山賊の生き物記

自然の出会い 小さな生き物たち

アベサンショウウオ

2005-05-27 11:35:56 | 両生類
絶滅危惧ⅠA類に分類されている小型サンショウウオの仲間。以前、幼生を紹介したが今回は成体で雌と思われる固体。見た目は他のサンショウウオと見分けがつかない。特にカスミサンショウウオとはよく似ていて、尾の部分に現れる黄色の筋模様の有無ぐらいしか見た目の識別方法は無い。それも若い固体に限って言えることでカスミサンショウウオも年を取った個体は、尾に現れる黄色の筋模様が消えてしまうことが多くわかりにくい。結局のところ生息地の情報が唯一の見分け方(外見)となる。
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シカ

2005-05-23 14:30:28 | 哺乳類
近くの山を歩いているときに見つけたシカの頭蓋骨。ほかにも角を見つけることがある。以前はあまりこういうものは見かけることが無かった。しかし最近はシカの数が増えているといわれ、食害や交通事故などで問題になっている。根本的にはシカにとっての天敵がいないこと。人間社会の開発が進みすぎて、シカの餌場となる環境を破壊してきたことに原因があると思われる。食害の犯人としては憎いシカでも、生き物として見るシカはとても愛らしく憎むべき対象とはならない。この矛盾をいかにして解決するか?できるか?が今後の大きな課題である。
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コウノトリ

2005-05-20 11:41:19 | 鳥類
コウノトリはヨーロッパでは幸せ(赤ちゃん)を運んでくる鳥として大切にされているようだ。日本のコウノトリは野生絶滅という悲しい事実が存在する。もともと渡りの習性を持っている種類で朝鮮半島、中国、ロシアを行き来していた。そのなかで日本国内(兵庫県豊岡市周辺を中心に)にとどまって天然記念物として守られてきた。しかし人間社会の発展にともない自然に対する軋轢は増大し続け、ついには絶滅という最悪の結果を招いてしまった。現在は多くの人たちがコウノトリの野生の復帰を願い、増殖事業などに取り組み、環境を整備し近い将来、放鳥するというところまでこぎつけた。再び大空を舞う野生を見たい!事業の成功を祈る。(写真は豊岡市にあるこうのとり郷公園内で撮影したものです)
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カスミサンショウウオ 2

2005-05-12 11:14:15 | 両生類
サンショウウオは止水生活型と流水生活型に分けられる。止水型は産卵と幼生の生活場所が池や沼、水溜などあまり流れの無い場所で流水型は渓流など流れのある場所(規模には差がある)と初期の生息環境の違いがある。カスミサンショウウオは止水型に属す。見た目の特徴は尾の部分の上下に黄色い筋模様がある。しかし年をとった個体にはこの筋模様が消えてしまっている場合が多く、わかりにくい場合も多い。またカスミサンショウウオは九州や四国などの比較的暖かい地方に生息するものと当地方のように冬季に積雪があるような地方との間に気候的に差があり地方ごとにいくつかのタイプに分けられている。当地方の個体群は山陰型と呼ばれるグループに属し同じ県内の南部に生息する個体群より身体が全体的に大型である。
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カスミサンショウウオ

2005-05-11 18:33:00 | 両生類
カスミサンショウウオは西日本に広く分布する種類で、私の住む兵庫県では、おもに瀬戸内海側に多く分布している。(現在は宅地開発などにより生息環境の破壊が進み生息数ならびに生息地は激減している)日本海側ではごく限られた地域でのみ生息が確認されていて、さらにこの個体群は日本海側における東限の個体群であり非常に貴重である。しかしこの生息地も道路に接し、民家がすぐ傍に迫っている。今後の緊急保護対策の必要に迫られている。
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アオダイショウ

2005-05-06 11:35:39 | 爬虫類
アオダイショウは国内では比較的大きなヘビで2m前後になるものもいる。性質はいたっておとなしく積極的に攻撃することはほとんど無い。しかし攻撃を受けたり身の危険を感じたときはいやな臭いを出す。生臭い、人によっては雑巾が腐った臭いと表現することもある。防衛手段の一つと考えられる。人家に住み着くものもいてよく知られた種類。ネズミなどを捕食する益獣である。ヘビだからといってむやみやたらと殺したりしないようにして下さい。
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久しぶりにトカゲに会えた

2005-05-04 17:14:14 | 爬虫類
最近、トカゲをあまり見かけなくなったと、昨日書いたばかりだが、今日お昼ごろ自宅の前にトカゲが出てきた。数年ぶりの確認である。お隣の庭から建物の間の溝を伝って時々姿を現していた。それがまったくといっていいほど姿を見せなくなっていたので絶滅かと思っていた。良かった。街中でも庭などの環境が維持されれば少数の繁殖は可能性として残されているようだ。しかし他の個体群との繋がりが絶たれてしまうとあまり長く繁殖することは不可能であり、やはり危険な状況に変わりないようだ。
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トカゲ

2005-05-03 13:20:46 | 爬虫類
最近、意外と見かけないのがこのトカゲです。少し乾燥した草むらなどにはカナヘビをよく見かけるがトカゲの姿が見当たらない。かなり身近に感じていた種類なのに?
トカゲは褐色の体色に黒い筋模様が入っている。子供のときは尾が青色でとてもきれいだ。昆虫やミミズを食べる。トカゲの仲間は敵に襲われたときに尾を切って、相手が切られた尻尾に気をとられているその隙に逃げる。身を守る手段で、切られた尻尾は後に再生する。
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タヌキ

2005-05-01 13:29:56 | 哺乳類
野生動物の中でわりとなじみがあるのがタヌキではないだろうか?童話などにも登場したり、信楽(滋賀県)ではユーモラスなタヌキの焼き物が数多く作られている。また、悲しいことに交通事故も犠牲になるのはタヌキが最も多い。そんなタヌキが突然、私の前に現れた。近くの山にサンショウウオの観察に行った時、駐車したところまで戻ってきた時のこと。私のほうを見ても怖がることなく、逃げる様子も無い。いきなり横になってゴロゴロし始めた。邪魔しないように車を静かに動かしてその場を離れた。
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