黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

廃道:離島の廃道へ

2014-02-23 11:07:22 | 廃道
国内初の廃道DVD『廃道クエスト』リリースから1年、
新作廃道DVD『廃道ビヨンド』のリリースを前に。
作品に収録した物件の探索リポートをアップしています。



今回からは東京都の廃道です。
と言っても東京の中心部から約150kmも離れた、
新島と神津島、離島の廃道です。

廃道・若郷新島港線

伊豆七島へは、前日の夜遅くに東京湾を出航し、
翌日の朝に到着する船便もありますが、
撮影日短縮もかねて、飛行機で行くことに。
新島や神津島への飛行機は、羽田空港ではなく、
調布の飛行場から飛び立ちます。





廃道・若郷新島港線

生まれて初めて乗るプロペラ機。
オープロのメンバーはもとより、
平沼さん&石井さんもプロペラ機は初めてです。
とくに平沼さんは飛行機自自体が初体験だったそうです。





廃道・若郷新島港線

初のプロペラ機にちょっと不安なのか、
これからの廃道探索に緊張しているのか、
あるいは、単純に眠いのか、
笑顔の少ない撮影クルー。
調布飛行場のターミナルはそんなに広くなく、
こじんまりとした待合所と、
搭乗待ちエリアだけの極めてシンプルな造り。





廃道・若郷新島港線

もちろん搭乗デッキなんぞはなく、
飛行機まで歩いて、数段のステップを昇っての搭乗です。
実は石井さんは自分で運転する車以外の乗り物が苦手らしく、
足取り重く飛行機へ近づいていました。(左)
右は平沼さん。





廃道・若郷新島港線

いっきに飛び立ったプロペラ機は、
ほどなく横浜港の見える上空へ。
高度が低いので、ジェット機より地上が近く見えます。
それにしてもプロペラの音がうるさい。。。





廃道・若郷新島港線

40分も乗るともう新島です。
画像の島のほぼ中央を左右に寸断して筋状に見えるのが、
これから探索予定の若郷新島港線の廃道です。





廃道・若郷新島港線

新島空港に到着。新島の空港ターミナルは、
調布飛行場より更にこじまんまりとしていました。
もちろんこちらもターミナルまでは徒歩。





廃道・若郷新島港線

新島の廃道を目指して島内を走っていると、
いきなりモヤイ像登場。
モヤイはイースター島のモアイ像をまね、
既に死後となった助け合うを意味する「催合う(もやう)」をかけて、
かつて新島では沢山造られた石像。
渋谷のモヤイはよく見ますが、
本家新島のモヤイをみるのは初めてです。





廃道・若郷新島港線

行動食(廃道探索のために必要な食料や飲み物)の購入のため、
スーパーを探して町を一周。
途中、新島本道の起点を発見。
標識の足元には、ガラス製の起点も。
(画像をクリックすると起点を拡大してみれます)

さて、プロペラ機に乗ってはるばるやって来た新島には、
どんな廃道が待ち受けているのか。。。



一年ぶりのは廃道新作DVD『廃道ビヨンド』
2014年3月4日 release !

廃道ビヨンド





更に、DVDの発売記念イベント決定!

廃道ビヨンド

2014年3月2日[土]@お台場・東京カルチャーカルチャーで、
出演の平沼さん&石井さんをゲストに迎え、
DVDには納めきれなかった未公開映像などとともに、
『廃道ビヨンド』発売前夜祭です!

詳しくはこちら↓
『廃道ビヨンド』リリース前夜祭!
~ヨッキれん&トリさんも来て、先行販売あり!
新作廃道レポートあり!制作裏話あり!
秘蔵映像あり!来場特典もあるよ!~



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2 Comments

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Unknown (テラシマ)
2014-02-23 20:52:18
おお、わが地元の調布空港。
20歳前後のころは調布飛行場の周辺をランニングしたり、基地跡で発掘作業をしたり・・・・青春の思い出が詰まった場所です。
小学生のときに、調布から新島へ行きました。それが初めて乗った飛行機で、ゆれたので怖かったのを覚えています。
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▼テラシマさんへ (KLO@廃墟徒然草)
2014-02-24 12:39:42
お久しぶりです!
そうでした、テラシマさんは調布のご出身でしたね!
小学校の時に、既にプロペラ機に!確かに揺れますよね(笑)
この日も、全然風は吹いてなかったのに、新島へ着陸する前は、かなり揺れました。
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