二人で行きたいお花見には今年は誘えないけれど、子ども達も一緒の映画はどうかなと思って、昨夜、
『水曜後のご予定は?』
とメールしてみた。けれど返信なし。また何か家であったのかしら…
今朝、7時のアラームに続けて“らいおんはーと”が鳴った。
『明日は歯医者の予約を入れてるの。ごめんね。それと』
と続いている。
『あなたにしか言えないんだけど、うつ病の気配がでてきてるんだ。なのにPTAが今日から始動なの
』
足元から震えがくるような気がした。
そろそろ軽快に向かう頃だと思ってた。
だけどいろんなことが本格的に動き出そうとしている今になって発症するかも知れないなんて…。
元気な彼女だったらPTAのことなんて何も心配する必要はないのに。
どうしよう…って私が考えてもどうにもならないけれど。
『私にできることは?夜にだってすぐに行くから。力になりたいよ』
『ありがとう。心配かけてごめんなさい。あなたの気持ちが嬉しい』
私には強がっても意味がない。あなたとはお互いに支え合っていると思ってる。それに、いとしい存在であることにも変わりない。ひとりで何でも背負わないでいいんだから。
そう言うと、
『いつもあなたに支えてもらってばかりだよ』
『そんなこと、ないよ』
彼女がいる、というだけで、どんなに心強く感じているか…
『気楽に行ってみて
大好きだよ』
『うん。わかった。 大好きよ
』
『私には いーっぱい甘えていいよ
』
本当は昨夜、去年あたりの彼女の保護メールを読んで泣いてしまった。
私は心から彼女に愛されていたのに、それがいつからか当たり前になって、もっともっと彼女の心が欲しくなっていた。
彼女と歩幅をあわせることができなくて、自分だけでどんどん先に、そして同時に下へと堕ちていった。
今さら反省しても遅いのだけど、それで今朝のメールの内容なのか、と胸が痛んだ。
彼女も芯は変わらないから、きっと私に弱音を吐いたりもしない。
私も本当に彼女の力になれるかなんてわからない。自信もない。
彼女の心が欲しいと、今でも思わないわけじゃない。
でも私がそう願わなくても、今は彼女の心はいつでも近くに感じられる。
そして、つらかった日々も無駄じゃなかったんだと思う。
だからせめて彼女には、私が少しでも力になれるのならいつでも届くところにいると伝えたかった。
そういう想いがあることは知っておいて欲しいの。
病気を治すことはできないし、24時間一緒にいることもできないけれど、あなたの気持ちを軽くしてあげられるならなんだってしたい。
苦しいときにひとりじゃないんだって、憶えていて…
『水曜後のご予定は?』
とメールしてみた。けれど返信なし。また何か家であったのかしら…
今朝、7時のアラームに続けて“らいおんはーと”が鳴った。
『明日は歯医者の予約を入れてるの。ごめんね。それと』
と続いている。
『あなたにしか言えないんだけど、うつ病の気配がでてきてるんだ。なのにPTAが今日から始動なの

足元から震えがくるような気がした。
そろそろ軽快に向かう頃だと思ってた。
だけどいろんなことが本格的に動き出そうとしている今になって発症するかも知れないなんて…。
元気な彼女だったらPTAのことなんて何も心配する必要はないのに。
どうしよう…って私が考えてもどうにもならないけれど。
『私にできることは?夜にだってすぐに行くから。力になりたいよ』
『ありがとう。心配かけてごめんなさい。あなたの気持ちが嬉しい』
私には強がっても意味がない。あなたとはお互いに支え合っていると思ってる。それに、いとしい存在であることにも変わりない。ひとりで何でも背負わないでいいんだから。
そう言うと、
『いつもあなたに支えてもらってばかりだよ』
『そんなこと、ないよ』
彼女がいる、というだけで、どんなに心強く感じているか…
『気楽に行ってみて

『うん。わかった。 大好きよ

『私には いーっぱい甘えていいよ

本当は昨夜、去年あたりの彼女の保護メールを読んで泣いてしまった。
私は心から彼女に愛されていたのに、それがいつからか当たり前になって、もっともっと彼女の心が欲しくなっていた。
彼女と歩幅をあわせることができなくて、自分だけでどんどん先に、そして同時に下へと堕ちていった。
今さら反省しても遅いのだけど、それで今朝のメールの内容なのか、と胸が痛んだ。
彼女も芯は変わらないから、きっと私に弱音を吐いたりもしない。
私も本当に彼女の力になれるかなんてわからない。自信もない。
彼女の心が欲しいと、今でも思わないわけじゃない。
でも私がそう願わなくても、今は彼女の心はいつでも近くに感じられる。
そして、つらかった日々も無駄じゃなかったんだと思う。
だからせめて彼女には、私が少しでも力になれるのならいつでも届くところにいると伝えたかった。
そういう想いがあることは知っておいて欲しいの。
病気を治すことはできないし、24時間一緒にいることもできないけれど、あなたの気持ちを軽くしてあげられるならなんだってしたい。
苦しいときにひとりじゃないんだって、憶えていて…