徳岡神泉の作品をお預かりして並べさせていただくと、色々なお客様から「佐橋さんの椿も飾ったら?」というご提案をいただきました。
けれど、私としては「椿は冬から春のお花でこの間倉庫にしまったばかりなのに~」「あの大きさの作品をどこに飾ろうかしら?」「お客様がいらっしゃったらお手伝いしていただくのも恐縮だなぁ」などが頭をよぎり、今まで行動に移せませんでした。
そして、今日やっとご案内状の発送が済み、いよいよ23日(木)~6月1日(土)までの展覧会の展示内容を最終形に近づけようと思ったとき、ふと「紅椿」を倉庫から出す気になりました。
まず箱から作品をひっぱりだして、椅子の上に額をおき、自在のフックを一番下までおろして、25センチほど作品を持ち上げてフックに額裏の紐、ヒートンを見事掛けることができました\(^o^)/やるじゃない!わたし!
が、そこからが地獄でした。なかなか作品を上に吊り上げることができません。。。自在のフックを作品と一緒に引っ張り上げればよいのですが、どうやっても、額の裏側に入ってみたり、椅子にあがって額の上から引っ張り上げても
みても、重くて肩が痛くなるだけで作品がうんともすんとも動きません。
困った~とりあえずこの低い位置にぶらさげておいて、やっぱりどなたがいらしたらお手伝いをお願いしようと諦めかけたとき、「最後に一度だけ」と額全体をもってフックを下から押し上げようとしたとき、不思議に足が出て、ふわっと額が持ち上がりました。
足を使うなんて思ってもいませんでしたが、とっさに額を支えようと膝があがったのですね。その瞬間に額が上にずずずっとひき上がりました。
やったぁーーーー
もう今日のお仕事は終わり~と思うほど疲れましたが、達成感は今までで
一番強く味わえました。
同時にショーウィンドウの作品も入れ替えましたので、自然とほかの場所の展示もかわり今日はこんな感じになりました。
いよいよ明日からは仏画のご紹介をさせていただこうと思います。
若いころは仏画を持つことなどこれっぽちも頭に浮かびませんでしたが、いつしか結婚式より葬儀に列席することが多くなり、家族とのお分かれを経験する年齢になってくると、信仰心というよりも心安らぐアイテムとして仏画を楽しむ時間を設けてもよいのではないかと考えるようになりました。
そして、今回「佐橋の一周忌に日本画を」という一言をお伝えしただけで弥栄画廊さんに、美しいお花や仏様の作品をお預けいただき、この一か月近くをその作品たちと過ごしてみますと、何とも静かで清々しく、また以外にも華やかな気持ちになることに気づきました。
今回の展覧会のタイトルは「日本画を愛おしむ」です。
みなさまに近代日本画の魅力を更にお伝えできればと思っています。
徳岡神泉 「紅椿」 12号
紙本 共シール 1956年(昭和31年) 神泉鑑定会鑑定書
画集掲載 ⨝
※チューリップは昭和40年の作品ですので、それよりおよそ10年前の作品となります。
◇ ~30万円
☆ ~50万円
☆彡 ~100万円
◎ ~150万円
◎彡 ~200万円
⨝ ~300万円
⁜ ~500万円
⫸ 500万円以上
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