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アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

日曜日の騎乗馬と予想

2010-10-02 23:43:05 | 競馬
札幌2歳Sはオールアズワンが完勝。
まずまず、期待していた感じだったかな。
前走と同様、4角の反応が完全にG1上位級で後ろがついてこなかったが、
今日も抜け出してから遊ぶ面を見せなかった。これは素晴らしいこと。
前に強い馬(目標)がいるとよりレースをしやすくなると思うが、
このあたりのレースレベルではこれくらいやっておけば良いだろう。
アドマイヤセプター、アヴェンチュラも間違いなくG1で戦う馬になるだろうが、
4コーナーの速度差が、そのまま現時点の差であろうと思う。
相手の子供っぽさも目立ったが、思っていたよりかなり差があった。
オールは既に抜群の競馬センスと圧倒的な勝負どころの脚を見せてくれているが、
まだまだ良くなっていくだろうという感触がある。
これからどこまで強くなるのか、楽しみでならない。
次は、東京スポーツ杯2歳SかラジオNIKKEI賞のどちらかのようだ。

新馬戦の後から、大物だのG1級の馬だの言ってきた手前、
あんまり変なレースをされたら謝らなきゃなと思っていたがw
自分の見る目が競馬記者よりもまともでホッとしたところだ。
ま、あれは何もかも本気でつけてるって事はないんだろうけども。
POGってのが市民権を得てかなりが立つわけだけども、
これのおかげで、昔とは大きく変わったことがある。
新馬、特に良血馬への興味、情報に対する需要が増えているので、
そちらのほうを中心にやらざるを得ないところもあるのだろう。
仕事であるがゆえに目が曇るってこともあるんだろうな。

スプリンターズSを前に、景気の良い重賞制覇となった。
マジカルポケット、オールアズワンと、粋の良い若者が出てきたが、
同厩舎の総大将、ガルダンの快走を期待したい。








5R カフナ ◎
池江寿師
「体が緩くて初戦向きではないけど、
 乗り込みは十分だし素質は高い馬。
 能力でどこまで」
アンカツと池江息子さんの意見は一致していて、
「素質が高く後々は確実に走る馬だが、初戦向きでは無い」
ということである。
馬の管理者と騎乗者にそのように言われたら、
それでも買う人間が悪いって感じなんだけどもw
当たり前だが、競馬は相手があってのもの。
極端な話、全部の馬が引退まで二桁着順を繰り返すような馬であっても、
それらが戦えば、その中で勝ち馬、2着馬、3着馬が生まれるわけだ。

新馬戦のことだから想像を広げているだけの話だけど、
相手の調教を見渡していく限り、カフナが一番動いていると思う。
使って良くなるというジャッジを受けている馬だが、
もしかしたらかなりレベルの高いところでの話かもしれない。
直前の栗東CWでの動きは、新馬で勝ち負けを語るのには十分だ。
ダイワコルツ、アルマフローラの7枠2頭が相手っぽいが、
現時点でも十分に相手することが出来るんじゃないかと考える。

カメの子供で、走ってくれると嬉しいという気持ちもある。
どんな走りをしてくれるか、単勝だけ買って注目したい。




11R ビービーガルダン ◎
鳴海助手
「前走は道中で包まれ、勝負どころでも下がってきた馬を捌けなかった。
 自分のリズムで運べば勝負になる出来」
外枠が欲しかったが、手に入った枠は内目の5番。
枠を望むととにかく逆が手に入る。さすがだw
外になって泣いてる弱い馬の陣営と変わってあげたいねえ。
まあ、当たった所でレースをするしかない。
とりあえず、極端な1枠でなかったことは良かったと言って良い。

12番のヘッドライナーがハナを主張する事は確定しているのだが、
この馬はテンが格別に速いというわけではない。
しかし意地でも行くと言っているので、それを信用するとすると、
もしスタートして先頭に立つことが出来ていなかったら、
無茶苦茶に絡んで、それによってハイペースになる可能性がある。
あるがまあ、ヘッドライナーの能力には限界があるので、
33秒の前半に入るかどうか程度だろうと思う。
競り合うのは9番になったゲレイロと、7番の香港馬ウルトラファンタジー。
ゲレイロも最初はそんなに速く無い馬だから、
そうなるとウルトラファンタジーが先頭になる可能性もあるんだけど、
この馬が先頭では、もう何も計算が立たなくなる。
そんな謎の競馬も面白いかもしれないがw
願わくば、ゲレイロが先手を取り切って他の2頭を4角で振り切り、
すんなりとガルダンが並びかける形になって欲しいと願うばかりだ。

ガルダンとしては、道中でラチ沿いになる事は正直避けたいわけなんだけど、
(運が良ければ最短コースを走りきることになるんだけど、
 挽回不可能になる可能性が非常に高いのも内ラチ沿い。
 そんなところを走る(というか望む)のは力の足りない馬だけで良い)
こちらより内枠の4頭は、ガルダンよりもはっきり遅いと思われる。
あえて言うなら4番のアイルラヴァゲインになるんだけど、
今のこの馬に、芝のスプリントG1でハナを窺う力があるかというと・・・
ちょっと無理だろうと思わざるを得ないところ。
普通に出たら、残念ながら内ラチ沿いになってしまうことだろう。
ちょっと覚悟して行く必要がありそうだ。
覚悟と言うのは、こちらがハナを切る覚悟、ということになる。
そういう覚悟で出て行くことで、結果として4番手のインに収まり、
前の3頭のどこが空くかを一瞬の隙も見逃さないように進まないと行けない。
ゲレイロの真後ろになれたなら、かなり安心となるのだが。
ウルトラはよく分からないし、ヘッドライナーの後ろは多分最悪。
まあ、サープラスシンガーやウエスタンビーナスほどに酷い事はありえんだろうけどw

大外枠になったジェイケイセラヴィとウエスタンビーナスは、
前に行こうとするも大して行けずに4角で終わるだろう。
この2頭が4番手の外目を走ることになる可能性は十分で、
これが4角で良いタイミングで失速してくれたらば、
ガルダンが外に出るのと同時に、後続へのブロック(障害物)にもなるから、
それで最高の展開になる可能性がある。それにはちょっと期待している。

ワンカラット、ラッシャーゴーゴー、キンシャサノキセキが中団になる。
ダッシャーは無欲にインを突いて、前が開かなかったらごめんなさいの競馬だろう。
ワンカラットとキンシャサはそんな無責任な競馬をするわけにはいかない。
ワンカラットは真ん中、キンシャサは外目の枠に入ったことから、
それを利用して出たなりに進路を確保しながら進んで、
前で止まる馬を見極めつつ、いなければ外に出て行くはず。
この2頭は不発になる可能性がかなり低くなった(羨ましいw)

残りは力不足の追い込み馬達になると思う。
っと、達と言っては失礼だな。
1頭だけ、強烈な脚を使う馬が後方に構えている。
セントウルSで素晴らしい脚を繰り出した香港のグリーンバーディー。
阪神であの競馬が出来るなら、中山でも強引に伸びてくるだろう。
多少の展開不利は覆してしまいそうな迫力があったが、
さて、エンジン全開となるゲレイロやガルダンがどこまで抵抗できるのか。
俺としては、本気を出した3強ならば抵抗できる程度だと思っている。

ヘッドライナーという馬がいることで、
展開的には3強の1角であるキンシャサノキセキが絶好になると思うけど、
キンシャサはやはり一頓挫があったのが気になる。
昨年の北海道でガルダンがそういうのを苦にしなかったように、
真に強い馬であればあっさりとクリアしてしまうんだけども、
それが最強レベルでの戦いになったら、きっと影響するはず。
陣営は全く影響は無いと言っているんだけども、
「その疝痛があったほうが良かったのかなかったほうが良かったのか」
という質問をしたならば、無かったほうが良かったになるに決まっているw
影響はないと言っても、実際には絶対に最善の道は歩んでいないのだ。
今回のキンシャサにやられたら、本当に脱帽という他ない。

となると、ワンカラットが一番良い所にいる感じなのだが、
この馬はG1の斤量を背負って初めて厳しい流れを体験することになるから、
真の勝負どころでの経験の差が出るんじゃ無いかと考える。
歴戦の兵の威圧感を見せつけられて沈む(と言っても5着くらい)とみている。

結局は個人的な願望に沿った考え方になってしまったが、
やはりガルダンとゲレイロの死闘を見たいというのが俺の本音。
悔しかった昨年の再現となって欲しいのだ。
直線ラスト200m。逃げるゲレイロと追うガルダン。
2頭並んでの叩き合いになってくれたら、もう後悔する事は何も無い。
たとえ負けたとしても、綺麗に諦められるだろう。
そのような展開になる可能性は十分にあると思う。
そこに飛んでくる可能性があるのがグリーンバーディー。
それからキンシャサとワンカラットということになるが、
願わくば、2頭の底力がそれらを跳ね返さんことを。
そしてゴールの瞬間に、ガルダンがハナでも前に出ていたら最高だ。

まずは単勝勝負。それからゲレイロとの馬連、馬単を1点ずつ。
3連単で1、2着固定から3頭に流しての6点で。




12R シルクフォーチュン ◎
藤沢則師
「先週除外の影響もなく元気一杯。
 決め手なら引けは取らないので前が止まる形になれば」
勢いに乗って準OPにやってきたシルクフォーチュン、
同じく無敵の進撃を続けているハッピーダイアリー、
それを迎え撃つ現級の上位勢力ハイエモーション。
この3頭が実力(期待感)で大きく抜け出している格好。
これを、現級勝ちがあるものの地味なティアップハーレーと、
地方で地力強化してきたタガノシュペリオルが追う。
日曜と木曜に書いた通りにメンバーはかなり軽くなっており、
これ以外の馬が絡んでくる感じがほとんどない。
それでも、上の3頭の争いは十分に興味深い。
フォーチュン、ハッピー、シュペリオルがダート界の超新星となるのか、
ハイエモーション、ティアップハーレーが意地を見せるのか。

逃げるのはハッピーダイアリーかタガノシュペリオルだろう。
典型的な逃げ馬がいない状況なので、
どちらの鞍上もハナを切る事は考えているはずだ。
逃げ馬がいないと言っても、そこはダートのスプリント戦。
ペースが落ちる理由は全くなく、ハイペースで進むことになる。
そこに超がつくのかどうかと言うと、つくことはないだろうけど。
その後ろに、内枠になったハイエモーションとティアップの2頭。
この2頭が前を行く2頭を警戒しながら進むことになるか。
特に、無傷の馬を放置する理由などどこにもなく、
ハイの鞍上が後藤であることも加味すれば、
4頭が前に位置してそのまま早めの戦いに入ることが想定される。

さて、人気を背負うフォーチュンであるが、
こちらは前を行く4頭とは真逆の脚質を持つ追い込み馬。
4頭とフォーチュンの間に、かなりの障害物が出来ることになる。
これをどのようにパスして行くかが今回の鍵になる。
アンカツはこの馬に騎乗するのは初めてのことなので、
どのような性格をしているかということは、返し馬以降で掴むしかない。
外から見ている限りは、レース前半では消極的な性格のようで、
鞍上に仕掛けられつつ、なんとかついているという感じ。
これを過剰に仕掛けたら、おそらく変なことになってしまうので、
これまでの小牧のレースぶりを踏襲して、
少し仕掛けながら周りの様子を見つつ追走、って感じになるだろう。
4角前までくればもう十分に気合が乗っているので、
他馬に邪魔されないように外を回しながら直線へ。
コーナーリングで加速を妨げないようにすることも大事か。
視界フリーの大外に勢い良く現れることが出来たら、
そこからはフォーチュンが本気で走ってくれる。
そのとき、前を行く4頭がどのような頑張りを見せているかは分からないが、
これまでにフォーチュンが見せてきた異次元の末脚を持ってすれば、
どれが押し切りそうになっていても、引っくり返すんじゃないかと思う。

このレース、ただただフォーチュンの追い込みを楽しみにしている人が大半だろう。
俺もそう思う。単勝を買って熱く応援したい。
相手はシンプルに4頭だと思うので、頭固定で3連単12点を。
ちょっとずれてくれたらかなりの高配当になるからね。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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はじめまして (小倉の馬券師T)
2010-10-03 02:26:29
はじめまして。
オールアズワン快勝でしたね。
確かに質高そうな馬です。
母父ナリタブライアンというのが
応援したくなります。
安藤ジョッキーを応援するブログと言う事で
私も安藤ジョッキーのファンの一人です。
(もちろん安藤勝己の頭脳は熟読しました。)
なかなか深いブログで、よければ相互リンクを
お願いしたいのですがどうでしょうか?
http://keibacashflow.blog52.fc2.com/
勝手ながらこちらからはリンクを張らせて
頂きました。
返信する
Unknown (sankyo)
2010-10-03 07:45:13
どうも初めまして。
ブログを見させていただきました。
良いですねー。真剣に予想されている方はみんな仲間ですよw
競馬は、自分であれこれ考えるからこそ面白いんですよね。
早速ブックマークに入れさせていただきました。
よろしくお願いします。

オールは今回こそ超良血馬達の話題の中に埋もれていたわけですが、
(まあ、実際に使うお金となると皆さん話は別って感じでしたがw)
このようにしっかりとした資質を見せたので、注目を集めていることでしょう。
そこで、ブライアンが母父だと初めて気付いた人も多いかもしれませんね。
これから人気が出る予感がします。
返信する
Unknown (小倉の馬券師T)
2010-10-04 01:48:15
早速リンクしてくだりありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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