”週間新潮”によれば、私の出会った太陽光発電業者は○か、×か。
前半は×。、後半は△で、今後の対応如何というところである。
太陽光発電に関して起こるトラブルには、次の3つと聞く。
1 パネル自体の問題
2 施工業者によるもの
3 電力会社との連携の問題
私はこのうちの2について、経験することになった。
そして現在はその大部分は解決し、一部の問題が進行形で、成り行きを見ているところである。
設置したのは昨年8月末。
業者決定のきっかけは、ある大手スーパーグループがこの事業に乗り出して、広告を出していたから。
選択に当たって、自分の側に太陽光発電について情報が十分とは言えなかったので、このグループのブランド名が何かあったときの保険になると思ったから。
結果的には、この判断は正しかった、と思う。
クレームの交渉に当たって、施工業者に最初から逃げ場がなかったから。
どんなトラブルだったか。
業者が示したシミュレーションの半分も発電しなかったのだ。
緯度の高いこの地域では、1年のうちで5月が最も発電する。
私が設置した8月は、日照時間が長いはずなのに、気温が高いためパネルが高温化して発電効率が下がるのだとか。
私は、それで最初はこんなものかと思っていた。
8月中の最高に発電した日で、一日あたり5kW。
9月。同様の数値を示したのは4日しかなかった。10月は1日だけ。
結果、去年(8月末~12月)の発電総量は、259KW。うち150kW売電。売電率58%。
4ヶ月で6,300円しか、売電できなかった。
これで、元を取るなんて100年もかかるじゃないか!
私は家の者に、「おかしいよ、これ。」と何度も相談を持ちかけた。
家の者は、どういう訳か皆「そうかなぁ。」と、あまり問題視してくれぬ。
以降、正常に発電する日を迎えるまで6ヶ月間、我が孤独な闘いが始まったのである。