再開発は困ります。

再開発問題の悩みをみんなで共有するブログ
意見交換、相談など大歓迎。。
コメントとTBは管理者の事前承認制です。

ようこそ「再開発は困ります。」へ

駅前再開発を経験し、 住民運動を通じて、その場所に住まうと言う 当たり前の生活の権利を主張してました。 電車に乗り、車窓の向こうの駅前にやたら背の高い 人が住まうには、不自由な建物ばかり建っていますが、 その件数分、住まう場所を追い出された生活者が居たという事に 悲しさが込み上げます。 と同時に、怒りも込み上げてきます。 こんな悲しい思いは私達だけで十分だ。。。 今現在、この先、再開発計画に立ち向かう人たちへ 少しばかりですが、応援させて頂きます。 直接連絡を取る事も可能、相談用メールアドレス はsaikaihatsuhakomarimasu@gmail.com コメント欄でも記入結構です。 事前承認せいなので、コメント、TBについては、 こちらで操作するまで公表されません 公表を遠慮したい方は一言その旨記入ください。

相談用メールアドレスを取得しました。

2014年07月29日 12時49分47秒 | 再開発
個人的な、資産が危険にさらされる再開発
相談内容も、個々の経済状況やお財布状況が
相談の内容に含まれるため

ブログ内で、公開の状態で相談していくのは
困難だと思うので、
相談用メールアドレスを取得しました。
gooメールが停止してしまったので、
グーグルのメールにしました。

レスポンスも早くしていきたいので
よろしくお願いします。

アドレス
saikaihatsuhakomarimasu@gmail.com

です。

連絡:gooメールの中止、新アドレス取得中

2014年04月01日 23時41分21秒 | 再開発
更新滞りまして、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

まず、連絡事項、当ブログトップ案内にありました。
gooメールアドレスは、3月をもって、中止になりました
gooの都合のようです。

ブログトップ画面の変更が遅くなりまして、ゆえに
メールが届いていない、返信が来ないなど、ご迷惑をおかけしました。

ただいま、新しいメールアドレスを取得中、
再開発用に用意していますので、もう少しお待ちください。

最近のわたくしは、先の記事にありましたように
再開発の当事者でありました、家族を昨年に無くして以来
残された家族のために時間を使うことで
手一杯でした。。。


亡くなってから、半年。。。
再開発を思い出すと、故人を思い出すので
更新もままならない状況ですが、

読んでくださる方が居て、情報が必要な方が居る
と言うことを、連絡受けまして
頑張って更新する気持ちになってきました。

まずは、新しい連絡できるメールアドレスを取得して
細かい話や、相談を受けていこうと思います。

以前のようにレスポンスが遅い時もあるかもしれませんが
頑張ってPCを開けてチェックしますので、
よろしくお願いします。

まずは、連絡まで、



再開発で命を縮めた

2013年11月07日 22時23分20秒 | 再開発
記事更新が空いてしまいました。

本来なら、先日11月2日、3日と執り行われた
区画整理・再開発全国連絡会議の全国集会の内容を
記事にするつもりでしたが、わたくしは欠席しました。。


ほかの事が起こってしまったので、記事内容を変更します。


実は、私たち家族は、とある区の駅前再開発に遭い
店舗を閉め、住居を引き渡し
7年前に仮住まいに転出、
現在の住まいの場所に土地を取得、建築工事を経て

5年前に、店主はもともと営んでいました
店舗を再開させることができました。

新しい場所は、近隣居住者は親切な方が多く
駅前では無かったので、かつてのような売り上げは見込めませんでしたが

近所の方に、店を利用していただき、
店主も街に溶け込む努力を惜しみませんでした。


再開発に巻き込まれ、つらい思いをして
生まれ育った土地を転出し、駅前ではない、知らぬ土地に根を張り
気持ちを切り替え、この地でお世話になる思いを胸に抱え

店主は頑張ってきました、わたしはその後ろ姿を見ていました。

ですが、店主は突然この世を去りました。
若かったです。これからだったのに。。。


再開発が原因の全てでは、無いと思いますが、
多かれ少なかれ、店主の心の影ではありました。

乗り越えるため、希望を抱いてもおりました。

こんな努力のかたまりの様な人を、
神様は連れて行ってしまうのでしょうか。。。


もう少し、再開発の傷を癒し、明るく過ごしてあげたかった。
こんなにもこの人を傷めつけなければイケないのか。。。

こんなに無情で良いのだろうか???


再開発には、このような人生がたくさんある。
こんな人の悲しみを生む、再開発がこれからも進んでいくのだろうか??

こんな想いは風化させてはならない。





再開発区域の渦中の方から相談を受けました。。。

2013年09月18日 12時44分48秒 | 再開発
どこにでもある再開発計画、(残念なことに。。)
インターネットや、官報に載る前の再開発計画区域に含まれて
どのように対応してら良いか、不安に思っている方は結構居ますね。

こんな地域にもあったのか!!と驚くこともあります。

このブログの存在意義も、そんな迷われている方に情報提供するために
あると思っていますので、
疑問に思われた方の、当ブログの活用は良いと思います。

出来るだけ正しい情報を提供できるよう、日々情報収集をしております。


本日の記事は、最近相談がありました方の大まかな相談内容を公表します。
(当事者に了解済み)

C区T町としておきましょう。
下町風情が残る。木造または低層の住宅地域が多く存在する町
何か商業や工業の地域と言うわけでなく
人が住まうには、静かで、通勤にアクセス良く、良い街であります。

そこにいくつかの再開発計画があるようです。
そのうちの一つに区画が含まれている方から
当ブログメールに問い合わせがありました。

どうにか都合を合わせて、お会いして、
資料の拝見、内容のヒヤリング
こちらからの情報提供をして参りました。。

再開発計画の区域に取り込まれるなんて
人の一生にあるかないか、
そこに自己の資産が組み込まれた事になって
はじめてどうすれば、資産を守り、
立ち向かっていかなければならない局面になり
かなり不安な思いをされた事でしょう。。。


面会した最後には、再開発計画区域に組み込まれることが
結構な問題であることに、気づいていただき
それに踊ってはいけないのだ、と理解していただいたのは幸い。。

この計画を注視していきながら、自己の資産を守る気持ちを持っていただきました。


わたくしを含め、NPOもこの地域を注目していきます。

今後も出来るだけサポートしていくつもりですし、
相談者の健闘をお祈りします





行政側から見た、再開発事業の旨味をあえて考察する

2013年08月24日 13時43分00秒 | 再開発
久しぶりの記事の更新であります。テーマや記事のネタが切れた訳ではなく
ただ、ただ更新する時間の問題であります。
時間を取れないのは、日々の工夫が足りないからであり、自己で反省すべきです。

久々にブログ編集ページを開き、コメント欄を見ましたら
再開発を経験された方から、貴重な、ありがたいコメントを頂きました。
私もそうですが、実体験してみて
「ああ、こうしておけば良かった。」「だから再開発は困るのだ。」
というように再開発後はいくらでも後悔できるので、後悔はしてほしくないので
計画中などの人には十分に分かってほしい



そのコメントを頂いた方の主旨はこうだ、
「権利変換により、一部の床の権利を取得した。
  驚いたのは、権利床の固定資産税通知の額だった。」

上記のありがたいコメントを頂いたので
早速、再開発と固定資産税に係る、行政の旨味について再度考察してみる。
行政側の見方であるが、再開発計画が安易な、楽な計画で、多くのメリットを得るものなので
民間出資会社が出てくれば、乗っかりたいのが行政だ。
そこに地域住民の意見や都合は考慮されない。。。



◎行政側の再開発と税収入。(その1固定資産税)

再開発をする→当該エリア及び周辺地域の固定資産税(路線価)が上がる。
→税収入が上がり行政区が安易に税収を伸ばすことができる。



◎行政側の再開発と税収入。(その1住民税)

限度のある土地面積に対し、固定された容積率でマンションを計画したところで
床面積を容積率目いっぱい取っても、比較すれば、
再開発ビル(高層)計画で高度利用計画をし、床面積の増大が可能
マンション購入者した床権利者などの住民の新規流入により、
その他消費など、住民税、固定資産税を納めて
行政区のメリットは多分にある。


◎木密地域の防災対策の改善、駅前ロータリーなど交通問題の改善

木密地域の防災対策には大きな障害がある、
個別の建物所有者に1件づつ防火性能を有した建て替えを即したところで
何年と気の遠くなるような時間と労力が損なわれる。
いつ起こるか分からない地震災害や火災を未然に防げなかった場合の
行政には施策など責任も問われることもあるだろう。

ある程度のエリアを一括して、再開発計画をして、高層マンションを建て
当該住民や地域外の流入者を含めまとめてしまえば、耐火建築物による防災化、
計画によっては防災公園も設置可能だ。

これもお役所の安易な発想でしかない。
地域住民の意思や都合は考慮されていない。


駅前ロータリーなどの交通問題もひと筋縄では行かない

駅前などの商業地域などは、土地が利益を生む場所なので、
戦前からの権利者が居り、
戦後まもなくの駅前計画などで上手く整理ができたところは良いが
役所行政が後手後手にまわり、昨今の自動車交通事情が狭小駅前ロータリーに
追いついていなのである。


このような後手後手の都市計画を当該既存住民に負担として
押し付けないでいただきたいものである。


後手後手の都市計画については、次の記事を待っていただきたい。。。

第45回区画整理・都市再開発全国研究集会開催後の報告

2012年11月12日 12時51分32秒 | 再開発
先日、10月27日、28日と東京にて、私も所属しているNPOの
年1回の全国集会が行われました。

区画整理と再開発、似ているけど違いがある
だけど、両方とも直接的に人の人生を大きく変えかねない問題を抱えている
法令であり、行政であり、民間開発行為である。

その辺りの問題を、二日間ではあるが、真剣に問題に対峙している地権者や生活者、
地方議員、学者、が集まり議論していく場である。
参加地域は北から西の方面まで広域であり、
それだけ日本中に問題があるということだ。

難しく書くと上記のようになるが、

もっとラフに言うと、
それぞれの問題に直面している人が参加し
各地の現状や情報を共有し、人脈を作り、知恵を自身の地域に持ち帰るという感じ。。。

住んでいる地域の問題を、1人で抱え込まないで、語り合う事でも
不満や不安の解消になることもあると思います。

参加者の満足度もあると思います。


下記写真は、記念講演の波多野先生の様子、内容も濃かったです。




このような全国集会の催しものは、年1回ですが、

再開発の方でも定期的ではないが
数か月ごとに、催しで集まりお互いの戦いを健闘しあっている。
気持ちを奮い立たせる意味もあるが、

同じ辛い思いをしている人同士が集まると、想いを共有できる分
安心していく効果の方が大きいと思う。。。

意味のある出会いを結ぶことも、このNPOの使命でもありますね。








当ブログを通じて、新しい相談を受けてきました。

2012年10月05日 19時07分02秒 | 再開発
ここのところ、多忙で記事の更新が滞っておりました。
当ブログに閲覧してくださる方、申し訳ございません。。。


空白の時間の中、何もなかった訳ではありません

先月になってしまいましたが、
9月某日、東京都内のとある地域で再開発計画があり
その計画地に居住し生活をされている方から

心配の日々、不安な思いを聞いてきました。。。


きっかけは当ブログのメールに相談を受けた内容で
私のほうから、現地にて様子を伺いたい旨、返信をしました。

後日、現地にてお会いしたわけですが、
やはり、現地に赴き、実際に再開発計画に直面している人のお話を聞くことは
とても大事であると痛感しました。

すべての、質問に的確に返答出来たかは、わかりませんが。。。
長い時間、滞在し、お話してきました。。。




その地の所在、権利関係は匿名にしておきます。(Aさんとしておきます)

その地は歴史的にも深く、Aさんはかなり前からその地で生活されて
学校も、実家もその地域でした。

付近の乱開発が進み、その土地だけ、ひっそり住宅がひしめき
生活感があり、ほっとします。

ですが、その地にも再開発計画が立ち上がり
準備組合は、都市計画決定へ行きたいようです。


Aさんとの話は、生活を守るべく、資料や情報を読み取り
不本意ではありましょうが、家族を守るため行動を起こしましょうと
言うことは、同意見でした。

その後、NPOの事務局へ足を運んでいただき
NPOの会員にまでなっていただきました。


でも、戦いはこれからです。(と言っても、気長にゆっくり、負担にならぬように)

これからも、注視して、様子をうかがっていくつもりです。



このように、当ブログを通じて、お会いしてお話を聞く機会が増えてきました。
このブログを立ち上げたのも、このように成るために開いたモノですので

他の地域の方も、遠慮せず、ご意見をしていただけたらと思います。



それぞれの所有権利により、対応が変わってくるのが再開発

2012年08月31日 11時28分50秒 | 再開発
街に生活すると言うことは、
土地や家を所有したり、借りたり、
借地の上に自己所有の家を建てたり、

もっと細かく言うと、その場で寝食をしたり、
テナント借りをして店を開き、商売で生活費を稼いだり、

すべての、人の人生、金銭面、生活に直接関わってくるのが再開発問題である。


あなたの街に、再開発計画があり、計画が進行してしまい
あなたの将来を考える期限を迫られる前から

いろんなパターンの将来を多角的に考えなくてはならないのだが、
その為に自己の持つ権利などはどのように扱われるのかを知っておいたほうが
より良い判断ができると思います。

※この場合、再開発ビルに入るまでの工事期間の補償やその他の補償金については
   省きます。(実例はもっと細かいです。)


●土地・建物所有権について

再開発かかると、「権利変換」と言う用語で、権利を金銭にして取り扱う
つまり、あなたの持っている土地建物を評価して金銭にします。
普通の土地建物の売買と同じです。
これは、法務局に登記してあり、法のもとに権利を有するものには
相応の補償をするからです。


●借地権の土地に自己所有権の建物について

この場合につきましても、「権利変換」の評価により、権利を金銭にします。
法のもとに所有している権利(登記してある)は借地権の底地割合と
土地の上に立っている自己所有の建物の評価です。


●借家住まいの方(賃貸)、テナント借りの方(店舗、事務所など)

契約期間内(通常2~3年の残存期間がある場合の補償)はありますが
一律にすべて補償されるものはありませんし、補償を断る例もあるそうです。
法律上では借家契約をしているので、転出などの時期や都合は借家権者の権利が
有効になると思いますが
通常大家との交渉になりますので、再開発法や運用で法文や基準がありませんので
借家権者を守る決定的なものは、再開発計画の運用ではありません
曖昧なのです。


●営業権などについて

駅前ですと、テナントの商売屋が多くありますが、
再開計画地でも永久に商売し続けられるような意味合いでの「営業権」等はありません
「営業権」ではなく、「営業許可」ですので、権利として保護されるものはありません
では、「私はこの駅前で商売ができないのか」のご意見には
そのほかで、希望や要望に合う方法もございますが。
自分ひとりで、組合と交渉しなければなりません、心細いものです。。。


●生活権、財産の所有権の自由(憲法29条関係)

私自身弁護士ではありませんので、詳しく的確な説明はできませんが、
再開発計画地において、自己の土地建物の所有権の自由を
都市計画法、再開発法により、自由にできない場合、自由を制限された場合、
憲法29条に触れるのではないかと思います。

私もそう思いますが、条文の最後のほうに
「公共の利益に反しない限り」と謳っていることがカギとなります。

再開発計画が公共の利益と判断されれば、
あなたが再開発計画区域内で一人反対していても、退かなくても、
あなたは「公共の利益に反する人」となってしまい、
厳しい現実を見ることになるのです。(「強制代執行」などは例としてあります。)



上記の5つ以外、再開発計画地域に組み込まれてしまった方には
権利においても、将来設計においても、権利形態の多様も含め
いくつものパターンで対応する方法を考慮し、
将来の生活設計のためにも判断を誤らないように。
正しい情報集め、正しい理論武装をしなければなりません。


ですので、多種多様な個人個人の権利、生活形態に合わせた
再開発問題の対応策がたくさんあるということです。。。

どのような情報がお望みでしょうか。。。?

2012年07月29日 18時59分20秒 | 再開発
久しぶりの更新です。
公私とも忙しくて、記事の更新もまま成りませんでした。。。

忙しい状況は、変わりませんが、スポッと時間が出来たので更新します。



更新していませんでしたが、編集画面は毎日確認していました。
コメントが入っているか、gooメールが入っているか、


再開発の危機に対峙している人がいないか、確認はしています。。。


コメントが無く、再開発に人生を振り回されていなければ
悲痛な訴えさえなければ、平和な世の中だと、認識できます。。。




ですが、ココ最近急激にアクセス数が増えております。

ブログ初めて2年目ですが、1年目のアクセス数より2倍近くなっています。

どなたか、興味のある方、再開発の危機に面している方、

再開発推進の考えをお持ちの方、

記事を読んでいただきましてありがとうございます。


再開発と戦っている住民の方々と直接お会いしてお話しすることも多いのですが

地域の特性や、置かれている立場とか、
長く付き合っていかなくてはならない再開発問題に合わせて、

対応する手法も変わってくると思います。


1年と8ヶ月近く、ブログを開き、意見交換や相談の窓口としてやってきましたが

全国の再開発と戦っている方が、どのような内容の話を聞きたいのか?
どのような、問題を抱えているのか? 

心配になります。。。


もし、再開発で、心配事がありましたら、お聞かせ下さい。。。





NPO再開発対策連絡会議・23区現地見学会の報告

2012年05月31日 00時38分36秒 | 再開発
所属しています、
NPO区画整理・再開発対策全国連絡会議、毎年1回開催の
「23区現地見学会・交流会」が5月26日(土)午後開かれました。

開催地域は前述の記事の場所です。

その地域の方々に、場所の提供を依頼し、公民館を借りていただき
各地の再開発住民運動グループに呼びかけ
現地を見学する事と、情報の共有、人間の交流を目的としています。

東京23区ばかりではなく、近県であれば参加可能です。

受け入れ先の地域の参加者、15名程度
他地域より集まった地域数、10地域
参加者27名
合計42名、もっと居たかもしれません。

午後1時集合から、地域を練り歩き、現在進行形で戦っている状況を見学
午後2時より、公民館集会室で意見交換、情報交換

熱気のこもったご意見のやりとり、何よりも良かったと思うのが
この地域の方々だけではなく、近所にこんなにも同じ思いをして
日々生活されている仲間が居るのかと。。。思っていただけたら。。。


それぞれの方々がその様に思っていただいて
少しでも心の支えになっていただければと
真っ直ぐな想いで、企画させていただきました。

午後3時位より、お茶をお酒に変えて会場の終了の午後5時まで
時間が惜しいくらい沢山の意見が出ました。

企画者、運営者、受け入れ地域の代表者でその後、打ち上げ
一応の成功と評価していただき、わたくしも嬉しく思います。

NPOとしては、年一度と企画しておりますが。
ご希望の地域があれば。。。
「私の地域も見学してください」と、言う方がいらっしゃいましたら
ご一報下さい。



各地の再開発反対住民運動の取材記(その2)

2012年05月14日 18時42分52秒 | 再開発
もう一つ、再開発反対住民運動の行われている地域を取材してきましたので
ここに記事として、更新します。


地域の特定はいたしません
東京都とある区とある地区で再開発計画があり、地域住民は反発
再開発反対住民運動を行っています。


どちらかと言うと下町情緒溢れる地域です。
長いアーケードの商店街、居住者も多く、商店と駅の利用者も多い
学校も多く有る場所なので、若い学生がたくさん居る。
人の賑わいは有る方です。

通勤通学の駅利用者が多ければ、駅前も商売などは成り立ち
空いているテナントなど無く、
私がかつて経験した地域の再開発エリアのようにシャッターが閉まっている事はない
駅前の商業が活発なのに、そんな地域に再開発計画など必要なのか??疑問だ


なんと、その地域の再開発は都市計画道路建設も絡んでいるのだ


都市計画道路は、東京ではなかなか計画はあっても建設までには至らない
計画沿道の敷地所有者との補償や移転の決着がつかないからだ。。。

計画はあっても途中で止まったり、開通まで30年経過する事例もある。
再開発計画に都市計画道路計画を抱き合わせるのには、
第1種再開発計画という、開発の時間が比較的短くすむものに
道路計画を合わせる事により、確実に30m~計画道路が通せるメリットがある。
メリットは役所側にと言うことだ。
地域住民は望んでいない都市計画道路、再開発計画は迷惑な話である。


そんな、必要のない再開発、都市計画道路計画に対して住民は見直しをかけ、
地域住民に優しい形での対応を役所側に求めている。

が、しかし、役所側は最近、都市計画の地区決定の素案を造り
計画の縦覧などをし、進めようとしている。

地域住民の反発は大きい、話し合いのテーブルに着かしてもらえない
住民説明会を一方的にするだけで、質疑の時間や、考慮する時間を与えない。

どこかで見たような、風景だ一方的すぎる
ニュースで見る、原発再稼働の説明会で原子力安全委員会の対応の仕方だ

説明=理解とは、決していかないものだ。
説明をする前に、人の所有権(資産)を扱う問題なのだから
十分な話し合いをするべきである
理解を得るまで、役所は計画を進めるべきでは無いのだ

説明会には、デェベロッパー、ゼネコン、コンサルが様子を伺いながら
端の方で参加しているのも、気持ちが悪いし、腹が立つ、

本来、税をもってして、地域住民サービスをするべき区役所が
こんな理不尽なストレスを納税者であり、地域住民に負担をかけるとは
有ってはならないと日々強く思うのである。。。


駅前のロータリーに面した建物、目立ちます。
住民の強い意思の表れです。
この想いを、行政は受け止めるべきです。



再開発計画は駅前営業者だけでは無く
一般的な居住地区も巻き込まれる。
普通に生活をして、納税までしているのに、不眠を訴える人も居るそうだ。







各地の再開発反対住民運動の取材記(その1)

2012年05月02日 15時38分50秒 | 再開発
前述の記事では、連続の記事を書いていましたが
一度中断をして、
ブログ閲覧者の方に興味があると思います、各地の再開発反対住民運動の記事を
ここに紹介したいと思います。。。


東京のとある区とある地域でございます。
詳細の地域を特定はしていません。

近くに賑やかな商業地が隣接していますが、
この町に入ると、とても静かです。

東京は上手くできていて、商業地(繁華街、他の地から来た人を楽しませる場所)
と、静かに(人間らしく)居住する場所を分けているのです。
私の現在住んでいるところも、この地も
衣食住(特に寝食)をするにはとても良い場所。。

車の音も、歩行者を押しのけて入ってくる車も無く、快適な空間
町だって木造2階建てが主で(高くても3階)太陽を遮断するものも無く
都心で、洗濯物、布団干しなど何不自由なく暮らせるところ。
タバコの吸殻など無く
下町のように植木鉢が道路にはみ出ていない所も住民の品位があります
駅も近くにありますが、商店街と言うものも無く、住宅地です。

なぜ、この地に再開発計画があるのか理解に苦しむ。。。
この地域の方々は、理不尽な再開発計画に悩まされている。。。
こんなに住民が快適に住んでいるところに、不要な高層建物など要らないのです。

この地域に行くのは5度目、住宅地の向こうに見えるのは
以前、この地で起きた失敗再開発ビル2棟、
隣の再開発が失敗した事例として、近隣住民も良く理解できており。
こんな失敗は繰り返して欲しくないものです。。。

住宅地は木造が多くあるが、建て替えなども住んでいて
準耐火建築物、防火構造の建物も多く、防災意識は高い
現在の防火地域に適した建物を建てている。


買い物ひとつ取っても、家の前から自転車に乗れることは、住民、高齢者にとって
当たり前であり、優しい町である。
家の道路にはみ出た植木鉢ひとつ無い、キレイな道


再開発反対と言う強い意思は、この地が快適である
むやみにいじってくれるなと言う強い気持ちの現れ



緑だって多い。。地域の方が利用可能な庭園付きコミュニティスペースもある。
建築物も庭園も秀逸で、保存すべきである、

この地の居住者は、再開発計画を立ている区と粘りある交渉を重ね
区側の説得をしようとしている。。
これも、自身の街を守ろうとする住民の高いプライドと思う。


街を案内してくれました、再開発反対住民運動の方、
ありがとうございました。

再開発は人生をネジ曲げるよ。数多い実例が語るよ。

2012年04月18日 18時08分08秒 | 再開発
まずはじめに。。。


人生って短いって言われるけど、
生活形態の変化に置き換えると(生活する上の収入の事)長い目で見ないと
いけないよね。。

サラリーマンなら、会社を転々としないで、とどまる為に努力をすれば
一定の収入があり、生活も安定するが、

駅前で商売するとなると、また違ってくる
1,商売の流行のサイクルが早く、売れる時と売れない時がある。
2,テナント貸しで大家やってても、建物は20~30年ですぐ古くなるし
3,町の形態が変わると(町と駅利用者の変化、会社、居住者の有無)
    お客の形態が変わる。

など、
同じ場所での時間で考えて、駅前で商売して生活を成立するとなると
時代に合わせた適応能力と柔軟な考えが必要である。
ところが、駅前で商売されている権利者は高齢化しているところがほとんどで
柔軟性からは、遠くなっている実情がある。


では、どうしたものか??
それでも駅前の商売屋の方々は、絶えず努力をして時代に食いついて
自己の商売を成り立たしている。
たいしたもんだ。。

そうして生活を成り立たせている商売人や居住者に対して優しくないのが


再開発計画である。。。


商売屋なり、居住者の生活形態が再開発計画によって大きくねじ曲げられる事例が
多すぎる。。。

なぜ、そのような事が起きるのか
記事2回に分けて、報告しておきたい。。。


再開発計画を役所ないし、コンサルタントが説明する時に
「権利を変換するだけで、生活形態や商売も変更することなく
 今まで通り生活(収入)できますよ。」
と言う。。。

それは、ウソだと言いたいくらい
既に終わっている再開発ビルの生活者の人生はネジ曲げられているのが実情だ。。。

それは、私自身の家族の経験、私の取材のほか、
多くの再開発失敗例が物語っているのだ。。



まず、商売屋から話そう、
所有権利者、賃貸借によるテナントで商売している人にも
再開発は優しくないと言うか、残酷だ。。。


駅前で再開発ビルが出来て、新しいキレイなビルで商売始めて
目新しい物見たさで、電車途中下車して再開発ビルを利用する人は
3年間ともたない。。。

上層階の居住者が降りてきて、激しく利用してくれるかと言えば、それも無い。。

上記の結果から
再開発ビルの集客効果はとても短く3年もたないのだ。。。

残されたのは、店を続ける上での固定費である、共益費、管理費の支払いだ。。。
残された老後も、固定費に追いかけ回されるのである。。。

売り上げが上がらない、固定費は高い、集客の努力がビルであると難しい等々

とても短い期間(3年)で、生活形態(収入)を決断して行かないといけなくなる。。



今までの方が、自由が利いたし、固定費もない。
なんで再開発計画に乗ってしまったんだと。。。こんなはずじゃ無かったと。。。
そんな負の想いで、再開発ビルの中古マンションを売り
地方に転出する人が多いのである。。。

そんな、事例が再開発のランドマークである
6PONGIひるずで起きているのですから
あなたの街でも、ほぼ起こると言って良いと思います。


事例が物言います。。。









核心部に触れるには、お会いするしかないと言うジレンマ。。。

2012年03月25日 20時14分43秒 | 再開発
再開発計画への個人向け、団体向けの対策を書いたマニュアルは無い

実際問題、居住者が再開発計画の渦中に居る場合
次に何をすればいいかなんて、示すモノがありません

地域によっても、問題の形態が違いますし
計画自体の進行度合いにも対策が左右されます。

ですが、何もしないで居ると結果はあまりにも残念だ。。。


全ての地域の再開発問題の渦中にあり、毎日を不安に過ごしている方々に向け
このブログ「再開発は困ります。」を立ち上げました。

今のところ、ブログ管理者Aの再開発問題に対する考えと
各地の取材記事を載せてきました。

記事を書いていてジレンマに襲われるのが、
WEB上に書ける情報に限りがあることです。


そうです「核心」に触れられないのです。


自身の再開発経験、各地域の再開発住民運動の核心を
ブログ記事で公表できない事情があるのです。。。
個人情報や地域の情報に触れる内容になるため記事、公表できない情報が多いのです。
どうか、ご理解いただきたい。


実際にお会いしした方々には、その核心には触れられる
対面でお話しすることの大事さをココ最近痛感しています。

問題に対応していくのは団体戦が適当ですが
個々に所有する権利形態、生活形態が違うのにも
完全マニュアル化できない理由のひとつでもあるのかな。。。

そんな中、「再開発は困ります。」を通じて
実際にお会いできた方々に、
核心部をお話していく形にどうしてもなってしまいます。

その辺を了承していただきたく
今後も、再開発問題への記事を書いていきたいと思います。


3月3日現地講演会の報告(2回目)

2012年03月07日 00時33分36秒 | 再開発
私としましては、オリジナル公演資料を作製して、2回目の現地講演会を
3月3日にK区J地区主催で開きました。

K区J地区とは、前述の記事にもあるように、昨年12月の中頃から
このブログにコメント頂いたときからお付き合いが始まりました。

J地区の方々は非常に熱心に、再開発の危険な内容
どんな権利形態でも、生活設計に大きな影響を及ぼす事を素早く感じて理解して頂き
提供した情報の吸収力を持ち
どのように動けば良いか、どのようにして自分たちの権利、生活を守るか
素早く判断して動ける、まとまりのある、暖かい住民です。


そんなK区J地区の依頼で、私のオリジナル講演会を呼んで頂きました。


近くの公民館で、部屋はイス机並べると60人位の会場
わたくしは、オリジナル資料集を45部刷って余ったら持ち帰ろうと思っていましたが
集まったのは55~6人、資料は不足してしまい。
全ての方に行き渡らない、うれしいハプニングがありました。

と言うより、K区J地区の住民運動グループが、必死な思いで講演会の出席を
再開発地区外の周辺住民にまで向けて発信していた努力のたまものでした。

私の経験を含めた、再開発の仕組みを公演させて頂きました
全ての権利形態、個別の生活形態全てにお答えする時間までありませんでしたが
質疑の時間も、多種多様な質問をいただき、今後の私の資料としても
有意義な時間でした。


ビックリしたのは、「NPO区画整理・再開発対策全国連絡会議」から出版の
「これならわかる再開発」

を20冊持っていきましたところ、完売、
NPOの会員になって頂いた方も数名、

公演内容も活動方針もご理解頂いて
私としましては、とても嬉しい日でありました。


今後、再開発計画と戦っていく地域ですが
NPOとわたくし、その他の連携している地域も応援していくと思います。

私の言葉がちょっとキツイのも我慢して頂いたですし
短期間でたくさんの情報提供できつかったと思いますが
この活動が、みのると思っています。


このグループの良いところは、とても賛同したところは、再開発計画を見直して、
住民主体の街づくりを訴えて行きたいと言う主旨でした。

生活形態も商売も、年齢もそれぞれ違うのに、集まると楽しく会話していて
どちらかと言うと影のある問題に取り組んでいるのに、前向きであることが
どれだけ私の気持ちも救われた事か。。。


これから、この地区は大きな住民運動のうねりが起きようとしている
これからも注目していきたい地区である。

ビルの一角に小さい意思表示ではあるが。。


これからこの文字も大きくなると思います。