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Socket AM4 最強CPU Ryzen9 5950x を購入(前編)

2024年05月28日 | デスクトップパソコン
最近ゲーム(PSO2ngs)を4K解像度で遊んでいる時、最低フレームレートが 70fpsを切ることが散見されたのでシステムを見直し何がボトルネックになっているのかを調べました。

オブジェクトが少なく移動していないときは 150fps以上でていてGPU使用率は100%に張り付いています。オブジェクトや人が多い町や PSEバースト時に70fpsを切る場面が多く、その時 GPU使用率が少し落ちてCPU使用率が高くなっていたのでボトルネックはCPUだと考えました。

CPU使用率が高くなったといっても、コア数モリモリ(12コア / 24スレッド)の Ryzen9 3900x では ゲーム実行時、CPU使用率は50%も行きません。
タスクマネージャで確認したところ、12スレッドが使用され Precision Boost Overdrive(PBO) が働き動作周波数は 4.15Ghz まで引き上げられていました。



CPUを最新のRyzen9 7900x(Zen4)に変えようとすると、ソケットが変わりメモリの規格も変わるため、マザーボードとメモリの交換も必要になります。
また Ryzen9 7xxxシリーズは Intelの最新世代のCPUとガチバトルしているので PBOが働く際、動作クロックは5Ghzを軽く超え消費電力は、最大 230wにもなります。

もちろんアツアツなので、360mmの簡易水冷が必要となり、現在の280mm簡易水冷では冷却不足になることが想像できます。私が使用しているケースは 360mmのラジエーターは入らないので、ケースと簡易水冷も買い替えになりコスパ悪すぎです。

ryzen9 7900x にする場合、CPU 7万、メモリ(32GBx2) 2万、マザー  2.5万、360mm簡易水冷 1.5万、ケース 1.5万…トータル 14.5万円
Ryzen9 7950x にする場合、さらに 1.5万ほど余分にかかり 16万円の出費になる計算です。

(´ε`;) ウーン…無理



という訳で CPUはコスパと性能を天分にかけ、Ryzen9 5950xを購入することにしました。これなら他に買い替えるパーツはありません。今回はじゃんぱら大須店で 箱付きの中古品を 6.5万円で購入しました。今確認したら5.8万円にに値下げされてました orz

まぁ 発売当初(3年半前)は 10万円だったので…(ry 

今のCPUは昔と違い無理なオーバークロックやハイエンドなグラボと違いマイニングやAIでシバキ倒されている可能性が低いので中古で十分と判断しました。ツクモやパソコン工房、ドスパラなどの実店舗を回ってみたのですが、カタログ落ちしたのか新品は売っていなかったというのもあります。



Ryzen9 5950xの箱は…中身はスカスカでチープです。 
Ryzen9 3900xの箱はリテールクーラーが入っているので大きく重いです。



CPUを取り換えた環境は以下のようになりました。

Case : CORSAIR Carbide 500R (20cmFANx1機+14cmFANx2機+12cmFANx2機)
MB : ASUS PRIME X570-PRO/CSM UEFI ver.5103
CPU : Ryzen9 5950X(16コア/32スレッド 3.4GHz - 4.9GHz )
Cooler:簡易水冷(CORSAIR H110i:280mm×140mmラジエーター)
MEM : 32GB(DDR4-3200 SDRAM 16GBx2枚・CL 18-20-20-42-1T 1.30v)
GPU : Geforce RTX 3080 10GB(ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity)
SSD1: 1TB (NVMe Gen3:SK hynix SHGP31-1000GM)
SSD2: 1TB (SATA3:SanDisk SDSSDH3-1T00-G25)
HDD1 : 2TB(SATA3:WD20EZRX)
HDD2 : 3TB(SATA3:WD30EZRX)
HDD3 : 8TB(SATA3:ST8000DM004)
DVD : Blu-ray Drive(LG HL-DT-ST BD BH16NS48 SATA)
電源 : 800W定格(ENERMAX 80PlusGOLD ATX)
etc   : CardReader(3.5inchベイ内臓)
OS  :Windows11 Professional(64Bit版)

浮いたお金で DDR4-3600 32GBx2枚を買い足そうか考え中です。



今回はここまで…続きは次回のブログで導入時の苦労話をしたいと思います。
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今年のお野菜は

2024年05月14日 | 日記(私生活)
今回は毎年畑で植えているお野菜の話になります。

まずは草むしり…なぜ雑草はあんなに早く生えてきて育つのだろう?
2時間かけて草むしりをして、次に畑を耕します。これが一番キツイかも…

土地が痩せてきているので、いつもの倍の腐葉土をまき少し畑を休ませます。
そして棟を畝を作った後に苗を買ってきて植えました。

今回は以下の種類の苗を植えました。

・ピーマン  3本
・甘長    1本
・ナス    1本
・ズッキーニ 1本
・ウリ    1本

・なると金時(さつま芋) 20本



少し苗の数が少なかったので、追加で葉物(ホウレン草や小松菜)の種を撒きたいと考えています。

昨日雨が降ったので、水やりは明日でいいかな…
植えた直後の苗は弱いので根が定着するまで、しっかりと水を撒きます。

特にさつま芋…新聞紙で葉を保護して直射日光が当たらないようにします。
それでも毎回数本は枯らしてしまうので、今年は何本生き残るかな…

昨年はあまり畑の手入れをしなかったので、収穫量が少なく残念な感じに終わってしまいました。さつま芋(金時)は半分死んでしまい、ピーマンや甘長も小ぶりなモノしか収穫できませんでした。

今年は自分の健康維持のためにもは草むしとに水やりを欠かさず畑をベストな状態に保ちたいと思います。たくさん収穫出るといいな…
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ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity を冷やす

2024年04月05日 | デスクトップパソコン
いきなり暖かくなってきましたね。
そこで困るのは GPUの熱問題です。

メインPCで使用している ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity の発熱は凄まじく、HotSpotはソフトウェアで制御していないとゆうに 100℃を超え高付加時にはリミットのである 110℃に達します。



そのため MSI Afterburnerを使い PowerLimitを 75%に制限して運用してきました。それでも HotSpotは 90℃を超えます。せっかくのRTX3080本来の性能が発揮できず劣化も気にしなくてはならないのでよく冷えると噂のグラボのサーマルパッド交換を試みることにしました。

先人の YouTubeやブログを見ると サーマルパッドの交換で高温になるVRAMなどの温度が10℃以上下がるとのこと…もうRTX3080を使い始めて3年経つのでどうせ保証は聞かないしグラボを分解してサーマルパッドの交換することにしました。



まずは、グラボからヒートシンクを取り外します。



バックパネルとヒートシンクは上の写真の赤丸部分に+ネジ6個で止まっています。

ネジを取り除いた後ヒートシンクを引っ張ると下の写真のように分解できます。ヒートシンクにGPUが張り付いているので少し力がいります。



さらに基盤とバックプレートとフレームを外します。





ZOTACのサーマルパッドは全て2mm厚のものが使用されているとのこと…
割高ですが無難なThermalright社製の2mm厚の製品を2セット購入しました。

 
2セットでも少し足りなかったので、もともと付いていたサーマルパッドも少し再利用しています。

分解後はもとから貼られているサーマルパッドを取り除き新しく購入したサーマルパッドへ交換したのち GPUに定番のシリコングリス(MX4)を塗りなおして分解と逆の手順で組みなおしていきます。

 


基盤表面


基盤裏面
 

サーマルパッドは定規で計り適当にハサミで切って貼り付けているので少しいびつです。



組みなおしている時 HotSpotと見入られる MOSFETのサーマルパッドがヒートシンクを兼ねているフレームの一部しか接触していないことに気が付きました。どう見ても 2mm厚では高さが足りない…



赤枠で囲った部分のフレームが若干、逆Uの字にたわんでいることが原因のようでした。HotSpotの異常な温度はこのせいか!しかし2mmより厚手のサーマルパッドは持ってないし、2mm厚のサーマルパッドの残りも少ない…

サーマルパッドは粘度のような柔らかい素材なので引っ張って薄くして2枚重ねにして対処することにしました。本当なら2.5mmか3mm厚のサーマルパッドを使う方がいいのですが無いものはしかたない。

しかし、これって元からフレームが歪んでいるのに検品で引っ掛からなかったってことですよね。RTX3080購入時に初期不良で回らないファンがあったり、数ヶ月使用しただけでファンが全開になり修理に出すことになったり、そして今回のこの不具合…ZOTACの検品はいい加減と言わざるを得ないです。



サーマルパッド交換の効果の確認は…
 PSO2ngs (SEGAのMORPG)ゲーム実行時の温度を測定して比較します。ゲームの設定は 4K 160Hzモニタを用いグラフィック関係の項目を全て最高に設定したのち DLSSをクオリティーにしています。

グラボの設定は ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity のデフォルト値を用いファン制御のみ MSI AfterBunerでを変更した状態で測定しました。

ファン制御は下図の通りです。



サーマルパッド交換前



サーマルパッド交換後



HotSpotの温度…なんか凄く下がってる。-24℃って!?



熱伝導率の高いサーマルパッドに貼り換えた効果とサーマルパッドを大きく貼り付け、MOSFETの横にあるチョークコイルの側面にまで当たるようにしたことが良い結果をもたらしたのかもしれませんが…

ここまで温度が下がると上述したフレームのたわみによる不具合が解消されたとみて良さそうです。これで安心して夏が迎えられます。RTX3080であと2年は戦えそうです。

結果、想像以上の効果でした。この結果には非常に満足しています。
もっと早くサーマルパッドを変えればよかった。
そして ZOTAC製品は二度と買わん(これ前にも言った記憶が…)次は少し高くても ASUSか MSIの製品にしようと心に誓いました。
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MSI App Player(Androidエミュ)について

2024年03月18日 | デスクトップパソコン
今回は MSI製の Androidエミュレーター MSI App Playe をご紹介します。

以前 Windows版の Androidエミュレーターを取り扱った記事をいくつか投稿しています。その時にご紹介したエミュレーターは NOXアプリGenymotion で、その使用感をまとめると以下の通りです。


NOXアプリ


良かった点
複数バージョンの Android環境を簡単に構築できゲームも結構遊べる

残念に感じた点
起動時に大きく広告が表示され勝手にお勧めアプリがインストールされる


Genymotion


良かった点
Windows、Mac、Linuxにも対応している

残念に感じた点
仮想環境(VirtualBox)で動作するため  Genymotion と VirtualBoxがセットでインストールされる。Androidシステム開発者向けのためユーザー登録が必要でハードウェアの構成によっては動作が不安定になる



手軽に使える 8インチのAndroidタブレットを購入してから Windows版の Androidエミュレーターで遊ぶことが少なくなりました。

しかし iPad や Androidでしか提供されていないゲームが結構あり、それらを大きな画面で遊ぶことのできる Androidエミュレーターは貴重な存在です。さすがにデスクトップPCの27インチ液晶では画面が大きすぎるので、ノートPCで遊ぶことになるのですが…

現在ノートPCは2台所有しており、一台は富士通製13インチ液晶のモバイルノート、もう一台はMSI製15インチ液晶のゲーミングノートです。

MSIは他社製品でも動作するアプリをいくつか提供しています。
その一つがグラボの制御ツール MSI Afterburner です。MSIのゲーミングノートPCだけではなくZOTACのグラボを搭載しているデスクトップPCでも使用していてとても重宝しています。

そんな MSIですが5年近く前から Winodws版の Androidエミュレーター(MSI App Player)を無償で提供していることを最近知りました。以下のサイトからダウンロード可能です。


ベースは BlueStack で MSI によりカスタムされています。



インストール後 MSI App Playerを実行するとランチャーが起動します。
赤で囲んだアイコンをクリックすると Androidエミュレーターが起動します。


画面下におすすめのアプリが表示されますが広告は表示されません。エライ!



GooglePlayストアにもしっかり対応しています。



試しにスイカゲームをインストールしてみました。

 

バッチリです!

ただし他のエミュレーターと同様、全ての Androidアプリが快適に動作するわけでなく途中で落ちてしまうアプリや全く起動しないアプリもありますが比較的新しい有名どころのゲームは高い確率で動作するので十分使える製品だと感じました。

エミュレーター起動中に画面右下の歯車のアイコンをクリックすると各種ハードウェアの設定変更が可能なので、使用しているハードに合わせて最適化すると良いでしょう。



インストールされたアプリはランチャーのハートマークのアイコン(マイゲーム)をクリックすると一覧表示されます。



また Widowsのデスクトップにもアプリのショートカットが作成されるので、Androidアプリを起動するときにわざわざ MSI App Playerを起動する必要はありません。



NOXアプリや Genymotion より使い勝手がよく、おすすめのアプリ以外、広告が表示されないのは非常に高評価です。本家の Bluestacks より更新が遅い(Androidのバージョンが古い?)ため対応アプリの数に劣ると言われていますが、MSIが使い勝手が良いようにカスタムしてくれているので導入して損はないと感じました。
 
ちなみに、Windows 11上で Androidアプリを直接実行できる「Windows Subsystem for Android」 の廃止が決定されました。GooglePlayストアが使えず、Amazonアプリストアのみ対応だったのが敗因だと考えられます。Windows 11の目玉機能だったのに残念でなりません。
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遅くなったCrucial BX500 1TB の復旧作業

2024年02月12日 | ノートパソコン
SSDが安くなってきたとはいえ、1TBクラスになると1万円ほどします。

ゲーミングノートのSSDを MX500 1TB に変えてから快調なのですが…不調で押し出された BX500 1TB がもったいなくて何とか使えるようにできないか試行錯誤してみました。

試した順に復旧作業を記していきます。


デフラグ(Defragglerを使用)


ディスク内のデータファイルの断片化を解消 
交換前のデータが残っている状態(200GBほど)で始めたので半日かかりました

結果:リードの速度は改善されたが、ライトは変わらず遅いまま



ゼロフィルフォーマット


ディスクの全領域を0で上書きして消去
完全にまっさらな状態にする方法です

管理者権限でコマンドプロンプトを開いて次のコマンドを入力実行します

FORMAT 「ドライブ名」: /FS:NTFS /P:0

このコマンドを実行すると指定したドライブのデータは完全に消去され元に戻せなくなるので注意が必要です ※試されるされる場合は自己責任でお願いします

デフラグに続いてかなり時間がかかります
今回は書き込み速度が低下している SSDに対して1TB分のデータを書き込むことになったので丸1日(24時間以上)かかりました

結果:効果なし… ※この作業で直ると思っていたので心が折れかけました


新しく導入した MX500 1TB から BX500 1TB へ逆にクローン


クルーシャル のサポートページから Acronis True Image for Crucial をダウンロードしてクローンを作成

 

何とびっくりライトの性能が復活しました ※この方法で直るとは思ってなかった
シーケンシャルリード、ライトが元より 100MB/sほど遅いのは、USB3.0接続のケースを用いて作業をしているためです USB3.0規格の最大転送速度は 5Gbpsですが給電容量が 4.5Wと少ないので論理値に達しないと考えられます 

今回の不具合はSSDのキャッシュに問題があると考えていました
正常なSSDからキャッシュを含むすべての内容を複製されてことにより症状が改善されたとみて問題なさそうです



復活した BX500 1TB ですが…大きなデータ(最近のゲームなど)をコピーするときに速度低下するシーンが散見されました。安価ですがDRAMなどのキャッシュメモリを持っていないSSDは安かろう悪かろうなのかもしれません。

調べていた際によく見かけたのは DRAMを持たず SLCキャッシュを使用している SSDは空き容量が少なくなると顕著に遅く場合があるとのこと…
それを回避するため SSDの全ての領域を使用せず未割当部分を確保することにしました。本当にこれで速度低下を免れるかは分かりませんが気休めです。



BX500 1TB…復旧できたとはいえ、メインストレージとして使うのは怖いのでしばらくはバックアップ用の外付け SSDとして使用したいと思います。
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