何度か興味があったので訪れていますが、今後に訪れるかは微妙な図書館。
子ども向けの小さな図書館がベースなので、通常の書籍はわずかなうえにジャンルも限定されている。
地域資料はなし。若干の新聞・雑誌はある。
何やら、女性から盗撮されたかもしれないという訴えがありスマホを使用する際は・・・みたいな掲示がありました。
ロビーには荒川・土器・馬頭観音・庚申塔など興味深い展示がありますが、基本的には何年も前から変わってないのでは。
公民館内の飲食禁止ということで、ロビーでの水分補給もダメみたい。
公民館の南西あたりが古代寺院の大久保廃寺と比定されます。
大久保条里は荒川と鴨川の間の低湿地を利用し、近傍に足立郡衙が置かれました。
足立郡は鴻巣市から足立区までの広い地域を包含します。
古代寺院は郡衙を構成するものです。
足立郡衙は短い期間で、氷川神社へと移転したとされています。
なぜ移転したのか?
律令制は中央集権を志向しており、在来の地方勢力の影響を排したかった。
しかし結局は挫折し、氷川神社に吸収された。
シンプルに水害地域で、郡衙の運営に向かなかった・・・以上、妄想なので精査はしてません。
宿の城に行きました。
東を鴨川が流れ、北も川(もろ流路が人工っぽい)が流れていますが、ほぼ平らなので面白くない。
宿とは郡衙の建築物を由来とする説を記憶しています。
大久保神社の由緒には別の説がのっています。
郡衙の建築物→宿の城→寺院・神社と、ここらが地盤のしっかりした一等地で、他は低湿地と推測。
現在は、そんな一等地感がまったくしません。
権利関係アウトっぽいトトロ大菩薩とネコバス如来が鎮座。