糖尿病は生活習慣病。その恐ろしさは周知の事実。とにかく日頃のカロリー制限が大切。
その指標が血糖値。血糖値さへ穏やかさせる事が出来れば一安心・・・。
そこで浮上したのが、桑の葉。桑と言えば蚕。絹を生産してくれる蚕は桑の葉で成長してくれる古来よりのお世話になっている蛾の幼虫。
ところが、桑の葉はその身を守るために栄養を糖分に変える作用を抑えて、害虫から身を守っていた。
糖分に変換できなければ、桑の葉を食わないと言う発想で、桑は身を守ろうとしている。モチロンその発想は人間の発想で、桑は食われないがためにその様に進化した植物。
この桑の葉の成分が糖尿病の原因、血糖値を下げる効果がある事に人類は気が付いた。
その成分が、DNJ(デオキシノジリマイシン)血糖値の上昇を抑えてくれる効果があることも判明。
加えて、Q3MG(クエルセチンマロニグルコシド)の発見。
Q3MGはLDLの酸化を抑え動脈硬化の原因の一つである悪玉コレステロール(酸化LDL)の生成を抑制することが判明しました。
Q3MGはフラボノイドの一種。抗動脈硬化作用を確認するための動物実験も実施されていて、血中LDL コレステロールの低下、大動脈の動脈硬化巣面積の縮小など桑の葉の効能について今でも研究が、進められています。
高脂肪食のみを食べたマウスに比べQ3MGを与えたマウスと桑の葉を与えたマウスの血管は動脈硬化を起こした面積が小さくなった研究報告も発表されました。
特筆すべきは、Q3MG単体で与えるよりも桑葉がまざったエサを食べたマウスの発症リスクが減っている事。
桑葉に含まれるミネラル類などの天然成分や、桑特有の成分「1-デオキシノジリマシシン」(DNJ)とQ3MGの相乗効果が期待されている訳です。
また、Q3MGはDNJと別のメカニズムで血糖値を下げる事も分かってきました。
DNJは食事中の糖分を吸収阻害する事で食後の血糖値を抑える働きが確認されていて、Q3MGは肝臓のストレスを改善し、吸収された糖分を筋肉のエネルギー消費等に利用し血糖値を下げる働きが、今なお研究されている。
以上の事を考えてみて、桑の葉が糖尿病に対して貢献できるサプリメント効果が、大いに期待できることが判ってきた。
桑の葉の効能でにわかに活気づいたのが、島根県の江津市桜江町の桑の葉を栽培している農家の皆さん。
桑の葉の恵みをお茶やジャムにして村興し。
中国山地を流れる一級河川で最も長い江の川沿いで、桑の葉の生産が行われていて中でも、桑の葉のお茶が脚光を浴びたというお話。
有機栽培かつ無農薬で桑の葉を育てている。
特筆すべきはこの地の環境。古来より桑の葉の産地でもある事に加えて、近隣に農薬を使って農作業をしているところがないので、農薬の影響が極めて少ないこと。
地元の農家の皆さんが集まって、生産組合を発足して畑作りから精魂込めて、桑畑を一層丹念に・・・。
今まで知られていなかった桑の葉に含まれた成分が、健康に寄与してくれることが有名になって、蚕から人への桑の葉の活用に・・・。
すでに20年の実績。
大麦若葉やケールとは違う機能性栄養素が期待されています。
その顕著な栄養素が先に上述した、DNJ(デオキシノジリマイシン)とQ3MG。それらに加えて植物繊維とカルシウムも豊富。ビタミンやミネラルの内でも亜鉛を含んでいて、インスリン分泌にも貢献しくれる。
糖尿病やダイエットを目指している方々にも隠れた人気。
桑の葉は生活習慣病に結構貢献してくれそうです。
遠い昔、桑の実は山の恵みだった。黒いイチゴの様な感覚。
桑の葉は天ぷらにしてもイケるそうです。
蚕に与えれば高級な絹を生んでくれて、人が食せば生活習慣病に期待が持てる農産物だったのですネ。
そして、島根の桜江町はその桑の葉を生産するのに適した土地柄だった。
そう言えば、地図記号にも桑畑の記号があった。昔はそのくらい桑が生産されていた。日本全国に桑畑はあったのです。
そして、蚕にのみ桑は育てられてもいなかった。昔から生薬としても珍重されていた様です。
だから昔の人も桑の葉の効用は知っていた・・・。
現代の人々には、過ぎ去った農産物のイメージになってしまったのかもしれません。
その成分や効果が知られる様になって再び脚光を浴びている桑の葉の効能。
害虫には受け付けない桑の葉で、人は高血糖から逃れて美味しい食生活を満喫できるのなら、何ともありがたいお話。
桑は結構、人間の生活に貢献してくれている。
ちなみに桑の木は杖や楽器にも使用されたりしていて、高級木材だったそうです。
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