村雲のmureはふさぐ事を意味するアイヌ語でした・・・・紫のムラもこのムレでしょうか? 轆輪眞山 紫と言う言葉は、mure+sak+ki=紫、と言うアイヌ語だと思います・・・ mure、はふさぐ・・・sak、は否定詞、ki、は光を意味するアイヌ語です。 よって、紫と言う色は光をふさぎナシにする色だと分かります。 自然界では、紫はふじの花か、太陽が朝、厚い雲で
. . . 本文を読む
紫と言う色の解明のための予備的考察として今日は『むらくも』と言う枕詞を考察解明します。 轆輪眞山 『むらくもの』は杉の枕詞になっています・・・むらくもは過ぎ去るものですからスギ・・杉にかかるようになったと国文学が指摘しているのは正しいでしょう・・・ 村雲の 杉の庵の あれまより 時雨に変わる 夜半の月影 玉葉~857 この歌で明らかな事
. . . 本文を読む
ここで古代、万葉でも歌われた紫と言う色は解明出来るか?紫は古代枕詞で『にほふ、なたか、こがた、雲のはやし、ふじ』にかかると考えられて来ました。ふじにかかる事はふじの花こそ紫を代表する色ですから当然でしょう。 轆輪眞山 紫の 藤江の岸の 松が枝に よせて返らぬ 波ぞかかれる 続後選~148 紫は 灰さすものぞ 椿市の . . . 本文を読む