林道横に、小さな谷の出口があった。
見ると、林道に沿って、水が溜まっていた。
水中の木の枝などの下から、何かが出てきた。
他の石も動かすと、また、サンショウウオが出てきた。
そのうちの1匹を、掬い上げた。
”ハコネサンショウウオ”の幼生だ！
7～8cmぐらいの大きさがあり、他の種類なら成体の大きさだ。
この種類は、2～3年かけて変態する。
指の先には、黒い爪がある。
林道を移動中、小さな渓流があった。
水辺で、休憩することに。
水際に堆積した石を動かすと、下からサンショウウオが出てきた。
セセリチョウの仲間だ。
ゆっくりと広げた翅に、こげ茶色とオレンジ色の、斑の模様がある。
特徴から、”キマダラセセリ”のようだ。
ヒルのようだ？
普段よく見るヒルと違い、緑ががって、黄色い筋模様がある。
調べてみると、”ウマビル”という種類のようだ。
血は吸わないらしい。
