ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑

2017年04月11日 17時23分42秒 | 社寺仏閣

千鳥ヶ淵の花見の最後に、団扇太鼓の音につられて戦没者墓苑に寄ってみました。行われていたのは法華宗(本門流)戦没者慰霊法要でした。前に一度来ていますが今回初めて知ったところ(できたところ)がありました。平和記念碑と追悼慰霊碑です。千鳥ヶ淵の展望所らかの入り口の左手にありました。

千鳥ヶ淵の桜が見えます。引き揚げに伴う戦没者の永遠の平和記念碑

強制抑留者の貴い命を失われた方々の追悼慰霊碑です。こちらは今上陛下の御製の碑

こちらは昭和天皇の御製の碑です。昭和天皇は戦争を起こした責任をしっかり取っていないように感じるので写真に撮りたくはなかったのですが。

法華宗(本門流)戦没者慰霊法要が終りました。

ここから終りの挨拶を聞いていました。収集できていない遺骨がたくさんあるが、できるだけ納めてあげることが必要、戦争は絶対起こしてはならない、戦争へのいろいろな動きがあるが仏教者は、戦争が起きないよう行動することが求められているというようなな話があり聞き入っていました。

気になったので法華宗について調べて見ました。そこにはこんかことが書かれていました。

  • 法華経に基づいて信心をすすめ、この世の中に真の幸福な世界を築くことを目的としています。
  • はるか遠い昔からの釈尊のご信仰を受け継いだ、宗祖日蓮大聖人の教えを、そのまま今に伝える唯一の宗派です。
  • 日本の歴史上では、建長5年(1253)4月28日に、日蓮大聖人がはじめて「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」と唱えられたときに始まります。
  • 日蓮大聖人が唱えられた「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」というお題目を聞き、信じ、口唱し、多くの人々の心に、仏になるための種子(しゅじ)を植えていくことを信心の生活の根本としています。

墓苑内を一周してみました。今上陛下の御製の碑の後ろの所の花壇にベニバナトキワマンサクやハナカイドウが咲いていました。

六角堂の後ろのところに椿の花が咲いていますが、

前回14年4月4日の時は鬱蒼と咲いていましたが、今回はさっぱりとしてい咲いていました。ハナニラは群生していました。

★ランドマーク千鳥ヶ淵戦没者墓苑:千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によって建設され、戦没者のご遺骨を埋葬してある墓苑です。今から71年前、大東亜戦争では、広範な地域で苛烈な戦闘が展開されました。この戦争に際し、海外の戦場 において、多くの方々が戦没されました。戦後、戦友等によりご遺骨が日本に持ち帰られ、又昭和28年より海外の遺骨収集が開始されました。この墓苑は日本に持ち帰られたご遺骨において、お名前のわからかない戦没者のご遺骨が 納骨室に納めてある「無名戦没者の墓」であるとともに、この墓苑は先の大戦で亡くなられた全戦没者の慰霊追悼のための聖苑であります。 現在、36万4、896柱(平成28年5月30日現在)のご遺骨がこの墓苑に奉安されております。                                (ご遺骨は軍人・軍属・一般邦人を含む)

半蔵門側の出入り口です。馬酔木(あせび)の花が咲いていました。内堀通りの墓苑入り口の所を横断したところに区立の千鳥ヶ淵公園がありました。

枝垂れ桜

石楠花

ゼニアオイ

こんな草花も咲いていました。半蔵門駅に着きましたが、墓苑に近いところは長い階段だったので、エレベーターを探したら坂の上にある言うのでそちらまで歩いてようやく帰途につくことができました。

コメント
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