵を切ったけど。





我が家の構成図の中で、OPPO BDP-105とAVアンプはとりあえずHDMI接続をしているけれども、OPPOは、バランス端子も、RCA端子もあるので、ステレオ・ピュアオーディオ環境でいいなら、例えば管球プリアンプを接続する事もできる。


子供部屋にはONKYOのちょっといいパワードスピーカーを部屋に置いていて、iPhone(or walkman)とパワードスピーカーをつないだ再生環境。

iPhone にはアプリを入れればDMC+DMR機能を任せられるので、上記スクリーンショットで言うと、レンダラーに「LOCAL」を選べば、そのままで、まるでお手軽なネットワーク・ラジカセってな感じ。(ラジカセは死語か...この構成について時間があったら絵にします。。。。してみました。)




いちいちiPhoneやwalkmanにCDからRippingした楽曲を移さなくてもいいし、おやじにCD貸してって言わなくてもJazzとか手軽に聞けるし、便利、とのこと。



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