アンカツ手記・火曜日---------------------------------------------
2歳牝馬による阪神JFが終わり、
今週は牡馬が大半の朝日杯FSが行われます。
騎乗馬がいないかなと思ったところ、
先々週になって松元さんからエーシンホワイティの依頼を貰いました。
頑張ります。
先週は、9回乗って2勝2着1回3着3回とまずまずの成績でした。
勝った2頭は来年がとても楽しみ。
土曜メーンのベテルギウスSを逃げ切ったフサイチピージェイは、
メイショウクオリアに並ばれてから、最後にもう一度伸びました。
並のハナ切り馬ではなく、かなり奥があります。
逃げ馬というのは、並びかけられると、
そのまま後退する事も少なくありません。
差し返し気味にもう一度踏ん張って、首差でも逃げ切ったのは立派。
重賞路線でも活躍できると思います。
ただ、最初の芝の部分で本来の行き脚がつきませんでした。
狙いはダートのタイトルになりそうです。
スタート地点が芝でなければ、
最初からもっと楽に加速し、楽に行けるはず。
将来性は十分でしょう。
日曜3Rの2歳未勝利戦を逃げ切ったパドトロワも強かったです。
かなり重く感じたデビュー戦は息切れしましたが、
絞れたところへ6ハロンへ短縮の今回は最後までしっかり。
良いスピードがあり、上でも通用しそうです。
阪神JFのベストクルーズは、
稽古駆けしませんがレースに行くと確実に走ってくれます。
デビュー以来、一度も着外が無いのは立派。
牝馬同士なら一線級で通用します。
課題は決め脚に磨きをかけること。
アパパネあたりとは、最後の鋭さが違いました。
さて今週のエーシンホワイティも走りに安定感があります。
1週前の追いきりに乗り、感触を掴んでいます。
そのあたりを、明日書きます。
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ピージェイはアンカツの言う通りに奥の深さを見せた。
普通の逃げ馬なら終わった形になっていたんだけど、
持ちこたえて一歩出るんだから、強かったね。
苦しくなったことで、逆に底知れないところを見せてくれた。
ダート競馬でなら、まだまだ上に行ける馬だろう。
次はまず平安Sだと思われる。ここも勝てるんじゃないかな。
その次に困るが・・・フェブラリーはスキップすると思われ、
マーチSかダイオライト記念になるかな。名古屋大賞典とかもある。
スパルビエロは交流G1路線を走ることになると思うので、
しばらくかち合うことが無いだろうことはありがたい。
パドトロワについて、アンカツは絞れたと言うのだけど、
実際のところ(数字上)、2キロしか絞れていない。
もっと絞れそうな感じは受けたが、それはそれとして、
乗った感触で絞れたと思えたということは、
身体の中身が変わっているのは間違いあるまい。
使って息遣いが良くなるのも一般的なところ。
前日に続いてこの日も馬場はそれほど軽くなく、
良馬場なのに、のめったという言葉も聞かれたくらいで、
実際に速い時計が出なかったわけなんだけども、
パドトロワは楽々と1分10秒3をマーク。
本気で走らせたら9秒台が出ていた。この日としては格別に速い。
どの距離がベストかは分からないが、
マイルでも良いところを見せられたら一気に楽しみが広がる。
ベストクルーズについては昨日書いたことが全て。
確かにもうちょっと切れてくれると嬉しいけれど、
普通の競馬をしてクルーズより切れる馬はアパパネだけ。
他に瞬発力があるのはシンメイフジやタガノエリザベートだが、
これらは派手に注文をつけないといけないわけで、
そう考えると、これ以上を求めるのは贅沢ってものだろうw
これと比べるとちょっと格が落ちてしまうわけだが、
他の追随を許さないほどの卓越した瞬発力を持っていたスカーレットも、
ウオッカにだけは、「瞬発力では」勝てなかったので、
それから違う競馬を見出して、結果的に一時代を築くことになった。
ベストクルーズもいろいろと模索していけば良いと思う。
スカーレットと違って、4角前先頭の競馬は論外とは分かってるけど。
エーシンホワイティについては明日から。
アンカツは安定感があると書いているけど、
安定してるか?と思ってしまったわけだがw
「良馬場の1200mで先行した場合」
と条件を限定したら、確かに安定、さらに非常に強い馬になるわけだけど、
それをあらゆる条件で見せないといけない。
2歳~3歳夏までは、スペシャリストを目指す時期ではないからね。
アンカツは実際に乗ってみて、なんというか手堅さを感じたのかもしれない。
毎年、小倉開催は流し気味に見ているし、
デイリー杯では眼中になく、福島戦も適当に見ていた。
正直、乗ることになるまでほとんど気にしたことがない馬だったので、
(2度目のレコードで、けっこう速いなあと思いはしたけど、
どちらかというと、逃げたエーシンダックマンの速さに目を取られていた)
その分、いろいろと考えることがあって楽しい。
明日の手記も楽しみにしよう。
2歳牝馬による阪神JFが終わり、
今週は牡馬が大半の朝日杯FSが行われます。
騎乗馬がいないかなと思ったところ、
先々週になって松元さんからエーシンホワイティの依頼を貰いました。
頑張ります。
先週は、9回乗って2勝2着1回3着3回とまずまずの成績でした。
勝った2頭は来年がとても楽しみ。
土曜メーンのベテルギウスSを逃げ切ったフサイチピージェイは、
メイショウクオリアに並ばれてから、最後にもう一度伸びました。
並のハナ切り馬ではなく、かなり奥があります。
逃げ馬というのは、並びかけられると、
そのまま後退する事も少なくありません。
差し返し気味にもう一度踏ん張って、首差でも逃げ切ったのは立派。
重賞路線でも活躍できると思います。
ただ、最初の芝の部分で本来の行き脚がつきませんでした。
狙いはダートのタイトルになりそうです。
スタート地点が芝でなければ、
最初からもっと楽に加速し、楽に行けるはず。
将来性は十分でしょう。
日曜3Rの2歳未勝利戦を逃げ切ったパドトロワも強かったです。
かなり重く感じたデビュー戦は息切れしましたが、
絞れたところへ6ハロンへ短縮の今回は最後までしっかり。
良いスピードがあり、上でも通用しそうです。
阪神JFのベストクルーズは、
稽古駆けしませんがレースに行くと確実に走ってくれます。
デビュー以来、一度も着外が無いのは立派。
牝馬同士なら一線級で通用します。
課題は決め脚に磨きをかけること。
アパパネあたりとは、最後の鋭さが違いました。
さて今週のエーシンホワイティも走りに安定感があります。
1週前の追いきりに乗り、感触を掴んでいます。
そのあたりを、明日書きます。
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ピージェイはアンカツの言う通りに奥の深さを見せた。
普通の逃げ馬なら終わった形になっていたんだけど、
持ちこたえて一歩出るんだから、強かったね。
苦しくなったことで、逆に底知れないところを見せてくれた。
ダート競馬でなら、まだまだ上に行ける馬だろう。
次はまず平安Sだと思われる。ここも勝てるんじゃないかな。
その次に困るが・・・フェブラリーはスキップすると思われ、
マーチSかダイオライト記念になるかな。名古屋大賞典とかもある。
スパルビエロは交流G1路線を走ることになると思うので、
しばらくかち合うことが無いだろうことはありがたい。
パドトロワについて、アンカツは絞れたと言うのだけど、
実際のところ(数字上)、2キロしか絞れていない。
もっと絞れそうな感じは受けたが、それはそれとして、
乗った感触で絞れたと思えたということは、
身体の中身が変わっているのは間違いあるまい。
使って息遣いが良くなるのも一般的なところ。
前日に続いてこの日も馬場はそれほど軽くなく、
良馬場なのに、のめったという言葉も聞かれたくらいで、
実際に速い時計が出なかったわけなんだけども、
パドトロワは楽々と1分10秒3をマーク。
本気で走らせたら9秒台が出ていた。この日としては格別に速い。
どの距離がベストかは分からないが、
マイルでも良いところを見せられたら一気に楽しみが広がる。
ベストクルーズについては昨日書いたことが全て。
確かにもうちょっと切れてくれると嬉しいけれど、
普通の競馬をしてクルーズより切れる馬はアパパネだけ。
他に瞬発力があるのはシンメイフジやタガノエリザベートだが、
これらは派手に注文をつけないといけないわけで、
そう考えると、これ以上を求めるのは贅沢ってものだろうw
これと比べるとちょっと格が落ちてしまうわけだが、
他の追随を許さないほどの卓越した瞬発力を持っていたスカーレットも、
ウオッカにだけは、「瞬発力では」勝てなかったので、
それから違う競馬を見出して、結果的に一時代を築くことになった。
ベストクルーズもいろいろと模索していけば良いと思う。
スカーレットと違って、4角前先頭の競馬は論外とは分かってるけど。
エーシンホワイティについては明日から。
アンカツは安定感があると書いているけど、
安定してるか?と思ってしまったわけだがw
「良馬場の1200mで先行した場合」
と条件を限定したら、確かに安定、さらに非常に強い馬になるわけだけど、
それをあらゆる条件で見せないといけない。
2歳~3歳夏までは、スペシャリストを目指す時期ではないからね。
アンカツは実際に乗ってみて、なんというか手堅さを感じたのかもしれない。
毎年、小倉開催は流し気味に見ているし、
デイリー杯では眼中になく、福島戦も適当に見ていた。
正直、乗ることになるまでほとんど気にしたことがない馬だったので、
(2度目のレコードで、けっこう速いなあと思いはしたけど、
どちらかというと、逃げたエーシンダックマンの速さに目を取られていた)
その分、いろいろと考えることがあって楽しい。
明日の手記も楽しみにしよう。
すごい!!
この逃げ切りは感動ものでした。
うちのチビもミーチャンなのでなんだかとても幸せな気分になりました。
濱口さんご苦労様でした。
嫌な季節で。SANKYOさんも風邪には気をつけて下さい。
ところで、フサイチピージェイは師走Sなんですか?
来週の土日って、阪神っすよね?
モンテは有馬記念には出れませんね。
万葉Sに出走予定のようですので、
そちらに騎乗することになったのでしょう。
ようやく調子が戻ってきたところなので、今度は勝てそうですね。
>KITKATさん RITZさん KEIさん
非常に強い内容でした。
あのテンの速さはちょっと次元が違いますね。
スタートだけなら最速を誇っていたスリーコースを思い出しました。
それに加えて最後に突き放す根性も持っているので、
短い距離では当分敵がいないことでしょう。
いやー、それにしても良かったですね。
>ザッツザプレンティさん
そりゃあまあ、乗るといえば乗れるでしょうけどw
というか、アンカツの予定がついたからじゃないかと思います。
>大物誕生さん
急速な気候の変動はちょっと堪えますね。
まだ若いつもりですが、地味に歳を感じたりしますw
皆様もお気をつけください。
来週の土曜は別に決まってないんじゃないかと思います。
少なくとも俺は、土曜に乗る馬を1頭も知らないのでw
ピサノユリシーズやアドマイヤテンバは日曜ですし。
おそらく土曜中山、日曜阪神になったんじゃないでしょうか。