るぅあんのブログ”晴れが好き!”

店情報『aboutRouen』に続く、日々の雑感をつづっています。スウイーツの情報などの交流の場にしたいと思っています。

私の出会った太陽光発電業者たち-トラブル初めの一歩

2012年05月31日 | 日記

”週間新潮”によれば、私の出会った太陽光発電業者は○か、×か。
前半は×。、後半は△で、今後の対応如何というところである。

太陽光発電に関して起こるトラブルには、次の3つと聞く。
1 パネル自体の問題
2 施工業者によるもの
3 電力会社との連携の問題

私はこのうちの2について、経験することになった。
そして現在はその大部分は解決し、一部の問題が進行形で、成り行きを見ているところである。

設置したのは昨年8月末。
業者決定のきっかけは、ある大手スーパーグループがこの事業に乗り出して、広告を出していたから。
選択に当たって、自分の側に太陽光発電について情報が十分とは言えなかったので、このグループのブランド名が何かあったときの保険になると思ったから。
結果的には、この判断は正しかった、と思う。
クレームの交渉に当たって、施工業者に最初から逃げ場がなかったから。

どんなトラブルだったか。
業者が示したシミュレーションの半分も発電しなかったのだ。
緯度の高いこの地域では、1年のうちで5月が最も発電する。
私が設置した8月は、日照時間が長いはずなのに、気温が高いためパネルが高温化して発電効率が下がるのだとか。
私は、それで最初はこんなものかと思っていた。

8月中の最高に発電した日で、一日あたり5kW。
9月。同様の数値を示したのは4日しかなかった。10月は1日だけ。
結果、去年(8月末~12月)の発電総量は、259KW。うち150kW売電。売電率58%。

4ヶ月で6,300円しか、売電できなかった。
これで、元を取るなんて100年もかかるじゃないか!

私は家の者に、「おかしいよ、これ。」と何度も相談を持ちかけた。
家の者は、どういう訳か皆「そうかなぁ。」と、あまり問題視してくれぬ。

以降、正常に発電する日を迎えるまで6ヶ月間、我が孤独な闘いが始まったのである。

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太陽光発電の問題点(その2) 残されるのはため息だけか?

2012年05月27日 | 日記

コメントをくださった「大ちゃん」さんへの返信も含めて、(その2)を書きます。

見解にもあった、日本の電力供給の問題点とは、次の2点でした。
 電力の送配電を一つの企業が独占していて、消費者が選べないでいる現状。
 それと、原子力に替わる電力について語る世論と日本行政が2つに分かれていること。
接点を見いだしても、その実現にあたって
”古い利権がらみの頭”をした人が、電力行政のトップを占めているという組織の問題点。

新聞やテレビ等のメディアで取り上げられるとき、
この問題は最近、おおむね、「大ちゃん」さんの見解と同じ結論に落ち着きます。

つまり、電力に関わる組織のトップが今のままでは、
こうすれば良いのではないかと方向が決まってきているのに、
ゴーサインを出す人がハンコを押すなり、サインをしないので、
なにも動いていかないんだ、ということ。
それぞれのトップの後ろには、
その数がどのぐらいになるのか見当もつかない利権絡みの人いる。

もっと始末に負えないのは、この数が少なくても世論を、国を、法律さえも、
動かす力があるという現実です。

 結果、電気料の値上げを唯々諾々と受け入れるしかない一般庶民は、
しばらく、あるいはもっと長い間、諦めの「ため息」をつくしかないのです。

”週刊新潮”今週号(5/30号)は、また特集を組みました。
いわく、「太陽光発電」は7割の人が損をする。
      電気屋は教えない
      「太陽光発電」本当のコストと分岐点
  
 業者はなにを教えないか。
 1. 実質売電率は”捕らぬ狸の皮算用”
 2. 半永久的・メンテフリーはまやかし。故障率は優に30%
 3. 設置業者の7割は悪質な訪問業者

 読めば読むほど、そして読んだあと、いかに賢く対応していこうとも
出会ったパネル等の発電装置の一式や施工業者が悪かったら、損をするだけ。
 
今回の”新潮”の結論も、
どうやらいかに算盤を弾いても、儲けることの方が難しそうである。)だった。

次回は、「筆者が出会った太陽光業者」という題で書くつもりです。
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ルーアン道中記(4) サン・ラザール駅でのあれこれ・・・・

2012年05月24日 | 日記


 そう、この大きな三角屋根。この屋根で有名なのだった。
モネがルーアン大聖堂と同じく、この駅も何枚も角度を変えて描いている。

 しかし、切符を手に入れるのには、とても苦労した。
「券売機がありますから。」と、添乗員さんは教えてくれた。
 だが、それらしきものは、どれだろう?
 
現在のサン・ラザール駅は、それと分かるような黄色い券売機があるそうだ。
が、20年前はなかった。

「それらしいもの」を探す目は、日本のものと同じようなものを探す。
だから、ない。
その前を何度も行ったり来たりする。
ようやくこれかなと思えば、くすんだ水色をした角柱の上に、同じ色の箱を乗せたようなもの。

だが・・・
これ、どうするんだろう?
ためつすがめつ、見る。
コイン? お札? で、どこに入れるんだ?
駅名もなにも表示されていない、単純な機械。
入場券を買う機械にしか見えない。

どうするんだ?

駅員さんらしい人はどこにも見あたらない。
日本なら、必ずいるのに。

広く、暗い駅の中、遠くの方に「みどりの窓口」みたいのが見える。
それは、この駅に着いたとき、入ってきたところを逆に折れたところ。
券売機にこだわって、随分遠くまで探し歩いた形になる。
連れと顔を見合わせ、ため息。

お腹もすいていた。
切符を買い、発車時刻を確認し、その後安心して昼食をと考えていたからだ。
私達は引き返して、その窓口に急いだ。

 例のごとく、口をきくのは自分である。
「・・・(ルーアン行きの切符を2枚ください。)」「・・(往復で。)」
窓口の女性、何か立て続けに言う。自分は聞き取れない。
連れが、
「何時のに乗るのか、って聞いてるみたい。」と言う。
「急行とそうでないのとで、運賃が違うって、言ってる。」とも。
よく、こんな長いのを聞き取れるなぁと、感心する。
フランス語、読むことも、話すことも出来ないと言っておいて、聞き取りだけは正確ってどういうこと?

まったくわれわれは、よくできた道づれだった。
恥も外聞もなく怪しげなフランス語を口に出来る自分と、聞き取りだけは無敵のもう1人と、である。

それはさておき、券売機のおぼしきもの。
あれは、改札機というものだった。
駅に日本のように改札口がないフランス。
乗客は切符を購入したら、そのくすんだ水色の箱に差し込み、改札をし、列車に乗るという流れ。
国が変われば、ものも変わる。
それを知るのも旅の楽しさ、であった。
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太陽光発電 期待したらバカを見る! うん?

2012年05月21日 | 日記

 
新聞の広告で知って、読みたいと思っていて読んだ。
 『週刊新潮』の記事。・・・ショックである。

 週刊誌だろ?という解釈もある。
その情報・データ、どこまで信用できるのか。
しかし正直、確かめようがない。

 なぜ、バカを見るか。
その1 休耕田にメガソーラーを設置する方向についての是非。
 そもそも、山がちの土地に散在する休耕田に設置することの不経済さである。
 送配電コストが高くつく。発電効率もそれほど期待できない、ということ。
 そして、周りの現役の田んぼに対する迷惑(被害)、である。
 パネルをコンクリートで固定するようになる場合、大雨が降ったような場合、雨水は土にしみこまなくなって、一気に周りの田んぼ(現役の)に流れ込む。大水・洪水状態になって稲は流され全滅することになりかねない
 仮にコンクリートを使用しなくても、パネルの下に陽は当たらなくなるから、稲の害虫センチュウの発生を招き、これも周りの現役の田んぼを駄目にする。                                   

『電田プロジェクト』を立ち上げたS社長や電力会社などは、この送配電コストを回収するために、政府にソーラー発電の売電価格を42円にするよう圧力をかけたそうなのだ。
また電力会社は、電気料を値上げして、消費者に負担を転嫁すればよいから、何も痛まないことになっている、というのだ。

その2 日本のパネルメーカーの弱体化を招くという現実。
 ソーラーパネルの設置費用は高い。誰もが、安く上げたいと思う。
 そうなると、中国製が幅をきかせて、国内メーカーはやっていけなくなる、という構図だ。
 現実にパネル先進国ドイツの大企業が、倒産に追い込まれたというから、この指摘は信用できるだろう。

その3 ソーラーパネル自体の問題。
 パネルは、定期的なメンテナンスが必要なのだ。
 雪などかぶっていなくても、外気の汚れなどが付着すると、発電効率はガクンと落ちる。
 だから、清掃が必要になる。
 しかし、パネルは屋根の上。
 誰にでも出来る作業ではないから、結局業者に頼むことになる。
 この費用は当然、設置者の負担になる。

 鳥の糞などの汚れは、そのままにしておくと発熱の原因になり、パネル自体が破損したり、火事を引き起こす事もあるのだそうだ。
 取り付けた人の3割が、12年以内に(この12年って、なんだろう?)、何らかのトラブルに遭っているという。
そして、これが「反原発の不都合な真実」の一つだという。
 おまけに、設置費用は10年の売電で元が取れると業者が言うが、パネル寿命は10年ももたないらしい。

こうなると、今からソーラー発電を考えている人は、やめたほうがいいかなと思い始めるだろう。
 現に、自分が、「太陽光を設置した。」と話すと、聞いている人はみんな同情するような顔をなさるから、皆さん、とっくにご存じの事だったのかもしれない。
コメント (3)
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ルーアン行きは、サン・ラザール駅から。(ルーアン道中記?)

2012年05月17日 | 日記

                                現在の、サン・ラザール駅。

 ツァーは午前中で終わり、午後は自由行動となった。
解散後は、終日、各自の判断の任され、好きなところに入り、好きな物を食べ、行きたいところへ行って良いことになった。
ただし、明日は早朝の出発。今日中にホテルに戻っていること。

解散した場所は、道路の奥にかの有名なオペラ座が見える所だった。
また、その界隈は、ラーメン店が多く、フランス料理に飽きていた人たちが喜んだ所だった。
筆者、前日から入念に地図で下見をしていた。(つもりだった。)

さあ、サン・ラザール駅へ。ここから、どっちの方角になるのだろう?
今いる場所と、オペラ座と、駅とを確かめる。
「こっちだね?」

しかし、しばらく歩いても、目指す駅らしい建物が見えてこない。
だんだん不安になってくる。

と、前を歩くフランス人らしき男性2人組。
「聞いてみたら?」
こういうとき、連れはいつも自分では聞こうとしない。
なぜなら
“必殺『旅行者のためのフランス語会話』”を持っているのは、筆者なのだ。

筆者、道を聞く例文に、サン・ラザール駅を当てはめ、カタカナフランス語で話しかけた。
「エクスキューゼ・モア、ムシュウ?」
2人、振り向いた。(通じた!)
「・・・・・・・・?(サン・ラザール駅は、どうやって行くんですか?)」
途端、2人のうちの1人が吹き出した。
もう片方は、もの凄くビミョーな顔。

しばらくの間(ま)があって、ようやく、(まっすぐ。この路を)という大きな仕草で、指さした。
しかし、その顔はビミョーなまま。口で言っても無駄だということを物語っていた。
「merci」(ありがとう、のつもりで言った。)
男性2人、黙って、うんうんとうなずく。

聞いたことは通じるのだが、いつもおおむねこのような反応に逢う筆者。
そして、いずれの場合も、相手の返事は聞き取れない。
そこで、連れの出番となる。この方は、聞き取りは出来るのだ。(不思議だ。)

そんなこんなで、めでたくたどり着いた駅は、起点駅とは思えない姿をしていた。
なんだか、周りは治安の悪そうな雰囲気。大きいが、古く、汚い感じがした。
いろいろな人種の人が出入りしていた。

20年前。まだ、ネットでチケットを購入するなんて、当たり前ではなかった頃だ。
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