前回、ユフとは繊維で月神の糸のあやつりによる支配を象徴する繊維の束を示していました。
では、『ユフかづら』のかづら、とは何を意味するのでしょうか?
轆輪真山
かづら、とはあらゆる蔓草の総称でした・・このカヅラの言葉はアイヌ語で出来た古い縄文語な
のです。
kopkkop+tura=かづら・・・です
kopkkop・・とはヘビを意味するアイヌ語です。tura、と . . . 本文を読む
難訓日本語『ゆふかずら』の解明①
古代日本には糸へ対する信仰が存在した・・その一貫としてこの枕詞は位置づけられる
であろう・・・なぜなら、古代、木綿と書いてユフと発音し、これは信仰上の糸を示す
言葉であったのだ・・
轆輪眞山
契りありて 今日宮河の ゆふかづら
長き世までを かけて頼まん (新古今 1872)
ゆふかずら・・・・は『かけて』 . . . 本文を読む
難解日本語、色の解明・・紫・・⑤・日本語の起源はアイヌ
紫は光をふさがれ否定されている色と言う意味なのであるから、紫色を古来歌った
歌は、抑圧されたセックスの禁止を歌った歌が多い。
轆輪眞山
あかねさす 紫野行き しめの行き
野守りはみずや 君が袖ふる 万葉巻1~20・・額田王の歌
紫の にほえる妹を にくくあらば
人妻ゆ . . . 本文を読む
そうだとすると紫は、灰にかかる枕詞でもあるのでしょうか?
轆輪眞山
紫は 灰さすものぞ 椿市の
やそのちまたに 逢いし児やだれ 万葉巻12~3101
上記の歌は、紫草の根を紫の染料としたが、染めるとき灰をいれる事で色の定着を
よくしたから、紫に灰は付き物 . . . 本文を読む
村雲のmureはふさぐ事を意味するアイヌ語でした・・・・紫のムラもこのムレでしょうか?
轆輪眞山
紫と言う言葉は、mure+sak+ki=紫、と言うアイヌ語だと思います・・・
mure、はふさぐ・・・sak、は否定詞、ki、は光を意味するアイヌ語です。
よって、紫と言う色は光をふさぎナシにする色だと分かります。
自然界では、紫はふじの花か、太陽が朝、厚い雲で . . . 本文を読む
紫と言う色の解明のための予備的考察として今日は『むらくも』と言う枕詞
を考察解明します。
轆輪眞山
『むらくもの』は杉の枕詞になっています・・・むらくもは過ぎ去るものですから
スギ・・杉にかかるようになったと国文学が指摘しているのは正しいでしょう・・・
村雲の 杉の庵の あれまより
時雨に変わる 夜半の月影 玉葉~857
この歌で明らかな事 . . . 本文を読む
ここで古代、万葉でも歌われた紫と言う色は解明出来るか?
紫は古代枕詞で『にほふ、なたか、こがた、雲のはやし、ふじ』にかかると考え
られて来ました。ふじにかかる事はふじの花こそ紫を代表する色ですから当然でしょう。
轆輪眞山
紫の 藤江の岸の 松が枝に
よせて返らぬ 波ぞかかれる 続後選~148
紫は 灰さすものぞ 椿市の . . . 本文を読む
白と言う言葉は最も難解な日本語であろう・・・日本語の起源がヒマラヤのレプチャ語
であるとの説もある・・・安田徳太郎・・・彼はシロはレプチャ語だと言っている。
轆輪眞山
中国古典と漢字の研究で名高い白川静氏は白と言う漢字は白骨から来た概念だと
言っている。自然界にある白いものは、先ず骨、雪などであろう・・・満月も白にはいるか
も知れない。
シロという言葉をアイ . . . 本文を読む
黒と言う言葉は一説ではインド語であるとの説がある。例えばサンスクリットで
黒はカーラであるがレプチャ語で鳥はズであるからカラスは黒い鳥であると昭和
30年に安田徳太郎は書いている(万葉集の謎・・・光文社刊)
轆輪真山
しかし私は7000年前の大異変でシベリアで生き残ったアイヌ民族が無人の荒野
ヲ中国インドまで広がり、インドで混血して、タミル語族となったとの私の仮説から
タ . . . 本文を読む
難解日本語、色の解明・・赤青黄黒白・・③・日本語の起源はアイヌ
赤鬼と青鬼から赤と青の日本語を解明したが、黄色と言う日本語も未だに解明されていない
日本語である
轆輪眞山
黄色と言う色もアイヌ語で解明する事が出来ると思う。
ki+ir+o=黄色・・・ ki=キ・・は光を意味するアイヌ語である。
よって、黄色はすべて光を意味するような色感を与えるものの . . . 本文を読む
青は青鬼からでた言葉か??すでに私は青考異説と言う題名で青と言う色のについて解明
している・・・・・
轆輪眞山
色葉・・・イロハニホヘト・・・の色は現世の子孫を示すイロとなり、青葉が紅葉してい赤い色
となり、散っていくことに古代人は無常と詩情を感じていたのだ。(アイヌ語で葉はham=ハムという)
フクロウの鳴き声はアイヌ語でhumという・・・そして、フクロウはアイヌ語で . . . 本文を読む
赤鬼青鬼の解明によって、赤と言う色の日本語への疑問は浮上する・・・
すでに、私は色・・・と言う日本語を解明した。
轆轤眞山
色と言う日本語はアイヌ語の ir+o=イロ・・であった。
ir=イル、は継続・・・から血統、血筋と言う意味である・
o=オ・・は性器、そこに、入れる、置く、乗る・・・などのいみがある。
そもそも、人は性愛において、受肉するものである、コ . . . 本文を読む
日本の古典には女が鬼に食われる話が多数掲載されて射る。それを一々ここで掲示するのはひかえるが、知りたいひとはさまざまな鬼の研究が存在するから参照されるとよい。
轆和眞山
多くの古典には鬼が女を食うのだが、私が鬼の語源として木のように堅い男性自身・・・・を示したことによって、古典における鬼の研究は新局面を迎え、あらたな研究の発展が見込めるであろう。
鬼とは古 . . . 本文を読む
昔の物語りに赤鬼と青鬼の物語りがある。鬼には昔から赤と青がいたらしい・・・・ところで、私は鬼の語源というか、鬼の本当の意味を解明した。
轆輪眞山
鬼と言う言葉は、縄文時代からの言葉でアイヌ語なのである。鬼のオと言う言葉は性器と言う意味である。オトコと言う言葉のオが性器であることと共通である。
オトコのトコとはtok、と言うアイヌの言葉で、意味は出っ張ったと言う意味出ある。 . . . 本文を読む
コノ他に、瀬戸内海の地名として塩飽シアク諸島、、塩飽衆、塩飽海賊の言葉で名高い塩飽と言う地名
にもこの、ak=アク・・・射精、強い潮流、止められない潮流・・・の言葉が遣われています。
轆輪眞山
塩飽と言う言葉もアイヌ語だと確信を持っています。
si+ak=シアク、塩飽、・・・・です。 si=シ、は本当、真に・・・と言うアイ . . . 本文を読む