天と地の間

クライミングに関する記録です。

お盆は帝釈、三倉へ

2018年08月15日 | フェース

お盆休みの11日から13日に帝釈、三倉に行ってきた。メンバーはMさんとふたり。
 初日は花子岩へ。
昼過ぎに着くと、誰もいない。今日は誰も来ないだろうと左端のアップから登り始める。2本登った登った後、長旅の疲れと暑さの中でのクライミングでぐったりとなり、休んでいると、男女のペアが下りてきた。
岡山から来たという。丁寧にエリアの解説もしていただいた。
この日は、12aのルートにも取付いたが、フットホールドの乏しさに戸惑い途中敗退。まあ、初日は無理をすまいと5時過ぎにエリアを後にする。

はじめての花子岩
かなりのスケールだった。切り株の3倍以上あろか。

東城にて買い出しの後、今日の宿泊先のながの村に向かう。
お風呂に入った後、調理場に行くと、花子岩で出会ったYペアがすでにビールを片手に食事をしている。
ながの村の村長も入り、4人でしばし談笑。
話をして感じたのは、やはり、ここで登っている人は強いということ。そして、よく遠征に行っている。九州のエリアはほぼ網羅して行っている。
本匠の主要なルートは落としている。遠征で来て登っているだけに、少ない回数で落としているのだろう。

2日目はYさんに岩谷に案内していただいた。
1本、アップで登った後、「初夜の床」に取付くも、出だしが濡れていて離陸に苦労する。右寄りから行くのかとも思ったが、やはり、ここはボルト沿いに直上だろうと、試みたがあっさりテンション。ホールががやけに遠い。Yさんに聞くと、右のガバホールドからとのこと。
なんとか、離陸はできたが、その後は猛烈な湿度と暑さの中、汗でずぶ濡れになりながら、どテンションでやっと終了点へ。
登る気力も意欲もなくなり、回収してしばらくの休憩の後、「バージンロード」にトップロープを掛けるために取付く。グレードこそ低いが長いために、下りて来た時に汗だくでぐったりとなる。

猛烈な湿度と暑さの中、粘る気力も萎えた。

 

3時過ぎ、三倉へ移動のため帝釈を後にする。

3日目、7時過ぎにキャンプ場を後にして登山道へ向かっていると、山荘の管理人と出会う。30分ほど、豪雨後の三倉の状況や近況を聞いて、Bコースへと向かう。
宮さんがクラックは初めていうことで、源助崩れを選ぶ。「モアイクラック」にトップロープを掛けた後、「ヒップクラック」でもと思っていたら、蜂の巣があるとの注意書きを見て諦める。
一方、宮さんはテンションはかかったが、「モアイクラック」を終了点まで登った。日頃の成果だろう。上部は結構難しい。
ジャムの感覚を若干でも掴めたとのこと、なによりだ。

三倉源助崩れ
クラックに行く人がめったにいないために、ずいぶん
久しぶりの三倉となった。8年振り位だろうか。

暑さと、 久しぶりのクライミングと相まって、結果なしの遠征となることは見越していたが、休みが3日と相手がいれば慣れ親しんだエリアで登るより遠征したい。
今回の唯一の成果は地元のクライマーやご近所の人と交流ができたこと。
エリアの案内もしていただき感謝にたえない。

コメント
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