天と地の間

クライミングに関する記録です。

GWは備中へ

2018年05月06日 | フェース

GWの春山は休みが合わず断念。代わりに3,4,5で備中、帝釈の遠征を計画した。
誰か希望者がいれば誘っていいよといっていたが、誰もいないとのこと。
ところが、相方のK君が5日が仕事になったとのこと。仕方がないので3,4日で行くことにした。が、3日が完全に雨予報になった。二人でもあるし、取りやめた。
それから二日ほどたって、K君から4,5日で備中の誘いが来た。今のところ3人という。5日が休みになったのだろう。
岩の状態が心配だが4人ならば良いだろうと、行くことにした。

備中は12年振り位だろうか、すっかりご無沙汰している。昔は3連休があれば必ず遠征していたが今は本州へ行く人は少ない。
クライマー人口はすさまじい勢いで増えているが、そのほとんどがジムクライマーかボルダラー。それでもリードクライマーの数も昔よりは増えているはず。しかし、遠征に行ったという話はあまり聞かない。
行く人がいれば多少は無理してでも行きのだが。たまに出ないとリフレッシュできない。

4日、列車で小倉駅に向かい、北口に迎えに来てもらった。途中、渋滞にあい、備中に着いたのが2時。初日は皆が行ったことがない権現へと案内。
状態は、染み出しが若干あるものの、この時期にしては良いほうだろう。
11aでアップの後、もう一本、11bcでアップをしようと思ったが、状態が悪くやめた。聞くと最近は誰も取付いていないという。
なるほど、粉がふいている。

アプローチ0の権現。いつ来てもにぎわっている。

権現の二大看板に取付いている2人


その後、「もも」に取付いたが情けなくも出だしでテンション。その後は2/3ほどノーテンで上がったが持久力が枯渇してロアーダウン。
言い訳まがいに初日は無理をしまいとこの日のクライミングを終える。

本日の宿は黒鳥の杉田さんがやっているクライマーの宿で泊。すこぶる快適。自炊に不自由はしない。お風呂もある。
昔は、平川のコミュニティーセンターに泊まっていたが、そこよりは買い出しも岩場も近くて申し分ない。

4日、皆に行ったことがないなら一度は行くべき、見るべきと羽山を提案。
帰りの渋滞を考えたら早めに取付いたほうがよかろうと、6時過ぎに宿を出た。

ミラーの後ろにあるルートが唯一のアップルート11a

羽山もアップルートは11aしかない。無理をせず、途中で下りる。
その後、昔、終了点直下でフォールして悔しい思いをした「もうすぐ秋だ」に取付いたが、情けないことに中間部の核心がクリアできない。
3回やったがだめだった。ムーブは忘れていが、断片的に頭に残っているために一層悪い。

最も被った部分。真ん中のチョーク後が12a被り基部が終了点。

門前払いにトライ中の遠征クライマー

もうすぐ秋だにトライ中のメンバー。

あわよくばと思っていたが、久しぶりの備中、簡単には登らせてはくれない。
皆、次に行きたそうな気配だし、私とて今日は無理と判断して、長屋坂へと転進することにした。
長屋坂はいつ来てもにぎわっている。15人ほどいる。
取付いたことがない「morisama」に取付いたところ、最初の核心のルート取が分かりずらい。代わる代わる取付いたk君も苦労している。
やっと分かったときには、時すでに遅し、体のほうがすでに終わっていた。
数年前から肉体的に連続二日のクライミングは厳しくなってきた。一日でさえも疲労が次の日まで強烈に残る。
衰えと折り合いながら無理をせずにやるしかないだろう。

4時前に備中を出て、家に帰り着いたのが午前1時であった。当然、次の日は疲労で完全オフ。
若いときは疲労すれば爆睡していたが、今は疲労しすぎれば眠れないという二重苦にあえいでいる。
やはり、緩くやっていく行かないのだろう。

今回は1泊2日という強行軍だったが、大分から直接乗り合わせていけば、道路事情がよくなった昨今であるだけに無理をせずに行ける。
定期的に計画を立てて行きたいものだ。

 

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