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パソコンインストラクターのV君です。
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パソコン基礎知識 第2章 Lesson3 Step4(CPUのブランド Pentium編)

2017年01月15日 | PCサンデー
このステップでは、Pentiumシリーズについて見て行きます。

・ Intel Pentium

Pentiumは20年以上前から使われている IntelCPUのブランド名です。
現在は Core i3 の下のグレードに位置付けられ、コンシューマー向けのミドルクラスモデルとなります。

最新のデスクトップPC用の Pentium は以下の通りです。

 

ターボブースト(以下TB)は機能しませんが、第7世代(以下 新世代)から2コア/4スレッドモデルとなり、ハイパースレッド(以下HT)が有効になりました。現在、第6世代(以下 前世代)も併売されており、そのモデルは 2コア/2スレッド で、HTは無効 になっています。併売されている前世代の Pentiumは下の通りです。

 

新世代の Pentiumは Core i3 からクロック周波数を抑えただけの仕様になっていますが、前世代の Pentium では更に HTが無効になっているので、マルチスレッド対応アプリの性能は新世代の Pentium より劣ります。

価格は為替によって変動するので以下のスクリーンショットからご確認ください。

Intel CPU Pentium G4620 3.7GHz 3Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 BX80677G4620 【BOX】
Pentium G4620
インテル

デスクトップPC用の Pentium の型番は新世代、前世代共に Pentium G4xxx と同じになっており併売されているので、購入時には注意が必要です。新世代の Pentiumを前世代のマザーボードで使用する場合、BIOSなどを最新の状態にして置く必要があります。詳しくはマザーボード編で説明します。

続いて、ノートPC(モバイル)用の Pentiumを見ていきます。

 

デスクトップ用と同じく新世代の Pentiumは、2コア/4スレッドで HTに対応しています(全世代は非対応)が、発熱や消費電力の関係でクロック周波数が大幅に抑えられています。前世代の Pentium搭載ノートPCも家電量販店などで併売れていますが、Intel製品リストから消えているので、今後は2コア/4スレッドモデルが主体になっていくと思われます。

モバイル用のCPUはマザーボードに直接ハンダ付けされている場合が殆どなので、ノートPCの購入される際はCPUの交換はできないものと考えて機種を選択する事をお勧めします。

最後に、サーバーや組み込みシステム向けの Pentiumを見ていきます。

 

このモデルは特別で、Coreシリーズ(Kaby Lake)とは構造が異なり、Atomシリーズ第4世代(Airmont)のアーキテクチャが採用されています。TDPが低く低発熱、低消費電力でワットパフォーマンスに優れています。それと引き換えにコア数が4コア/4スレッドと多いにも関わらず、性能は他のPentiumより劣ります。

CPU単体で発売されておらず、マザーボードにハンダ付けされた状態で売られています。安価なので家庭用のメディアサーバーやファイルサーバーなど、絶対性能を必要としない用途に向いています。

・Pentium の総評

新世代になりHTに対応したのは高評価にあたいします。
今まではCeleronの高クロック版のイメージが強かった Pentium ですが、新世代は Corei3 の廉価モデルでコストパフォーマンス優れた製品に生まれ変わったように感じます。
用途はソーシャルゲームや写真の編集、オフィス業務などで使用のに向いています。

ノートPC(モバイル)用の Pentiumは、定格クロック周波数がかなり低めに抑えられているので重い処理(3Dゲームや動画編集など)には不向きですが、コストパフォーマンスに優れるため事務用途で持ち運ぶ、薄型ノートPCを選ぶ際には有力な候補の一つにあげられます。
絶対性能はデスクトップPCに敵わないので、持ち運びなどせず、設置スペースがある場合はデスクトップPCを購入する事をお勧めします。用途によって使い分けてください。

次回は Pentiumシリーズの下に位置付けられる Celeron について見て行きたいところですが、執筆時点で第7世代(Kaby Lake)の Celeron は発表されていないので、先に SOC である Atom プロセッサを見ていきたいと思います。

・PCサンデー企画 目次へ
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パソコン基礎知識 第2章 Lesson3 Step3(CPUのブランド Core i3編)

2017年01月08日 | PCサンデー
このステップでは、Corei3 シリーズについて見て行きます。

・ Intel Core i3 (以下 i3)

Coreiシリーズの最下位に位置するコンシューマー向けのミドルクラスモデルになります。
最新のデスクトップPC用の i3は以下の通りです。

 

ターボブースト(以下TB)は機能しませんが、定格クロック周波数が高めに設定されています。
2コア/4スレッドモデルのみとなっており i7の半分のコアで構成され、ハイパースレッド(以下HT)が有効になっています。全体的にTDPも低めに設定されています。

末尾に K が付いているモデル(Corei3-7350K)は、CPUのベースクロック(各パーツとタイミングを取るための基本となっている周波数)の倍率を任意で変更することができ、定格(製品既定の動作クロック)超えのオーバークロック(以下OC)状態で動作させることが可能です。※マザーボードもOCに対応している必要があります。

前世代のデスクトップPCの i3の型番は Corei3-6xxx です。現在のソケットと同じなので Corei3-6xxx のCPUを取り外し、Corei7-77xx や Corei5-7xxx、Corei3-7xxx と交換して使う事ができます。その際にはマザーボードのBIOSなどを最新の状態にして置く必要があります。詳しくはマザーボード編で説明します。

上位の i3は定格クロック周波数が高めに設定されているので、用途によっては i5よりパフォーマンスに優れます。一例として古いゲームなどマルチスレッドに最適化されていない一部のアプリでは、下位の i5より快適に動作する場合があります。

価格は為替によって変動するので以下のスクリーンショットからご確認ください。

Intel CPU Core i3-7320 4.1GHz 4Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 BX80677I37320 【BOX】
Corei3-7320
インテル

続いて、ノートPC(モバイル)用の i3を見ていきます。

 

デスクトップ用の i3と同じくTBには対応していません。ノートPC用の i3は熱処理やバッテリー駆動時間を考慮しているため省電力な分、定格周波数が低めに設定されています。

コア数はデスクトップ版と同じで 2コア/4スレッド です。末尾 U の i3は定格クロック周波数がかなり抑えられており、TBに非対応なので i7やi5と比べるとパフォーマンスは見劣りします。

他のモデルと同じく、モバイル版の i3は総じてデスクトップ版の i3より低性能です。
モバイル用のCPUはマザーボードに直接ハンダ付けされている場合が殆どなので、ノートPCの購入される際はCPUの交換はできないものと考えて機種を選択する事をお勧めします。

・Corei3 の総評
デスクトッPC用の i3は、他のCoreiシリーズと比べるとコアが半分なので性能は劣りますが、1万円台後半から購入可能とコストパフォーマンスに優れています。ソーシャルゲームや写真の編集、オフィス業務などで使用のに向いています。

ノートPC(モバイル)用の i3は、TBが働かず定格クロック周波数が低めなので重い処理(3Dゲームや動画編集など)には不向きですが、コストパフォーマンスに優れるため事務用途で持ち運ぶ、薄型ノートPCを選ぶ際には有力な候補の一つにあげられます。

次回はCoreiシリーズの下に位置付けられる Pentium について見て行きいきたいと思います。

・PCサンデー企画 目次へ
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パソコン基礎知識 第2章 Lesson3 Step2(CPUのブランド Core i5編)

2017年01月08日 | PCサンデー
このステップでは、Corei5シリーズについて見て行きます。

・ Intel Core i5 (以下 i5)

Corei7シリーズの下位に位置する、コンシューマー向けのミドル・ハイクラスのモデルです。
最新のデスクトップPC用の i5は以下の通りです。

 

CPUに熱的、電力的に余裕がある場合、ターボブースト機能(以下TB)が働き定格周波数よりも高い周波数で動作します。Corei5-7600K は定格3.8GHzですが、TB時には最大4.2GHzで動作します。

デスクトップPC用の i5は、4コア/4スレッドモデルが主軸になっています。i7からハイパースレッド(以下HT)を無効化しクロック周波数を下げたモデルです。

末尾に K が付いているモデル(Corei5-7600K)は、CPUのベースクロック(各パーツとタイミングを取るための基本となっている周波数)の倍率を任意で変更することができ、定格(製品既定の動作クロック)超えのオーバークロック(以下OC)状態で動作させることが可能です。※マザーボードもOCに対応している必要があります。

価格は為替によって変動するので以下のスクリーンショットからご確認ください。

Intel CPU Core i5-7600K 3.8GHz 6Mキャッシュ 4コア/4スレッド LGA1151 BX80677I57600K 【BOX】
Corei5-7600K
インテル

前世代のデスクトップPCの i5の型番は Corei5-6xxx です。現在のソケットと同じなので Corei5-6xxx のCPUを取り外し、Corei7-77xx や Corei5-7xxx と交換して使う事ができます。その際にはマザーボードのBIOSなどを最新の状態にして置く必要があります。詳しくはマザーボード編で説明します。

下位の i5はクロック周波数がかなり抑えられているので、用途によっては上位の i3に劣る場合があります。一例として古いゲームなどマルチスレッドに最適化されていない一部のアプリでは、上位のi3の方が快適に動作します。

続いて、ノートPC(モバイル)用の i5を見ていきます。

 

デスクトップ用の i5と同じくTBに対応しています。ノートPC用の i5は熱処理やバッテリー駆動時間を考慮しているため省電力な分、定格クロック周波数が低めに設定されています。

また多くの薄型ノートPCには末尾が U の i5が使用されています。この i5は2コア/4スレッドです。末尾 U のi5とi7との大きな違いはクロック周波数とキャッシュメモリ容量※程度なので、薄型ノートPCを購入する場合コストパフォーマンスを考え i5のモデルを選択するのはアリだと思います。

末尾が HQ の i5は4コア/4スレッドですが消費電力が高いので、大型のゲーミングノートPCなど一部の機種に限られています。i7との違いはやはりHTに対応しておらずクロック周波数が抑えられているところです。

一覧表を見てわかる通り、モバイル版の i5は総じてデスクトップ版の i5より低性能です。
モバイル用のCPUはマザーボードに直接ハンダ付けされている場合が殆どなので、ノートPCの購入される際はCPUの交換はできないものと考えて機種を選択する事をお勧めします。

・Corei5 の総評
デスクトップPC用の i5は i7と比べるとHTが無効になっているので性能は劣りますが、i7より15,000円以上安価でコストパフォーマンスに優れています。3Dゲーム、動画・写真編集やオフィス業務などで使用するのに向いています。

ノートPC(モバイル)用の i5は i7との性能差が少ないので、コストパフォーマンスを考えた場合、i5モデルは最良の選択肢と言えるかも知れません。無理に高価なi7モデルを選ぶ必要はないと考えられます。
絶対性能はデスクトップPCに敵わないので、持ち運びなどせず、設置スペースがある場合はデスクトップPCを購入する事をお勧めします。用途によって使い分けてください。

次回はCoreiシリーズの最下位モデル Core i3について見て行きたいと思います。

※キャッシュメモリとは、CPUに内蔵されている高速な一時記憶領域です。CPUと主記憶装置であるメモリとの間でデータの仲介役を担っています。

・PCサンデー企画 目次へ
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パソコン基礎知識 第2章 Lesson3 Step1(CPUのブランド Core i7編)

2017年01月08日 | PCサンデー
ここからしばらくの間、各CPUブランドの特徴を性能順に見ていきたいと思います。
先週、新CPUが発表・販売されたので、それに合わせ内容を改変しました。

・ Intel Core i7 (以下 i7)

コンシューマー向けのハイエンドモデルです。
最新のデスクトップPC用の i7は以下の通りです。

 

CPUに熱的、電力的に余裕がある場合、ターボブースト機能(以下TB)が働き定格周波数よりも高い周波数で動作します。Corei7-7700K は定格4.2GHzですが、TB時には最大4.5GHzで動作します。

デスクトップPC用の i7は、4コア/8スレッドモデルが主軸になっています。
6コア以上の i7も存在しますが高価でソケットも LGA2011v3 と異なり、ワークステーションなどの業務用モデルに位置付けられているので、ここでは取り扱いません。

末尾に K が付いているモデル(Corei7-7700K)は、CPUのベースクロック(各パーツとタイミングを取るための基本となっている周波数)の倍率を任意で変更することができ、定格(製品既定の動作クロック)超えのオーバークロック(以下OC)状態で動作させることが可能です。※マザーボードもOCに対応している必要があります。
 
価格は為替によって変動するので以下のスクリーンショットからご確認ください。

Intel CPU Core i7-7700K 4.2GHz 8Mキャッシュ 4コア/8スレッド LGA1151 BX80677I77700K 【BOX】
Intel Corei7-7700K
インテル

前世代のデスクトップPCの i7の型番は Corei7-67xx です。現在のソケットと同じなので Corei7-67xx のCPUを取り外し、Corei7-77xx と交換して使う事ができます。その際にはマザーボードのBIOSなどを最新の状態にして置く必要があります。詳しくはマザーボード編で説明します。

前々世代の Corei7-57xx・47xx とはソケットが異なるので、Corei7-47xx のCPUを取り外し、Corei7-77xxと交換して使う事はできません。

続いて、ノートPC(モバイル)用の i7を見ていきます。

 

デスクトップ用の i7と同じくTBに対応しています。ノートPC用の i7は熱処理やバッテリー駆動時間を考慮しているため省電力な分、定格周波数が低めに設定されています。

また多くの薄型ノートPCには末尾が U の i7が使用されています。この i7は2コア/4スレッドです。末尾が HQ の i7は4コア/8スレッドですが消費電力が高いので、大型のゲーミングノートPCなど一部の機種に限られています。

一覧表を見てわかる通り、モバイル版の i7は総じてデスクトップ版の i7より低性能です。末尾が U のモデルはデスクトップ版の Core i3より性能が劣る場合があるので注意が必要です。
また、モバイル用のCPUはマザーボードに直接ハンダ付けされている場合が殆どなので、ノートPCの購入される際はCPUの交換はできないものと考えて機種を選択する事をお勧めします。

・Corei7 の総評
デスクトッPC用の i7は、ヘビーな3Dゲーム、動画・写真編集、動画の変換(エンコード)などに向いています。
ノートPC(モバイル)用の i7は飽くまでモバイル版なので、出先での動画・写真編集、動画の変換(エンコード)およびオフィス業務に向いています。

PCの大きさや携帯性を考えなければ性能およびコストパフォーマンスに優れるデスクトップPCを推奨します。

次回は1つ下のモデル Core i5について見て行きたいと思います。

※TDP(Thermal Disign Power)とは熱設計電力を表します。CPUの設計上想定される最大放熱量をW(ワット)で表しています。

・PCサンデー企画 目次へ
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GTX1070 をOCしてみた

2017年01月02日 | デスクトップパソコン
昨年購入したグラフィックスボード(以下グラボ) STRIX-GTX1070-O8G-GAMING ですが…

4K解像度で Forza Motorsport 6: Apex を遊ぶ分にはパワーを持て余していますが、Forza Horizon 3 だと最高設定では遊べず、50fpsを割らないように見栄えがあまり気にならない部分の設定を落として遊んでいます。

Forza Horizon 3 の方がステージが広大で、オブジェクトの表示が多いので致し方ないところです。
お金を掛けず少しでも快適なゲーム環境を求め、GTX1070をオーバークロック(以下OC)して使う事にしました。

以下の3点に気を付け常用できる範囲でOCしてみました。

・Windowsやグラボのドライバが異常終了しない
・画面がバグらない
・画面にごみが表示されない

結論から述べると…
ASUSの標準ツール GPU TweakII で設定できる範囲内で、上の様な不具合は起こりませんでした。

まずは、STRIX-GTX1070-O8G-GAMING を標準設定でベンチマークを試した結果を見て行きます。
このグラボについては標準設定と言ってもリファレンスからかなりオーバークロックされていますので、ご了承ください。
使用しているベンチマークは定番の ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド で、4K解像度の最高品質で測定しています。

 

上の設定で GPUのクロックは常時2000MHz切っており 1848~2038MHzで推移していました。
また、グラボのメモリ使用量は約2800MBでした。ベンチマークの結果は下の通りです。

 

次に、常用範囲内でOCしてベンチマークを回した結果を見て行きます。

 

設定は上の通りです。GPUのBoostClockをこれ以上げても PowerTagetに邪魔され実クロックは上がりませんでした。この状態で GPUのクロックは常時2000MHzを上回っており 2012~2088MHzで推移していました。

メモリのクロックも 8008MHz→8408MHzにOCしていますが特に問題は出ていません。メモリの耐久性も高そうですが このツールでは8488MHzまでしか設定できませんでした。メモリ使用量は約2800MBと変わっていません。
ベンチマークの結果は下の通りです。

 

結果5%程スコアが向上しました。GPUの温度も60℃→65℃と5℃しか上がっていないので許容範囲内です。
GTX1080のリファレンスだとスコアは 6000代後半の様なので、それに及ばないところは値段相応ですね。

Forza Horizon 3 での使用感ですが、設定はそのままで60fpsを切る時間が短くなり最低fpsも向上しました。GTX1080もしくは TITAN X にすれば幸せになれるのでしょうが、グラボにそこまでお金を掛ける事はできないので、暫く間このまま使い続けたいと思います。

良ければ、STRIX-GTX1070-O8G-GAMING のファーストレビュー GTX970ユーザーが GTX1070を買って幸せになれるのか!? も合わせてご覧ください。

※最後に…オーバークロックは設計外の使用をしているため何かあった場合にメーカー保証が受けられません。オーバークロックを行う際は自己責任でお願い致します。

ASUSTek R.O.G. STRIXシリーズ NVIDIA GeForce GTX1070搭載ビデオカード オーバークロック メモリ8GB STRIX-GTX1070-O8G-GAMING
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