「真の不動坂より真別処へ ２」

　月岡　祐紀子　高野山・花まんだらコンサートのご案内

５月１４日高野山・三宝院で月岡祐紀子のコンサートがあります。
私は月岡さんのお寺での演奏会を聞いたのは、京都・法然院が最初でその後
高知・竹林寺、明日香・岡本寺です。
今回お大師さんのお膝元三宝院。それも姫シャガの庭園で聴けるのはとても楽しみです。

前日には、月岡さんをご案内して、慈尊院より町石道を歩いて高野山に上ります。
なお、今日月岡さんは善通寺でお大師さんの誕生祭で演奏をなされます。




月岡　祐紀子　高野山・花まんだらコンサートのご案内

タイトル：高野山・花まんだらコンサート

開催日：5月14日（日）昼の部14：00～　夜の部19：30～

料金：無料（　お茶菓子代￥500　）

会場：高野山・三宝院（和歌山県伊那郡高野町）

曲目：遍路組曲（月岡祐紀子作曲） 他、瞽女唄など

出演者：月岡祐紀子（三味線・瞽女唄）


主催：高野山　別格本山　三宝院　URL 　 http://www.sanboin.com/

コメント
：お庭で満開のヒメシャガやドウダンツツジを眺めながらのコンサートです。

　精進料理で有名な宿坊もあります。ぜひともご宿泊ください。
　宿泊料金等詳細は三宝院までお問い合わせください。0736-56-2004

　月岡さんよりのメッセージ

弘法大師入定の地、また、瞽女唄の段物「身徳丸」の舞台でもある高野山での演奏。

お寺のお庭で咲き乱れるヒメシャガやドウダンツツジを眺めながらの野外コンサートです。
遍路組曲を中心に瞽女唄などを演奏予定、遍路の思い出もお話します。
私は歩いて高野山に登り、帰りも歩いて下山する予定。しっかり体力作りせねば！

三宝院さんはお庭だけでなく宿坊や精進料理も素晴らしいとか。
また、7日に演奏する善通寺さんもそうなのですが、唄うようにお経を唱える「声明」を
伝えているお寺でもあります。
声明はお坊さん達の重低音の声が重なり合って美しいハーモニーが生まれ、
朝のお勤めなどで聞いていると自然に清浄な気持ちにさせられます。

今回はあんな清らかな演奏を目指します！



　　「真の不動坂より真別処へ　２」




女人堂でお参りをすませ、お竹地蔵さんに挨拶をして弁天岳へ登ります。
１月の雪の日以来の弁天岳です。１月の時は踏まれていない雪道を歩いたが、
さすがＧＷたくさんのハイカーと行違います。

今日は空気も澄んでいて頂上広場からは、九度山方面もよく見渡せます。
大門に下っていくと、石楠花の花もところどころで３分咲きですが見られ、
来週の土日曜にもう一度高野山に来るので、そのころは満開が見れるかも。

大門に到着して驚いたのは、山門の修復（？）のため裏側に大きな足場が
組まれていて、雄大な山門の眺めが・・・。

写真など写しているとき、曼陀羅の仲間のいのさんが登場。
もう真別処にいかれて、これから町石道をくだるとのことですぐお別れする。

　　　　　　
　　　　　　　　　真別処に行く前につくも食堂で、お昼に釜めしでも食べようとよると・・、
　　　　　　　　　さすがＧＷ。釜めし志津香なみの混みようで諦めて「小倉屋さんの笹すし」を
　　　　　　　　　テイクアウトしてろくろ峠でたべることにした。
　　　　　　　
　　　　　　　　　途中根本大塔によると、春の結縁灌頂の最終日でした。
　　　　　　　　　今からですと１時間待ち、以外に空いていたようです。
　　　　　　　　　３年前に私が結縁灌頂を受けたときは３時間待ちでした。
　　　　　　　　　昨年の１０月には、みいちゃんやりっささんと秋の結縁灌頂を受けました。
　　　　　　　　　りっささんは、今回は真別処に行くので諦めるとの事。少し残念そうね様子。

　　　　　　　　　今回はお助け地蔵さんの横の女人道を登らず、ショートカットで、
　　　　　　　　　高野山大学の横から大滝口女人道にでて、ろくろ峠にきています。
　　　　　　　　　ろくろ峠の広場での昼食は、日陰がないのでピーカン日和なので
　　　　　　　　　暑いかとおもったが、意外に風がありゆっくりお昼を済ませられた。
　　　　　　　　　１月のふかふか雪にダイブしたことが、なつかしく思い出させます。

　　　　　　

　　　３月に歩いた小辺路の道を歩き、真別処分岐よりいよいよ真別処への細い道を下ります。
　　　１月の時は雪道だったので、今回歩いている風景と全然違い少し戸惑いながら下っていく。
　　　真別処の門番の石仏さんにご挨拶して、いよいよ風情ある参道を歩く。

　　　　　　　　新緑の真別処もいい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪の真別処もいい。


　　　

　円通律寺・真別処の境内は以外なほど、こじんまりした佇まいで修行の場所だけに、無駄な装飾などなくシンプル。
　本堂に入ると、本尊釈迦如来像の前に、お釈迦さまの小さな立像が置かれており、甘茶をかけて願いごとをする。
　ご本尊さんの釈迦如来さんも、対座するのにちょうどの大きさで凄く素敵な笑みをたたえた仏さんでした。

　堂内には諸仏や佛画などもたくさんあり、ゆっくりみて回る。
　納経をしていただいたあと、お部屋で甘茶のお接待を受けて真別処を後にする。

　　　　　　　　　　　円通律寺・真別処の山内より参道を見る。こちらからもまた違ったいい眺めですね。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　奥の院にお参りをし、帰路参道の「なかよし地蔵」さんのほのぼの笑顔に癒されて、
　　　　　　　　　りっささんのお勧めの『穀・菜・薬膳Café 「waira, tequila, ikora」』へ。（りっささんのブログより）
　　　　　　　　　今日はＧＷでオープンカフェも満員なので、コーヒーをいただき、慌しく退室する。
　　　　　　　　　１４日にはみんなで、是非ここでランチなど食べたいですね。りっささんよろしくね。

　　　　　　　　　西さんのお店にお邪魔させていただいて、小１時間ほどゆっくり休憩、談笑をして
　　　　　　　　　不動坂を歩いて下り、極楽橋より電車で帰ってきました。

　　　　　　　　　西さん美味しい柏餅をお接待していただき、ありがとうございました。