「真の不動坂より、真別処 の花まつりへ １」

昨日高野山円通律寺「真別処の花まつり」年に１度だけの公開日に行ってきました。
この日のためにＧＷの四国の旅も、切り上げて帰ってきたぐらいの楽しみな日でした。

同行者は高野山の案内人りっささんと、お遍路仲間の良さんの３人で上りました。

　　　　　　

私が高野山に行く時の７０％は町石道を歩いて登る。２５％は不動坂を歩いて登る。
極々まれなのですが、残り５％はケーブルで上る。今回は不動坂を歩きました。

１月に不動坂を歩いた時は、まだ工事中だった石畳がすっかり完成し立派な道に。
極楽橋から登ると、最初は石畳、途中からウッドチップスの足に優しい道に変り、
いろは坂をのぼりきると、またバス道手前まで今回石畳に生まれ変った。
一息入れたい清不動の横に、低い板ベンチも出来上がっていた。

　　　　　　

　　　　　　不動坂の石仏の横より、いよいよ大スギ遊歩道・女人道に入る。
　　　　　　我々のなかで「真の不動坂」と呼んでいる場所である。

　　　　　　その理由は（ブログ０５．７．４、７．５　をご覧ください。）

　　　　　　



私が不動坂をみいちゃんや、りっささん、おかだとよいちさんに教えた道は「灰色」の道。
彼女たちが歩いた道が「赤い道」。　この時はまだ整備されず荒れた道でした。
冬場から春先までは通行止めにして、道の整備補修がされやっと３月に出来上がり
ひとつ上の画像のようなりっぱな道標も４、５箇所できあがっていた。

私はこの道を歩くのは初めて「やっと竜馬さん、真の不動坂を歩けるね」と、
りっささんの言葉に、思わず　　レッゴーでした。

　　　　　　

　　　　　　なかなか気持ちいい道がつづきます。ドンドン下ります。
　　　　　　いったん谷まで下っていきます。（地図では青い線が川）
　　　　　　谷から、ゆるやかな道を登ります。
　　　　　　このあたりは高野槙の森がつづいています。
　　　　　　少し明るくなるあたりには、ブナ林などもみえだす。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　気分のいい尾根道がつづき、その先に女人堂の屋根こしに
　　　　　　　　　　　　　　　　おおきなお竹地蔵さんが見えると、女人堂に到着する。
　　　　　　　　　　　　　　　　不動坂石仏より女人堂のにでる直線道だと１０分ほどだが、
　　　　　　　　　　　　　　　　赤線の「真の不動坂」だと、２．５倍ほどの遠回りになるが、
　　　　　　　　　　　　　　　　古道歩き好きにとっては、なかなか魅力的な道でした。


　「真の不動坂より、真別処 の花まつりへ　２」につづく。