るぅあんのブログ”晴れが好き!”

店情報『aboutRouen』に続く、日々の雑感をつづっています。スウイーツの情報などの交流の場にしたいと思っています。

嗚呼!大橋巨泉『今週の遺言』が、最終回になってしまった。

2016年07月05日 | 日記


週刊現代7月9日号は、『今週の遺言』の最終回だった。

巨泉さん。
その最終回の原稿さえ、
病院のベッドにつめた、奥さんと弟さんの二人の助けを得て、やっと提出したのだそうだ。

中の文章にあった。
気分転換に、病院の外に散歩に出、
外気に当たっただけで、
高熱を出してしまうのだ、と。

つまり、あの巨泉さんが、
あの競馬とゴルフの好きな巨泉さんが、
178cmの体が40kg以下の体になって、
病院のベットに、横たえているしかなくなってしまったなんて!

「これでは、生きているとは思えない。」と嘆く巨泉さんに、
弟さんは、
『日本では、安楽死は認められていないから。」
と、言ったそうだ。

その、ベットの上から、必死に「これだけは」と呼びかけている。

安倍総理の野望は恐ろしいものだ。
選挙民をなめている安倍晋三に一泡吹かせてください。
7月の参院選挙、野党に投票してください。
最後のお願いです。
と。

自民と公明党に、絶対3分の2の議席を与えてはならないのだと。

野党に、いろいろ欠点や頼りなさ、不備は多々あり、
それに対する批判はあろうが、
今度の参院選は、野党に投票してくれ、と。

この頃の政権与党。
野合だ、共産主義がどうのと、盛んに野党共闘を批判する。
かしましい

連日のテレビ、「自民党!」放送は、放送法に抵触しないのか?
公職選挙法違反ではないのか?

もし、今度の参院選で与党が3分の2を確保するようなことが起こったら、
それは、本当に、日本の民主主義が死ぬ日だ。
どうやって、
立法の府で、対等に意見をたたかわせることができるというのだ。

与党が決めた政策の、ただの「説明国会」「承認国会」になってしまう。
以前しばしば、「ねじれ国会が、決められない政治の元凶」と言われていたが、
それでは、この
「偏り(かたより)国会」は、異常ではないのか。
決められれば良い、というものではないはず。

最近の国会中継。
野党が何を質問しようと、
言わせてはやるよ。時間内なら。
とりあえず聞くし、答えられることには答えましょう。
だが、時間が来たら、「はい。お終い。」・・・。

質問へのはぐらかしと、論理のすり替えとで押し通し、
論議がつくされた、と言い、
話し合いは十分になされた、と言って、
結果がわかりきった多数決の裁決

あの、ちょっと下を向いた傲岸不遜のほほえみ。
一体、何様かとおもう。
一体、誰のおかげで政治家をやっていられると思っているだろう。

「みなさん、よろしいのですか?あの暗い時代に戻っても?」
微笑みながら、選挙応援の車上から、
こんな脅しを堂々とやってのける日本のリーダー、
私は、初めて見た。

何と言われようが、
「政権与党に3分の2の議席を与えない。」の一点に絞って
なんとしても、巨泉さんの『遺言』を果たしてあげたい。



コメント (3)
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