六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

神戸高速鉄道開業50周年

2018-04-25 | 交通その他
 墓参りのために半年振りに神戸電鉄に乗って鵯越へ向かいます。
 途中で新開地で乗り換えるのですが、東西線(阪急・阪神~山陽)のホームから南北線(神鉄)のホームへ乗り換えるために階段を上がって来たところ、何やら机が置いてあり、シャチハタスタンプが幾つか転がっていました。

 どうやらスタンプラリーのようですが、スタンプにしては一回り小さなシャチハタが5個も転がっているので、何だと思ってみたところ、
 記念乗車券に押す改札印
とのことです。
 神戸高速鉄道の開業50周年を記念した記念乗車券(磁気カード)に附属してくる紙製の復刻版乗車券5枚にそれぞれ改札印を押せるスペースがあり、そこへ自分で押すようになっていました。

 とりあえず押してみようということで、持参したメモ用紙に5社分を押してみました。
 日付は開業記念日である「43.4.7」固定となっていて、変えることはできません。
 スタンプラリー自体は6月末までやっていますが、先着3,000名限定の記念品は残り僅かとのこと、GWまでにはなくなりそうです。
 復刻印だけでも押しに新開地へ来るのもいいかと。
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大洲のミスドが閉店

2018-04-19 |  出撃 at 四国地方
 四国たび3日目の朝に西大洲から急きょ折返して、3駅手前の春賀まで戻るのですが、伊予大洲での乗り継ぎ時間が1時間ほどあった事から、朝食がてら、駅右手へ出てミスドへ。

 朝9時開店なので5分ほど待ちましたが、1番乗りというか、街に誰も歩いている人がいません。日曜日の朝だからでしょうか?
 ここでモーニングとします。
 ドア1枚開けると、中扉になにやら紙が貼ってありました。

 ありゃりゃ、4/23(月)で閉店なのか・・・
 移転とも何とも書いていないので、純粋に捉えて閉店ということでしょう。

 ここのミスドは列車の撮影で肱川の堤防に来た時などは、ここで時間をつぶすのに何度も利用させてもらいました。それだけに思い入れもあって、閉店してしまうのは悲しいですね。
 国道沿いとかにあれば、もう少しお客も入っただろうにとも思います、立地条件とすれば、斜め向かいにはフジグランもあるのですが、せいぜい国道からフジグランまでが客の動線で、その先までは来なかったんでしょうね。
 キハ58系が走っていた頃にお店に寄った時は、夕方でしたが、全部席が埋まってた頃もありました。それだけに地方経済の衰退をひしひしと感じさせられます。フレッシュバリュー横の空き地に移転するとか、移転開業する余力もなかったのでしょうか? 私が住んでいる町よりも1万人以上も人口が多い4万7千人の大洲市でこうなんですね。

 さようなら大洲のミスド(合掌)

 ちなみに写真左側に少し写ってる店は中華料理店(蓮花)で、ここも利用したことがあります。(私事のどうでもいい情報ですいません)
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四国のんびり旅(後編)

2018-04-18 |  出撃 at 四国地方
 四国の旅最終日となる3日目(4/8)は、昨日に続いて予土線で0系新幹線を撮って、高知へ出て高速バスで帰ろうという事にしました。日曜の晩なのに高速バスはかなり空いていて予約はせずに、とりあえず南下することに。

 
 6:04 松山発宇和島行きの普通列車627Dに乗ります。元特急車を使った豪華な普通列車。
 この列車に乗れば北宇和島で窪川行きに接続しており、江川崎までの間のどこかで0系を待ち伏せして撮影することができます。

 向井原から長浜経由の路線を走るので車窓に海が見えてくるのですが、怪しい黒い雲が西側から流れて来ています。天気予報は晴れだと言ったのに、2日続けてウソを言ってるようです。対岸の山口県側は明るい感じがしますが。

 しばらく走った所で問題発生!
 伊予大洲駅すれ違った、宇和島発松山行きの628Dの先頭に0系新幹線車両がついていたのです。
 マジか?
ということで、予土線に行く意味がなくなりました。多分検査か何かで松山か多度津へ戻すものと思われます。
ここで高速バスを予約してなかった事が功を奏します。
 よっしゃ予定変更だ! 〔伊予灘ものがたり〕の撮影とします。

 627Dは次の西大洲で下車し、反対方向の列車に乗ることにします。
 普通列車が来るまで1時間近くあり、その間に上りの特急が1本あるので特撮&4K動画撮影。
 次の列車で伊予大洲乗り換えで、長浜方面の列車に乗ります。伊予灘ものがたりをどこで撮影するか? 海側は先ほど見たように黒い雲が出ていて、昨日のように雨に降られても困るので、大洲に近い場所で撮ることにしました。

 大洲の次の駅 「五郎」
 どうやら、ここにはカワイイ狸がいて、列車を出迎えてくれるようです。

 下車したのが、その次の春賀駅。
 『はるか~俺だぁぁぁぁぁ』の春香とは字が違うので叫んだりはしないようにw
 駅で下車後は、北側へ数分歩いた所でアングルを変えて上下2列車を撮ります。

 こちらは駅に近い側で撮った2本目(上り)の伊予灘ものがたり。
 ちょうど左に桜の木があり、桜を入れての撮影。雲ってはいましたが、上空はうっすらと太陽がのぞいており、そんなに暗くはありませんでした。
 列車3本撮って今日の撮影は終了、あとはひたすら帰路に就きます。

 撮影後は一旦大洲に戻って、内子線経由の松山行きに乗ります。
 土讃線で走っていたキハ54が2016年に松山に転属になり、キハ54は全車松山所属となったことから、この区間の主力車両となっています。

 12:53に松山に到着。
 駅弁を販売していた鈴木弁当店は閉店したようで、これは残念ですね。

 ここで更に予定を変更し、今治までの1駅だけ特急に乗ることにしました。
 久しぶりに乗る四国のエース8000系特急〔しおかぜ〕です。多分10年ぶりぐらい。

 昼ぐらいから晴れてきて、外は気持ちの良い景色が広がります。
 振り子をガンガンに利かせて列車は飛ばします、振り子車両は383系〔しなの〕に度々乗るので珍しいことではありません。

 今治で10分接続で福山行きの高速バス〔しまなみライナー〕に乗ります。
 松山から1駅だけ特急に乗ったのは、このバスに乗り継ぐためでした。前回しまなみライナーに乗った時は雨の中だったので、今回は快晴で高速道路からですが、島々の眺めを楽しめます。休日なのか自転車で通る人も。

 1時間半ほどの乗車で定刻通りに福山駅に到着しました。
 20分ほど待って、糸崎発姫路行きの1764Mに乗れば、岡山で並んで座れない憂き目もなく、そのまま姫路まで行けるので、ちょっと早めですが、この時間帯の列車で帰ってきました。

 以上で今季の18きっぷは2枚とも使い切って終了、春の18旅期間を終えました。
 予土線はまた0系新幹線を撮りに、もう1度行きたいところです。天気が安定する夏場あたりに。でも検査入場とかしてたらシャレにならないので、その辺は注意が必要ですね。
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乗客に「おまん・・」と喋りかける列車

2018-04-17 |  出撃 at 四国地方
 予土線訪問の後半は江川崎から宇和島方面へ移動します。
 沈下橋で2本列車を撮影したので、上りの0系新幹線を明るいうちに撮るため、近永より西で待ち構えることにします。

 .関東の女性にはちょっと恥ずかしい列車?
 
 沈下橋での撮影を終えて、また江川崎駅まで歩いて戻ってきました。
 上りのトロッコ列車が行ってから、下り列車が来るまでは1時間以上あるので、歩いてきても時間が余るほどあります。
 ちなみに右側の木造風の建物が観光案内所です。昔来た時はありませんでした。

 百貫デブが座って重さに耐えかねて中央でヘシ折れてしまった・・・のではなくて、日本一暑い気温を記録した事にちなんで、お熱いカップル向けに記念写真を撮ってもらおうと企画されたベンチのようです。
 
 そしてやってきた宇和島行きの列車に乗ります。
 この列車は予土線の変り種車両3兄弟の次男にあたる車両で、海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」として、車内に河童にまつわるフィギュアが展示されています。

 河童はショーケースの中だけでなく、このように座席の所にもいて、外の車窓を楽しんでるのが子供、こちらを向いているのが親父というところでしょうか。しかもこのオヤジ河童は人が通ると喋りかけてくるのです。
 約30パターンほどの言葉を喋るようで、最初は沿線の観光よもやま話をしているのですが、そのうち
 「しゃべり過ぎて、喉が渇いたわ」とかブツくさ言い始めます。そして極めつけは、
 「おまん この汽車でどこへ行く・・・」と言い出します。“おまん”これは土佐弁でお前とかあんたとかいう意味ですが、関東の人は決して続けて読まずに、間にひと呼吸入れて読みましょうw
 ここは西日本なので関係ありませんが。

 .寒い冬の天気に祟られる
 かっぱうようよ号を近永で下車し、隣の深田駅との間で撮影すべく徒歩で向かっていたところ、雲行きが怪しくなってきました。
 そしてポツポツと降り始めたかと思うと、凄い風と横殴りの雨に見舞われました。
 既に駅間の途中まで来ていたのですが、慌てて農家の庇の下に入って雨宿り、雨は10分ほどで止んでまた晴れてきました。もう大丈夫かなと思って歩き、途中の田んぼの所では農作業をしていたので、深田駅の北側まで行って、カーブの所でスタンバイ、ここで窪川行きの0系新幹線と宇和島行きのトロッコ列車を撮るべく待機。
 するとまたまた雲行きが怪しくなって急に真っ黒な雲に覆われて、傘も飛ばされそうな風と雨。耐えられずにコンクリート橋の下で待機しますが、結構びしょびしょです。

 明るくなって西の空から太陽が出てきましたが、自分の所は結構降っています。そんな中、トロッコ号を撮影、オマケに窪川行きは0系車両から一般車両に差し替えられていて撮れず、何ちゅう天気やねんと、怒りが込み上げます。

 トロッコ列車の30分ほど後にやってくる定期列車に乗って宇和島に到着。
 宇和島もかなり強い風です。春の嵐というよりは本当に冬のような寒さとコロコロ替わる天気の変化に参ります。

 それもそのはず、4月中旬になろうかという四国なのに山間部とはいえ、まさかの雪マークを見るなんて。花冷えどころの騒ぎじゃなくて、完全に冬に逆戻りです。どんだけ寒いねんと。
 M根:「これもやっぱり地球温暖化の影響でこの寒さなんでしょうかねぇ~」

 .宇和島から松山へ
 東宇和島駅で松山行に乗り換えも出来たのですが、久々に宇和島に寄ってみようということで宇和島で下車しました。

 駅前に出てきました。
 駅前のロータリー西側には小さなSLと牛の銅像がお出迎え、宇和島といえばやっぱり牛ですもんね。

 駅から更に西へ出て、南西側にあるアーケード街へ行ってみたのですが、ここも御多分に漏れずシャッター通りとなっていました。
 これで土曜日の夕方ですよ。東京なんかのショボいアーケード街に比べれば、よほど立派な物を備えているのですが、地方の凋落は悲しいですね。
 闘牛打線を擁して宇和島東高が甲子園初出場初優勝を果たした時の凱旋パレードの時の栄華や、もう30年前の思い出・・・

 宇和島駅に戻って、18時台の松山行きに乗ります。
 トロッコ号で使われているキハ54が単行で運用に就くようです。駅東側の車庫には0系車両が置かれていて、運用から外れていました。明日は朝から動くのかな?

 21:55 トイレなし・ロングシートで3時間20分の苦行?に耐えて松山に到着。
 明日は天候次第でどう動くか決めかねていて、天気が良ければ0系撮りに南予へ下りて行ってもいいでしょう。ということで松山で滞泊。

 明日はどうなるかな?
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0系新幹線に会える予土線へ

2018-04-16 |  出撃 at 四国地方
 のんびり四国旅の2日目がいよいよメインとなる予土線の乗り撮りです。
 予土線には面白い列車が3両いて、それぞれ個性を醸し出しており、この列車に乗るのも楽しみです。

 .0系新幹線?に乗る
 今回の最も楽しみの一つが予土線を走る鉄道ホビートレインで、1日に2往復運行しており、この列車に一度乗り&撮りをしたかったのですが、ようやく訪問できました。

 再び窪川駅の構内に入ると、喫茶店でモーニング食べている間に宇和島からの1番列車でお目当ての0系が到着していました。
 隣の1000形の列車が出て行くのを待ちます。

 こうやって望遠で撮ると、けっこう0系の雰囲気があります。
 青いスカートや赤く光るテールライトがある下半分だけ見ると、そのままです。

 1000形が発車して行ったので反対側のホームに回りました。
 こうやって見てみると、可愛いミニミニ新幹線という感じです。

 反対側は、他の車両との連結の関係から流線型にすることができないので、平面になっていますが、技巧的な塗装の効果で少し丸い部分が出っ張ったようにも見えます。

 流線型の部分を横から見たのがこの写真。
 スカスカなのは仕方ありませんが、ライトの導光&反転部分が見えるのが面白いです。なお前の丸い部分はメッシュになっています。

 車内に入ってみましょう。車内はボンネット側の一角に転換クロスシートがある以外は種車のロングシートと、座席を潰した展示部分があります。
 高知発の2番列車が着いた後も、誰も乗り次いで来なかったので、私1人で思う存分撮れました。

 展示部分はプラレールの展示コーナーとなっていて、ショーケース内は四国にゆかりのある車両を中心に全国の人気列車も飾っていました。
 列車の振動があるので、何らかの固定をしていると思われますが、目立ったビスや接着テープが見えなかったので直接接着してるのかも知れません。

 窪川方の運転席周り。
 優先座席の左側のスペースにはなぜか郵便ポストが設置されています。また転換スロスシートですが、出入口側のみ転換でき、中央寄りの席は固定されています。

 郵便ポストを詳しく見てみます。
 一応飾りではなく、実際にここから投函できるようです。但し普通郵便に限るのと、集配の関係で余分に日数が掛かる場合がある模様ですが、特別なスタンプが押されるようで、これは次回乗る機会があれば、ぜひ郵便はがきを持って行って投函したいですね。

 そして座席ですが、こちらも専用の図柄が描かれたシート生地となっていて、至れり尽くせりなこだわりです。但し、ロングシート部分に限りますが。

 そして驚きなのがこの運賃表示器。
 予土線各駅のみならず、東海道新幹線の各駅が掲載されています(可哀想に三島駅が抜けています)。ここにどんな額の運賃が表示されるのか? それは乗って見てのお楽しみ・・・。

 .予土線で江川崎へ
 窪川9:26着の高松からの特急列車が到着すると、ゾロゾロと15人ほどが乗換え階段を通って車内になだれ込んできて、車内は一気に座席が埋まりました。
 発車までの10分ほどの間に、首から一眼レフをぶら下げた数人が座席に荷物を置いて直ぐに車外へ出て写真を撮っていましたが、さすがに車内の写真は撮れないでしよう。

 9:40 窪川を定刻に宇和島行きの2番列車が出発、小さな市街を抜けるとすぐに右手に四万十川の流れが見えてきます。
 次の若井駅で土佐清水方面からの乗換え客を4名ほど乗せて、座席は満席に近い状態です。

 若井を出てしばらくすると信号所で一旦停止した後に、土佐くろしお鉄道中村線との分岐点に入ります。
 面白いのは、南へ行く中村線が北側へ、北へ行く予土線が南側の線路を走るので、この瞬間僅か十数秒ぐらいですが、楽しみです。
 列車はさらに四万十川に沿って走りますが、車窓の右手に展開するので、クロスシートに喜んで座っていては楽しめません。予めこの知識を仕入れていれば、自ずと右側のロングシートに座ることになるでしょう。

 予土線のおもしろ駅名 「はげ」
 車内アナウンスも 「次は ハゲ~ ハゲです。」というので、乗り合わせてた旅行者の爺さんが喜んでましたが、いやいや、お爺ちゃんは白髪頭でしょ! と内心突っ込んでました。

 .江川崎で降りて風景撮影

 列車は1時間ほどかけて江川崎に到着。
 ここで上り列車との交換待ちのため、15分ほど停車します。

 私はこの駅で下車して四万十川沿いの風景を撮ることにします。
 出発までは15分近くあるので、駅の北側へ回りこんで、列車の出発の模様を撮ることにしました。

 残念ながら駅の北側は獣害除けの鉄柵が張られていて、手持ちで柵の間からカメラを出しての撮影。
 しかも雲ってきた上に、もの凄い強風で柵が揺れるので、動画はめちゃくちゃにブレましたが、なんとかケツ射ち部分の画像をアップ。

 江川崎から南に数キロ行くと、有名な“岩間沈下橋”があるのですが、私は予土線の列車も入れたいことから、先ほどの半家駅方面へ行くことにします。駅前の観光案内所で自転車を借りることもできますが、歩いても40分ほどなので、歩くことにしました。

 上の写真は“長生沈下橋”と予土線の普通列車を入れたもので、すぐ横の川原がキャンプ場になっているので、夏は人で賑わうかも知れませんが、春だったので、バーベキューに来ていた隣県の1家族だけでした。

 予土線の後半は次の記事で書きます。
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四国のんびり旅へ(前編)

2018-04-15 |  出撃 at 四国地方
 青春18きっぷの2枚目があと2日分余っているので、最後の2日分をどこで使うか迷うところ。
 もう三江線は廃止されたし、山陽線へ行っても今週は瑞風はお休み中だし、東は天気が悪そうだし九州か四国へ行こうかな? ということで、天気予報をチェックし続けたのですが、4/6(金)は1日中雨予報、4/8日曜日も九州北部は降水確率が高めなので、四国に行くことにしました。今回は年休を1日入れて3連休にして、1・3日目は18きっぷで、2日目の土曜日は四国再発見早トクきっぷで回ることにしました。
 目的は三江線なき後の清流沿いのローカル線である予土線で、撮影をするなら往復を含めて3日間は必要になります。

 .往路は香川→徳島→高知
 18きっぷでちんたらちんたら鈍行移動するので、乗り継ぎがネックになるのですが、一番のネックが土讃線区間、特に昼間は非常に接続が悪いので、高知市内での滞泊として、それまでに余裕時間が出来たので、徳島経由で入ることにしました。
 大阪・姫路では朝ラッシュ、その先では久々の相生ダッシュで席取り合戦、岡山・高松でも乗り換え・順番並びがあって、1枚もスナップ写真が撮れませんでしたが、まぁ何度も行っている区間なので、別に写真に撮ることもないでしょうか。

 今日初めて写真が撮れたのが徳島に着いてから。
 朝から何時間も荷物抱えて凝り固まった状態で、徳島行き普通の車内が空いた引田あたりでようやくリラックスしてきました。

 徳島から阿波池田へ向かいます。2両連結なのですが、途中の穴吹からワンマン運転になるとして、後ろの1両は締め切り扱いとなり、空の車両のまま終点まで空気を運びます。
 全国でもJR四国だけで行なわれている扱いで、乗客が多いときにも後ろの車両には乗れないという何ともサービスの悪い事が行なわれていますが、これはワンマン運転時に後ろのドアから降りられるのを防ぐための苦肉の措置ということでしょう。

 阿波池田に到着、両脇に土讃線の1000形が並びます。
 土讃線はキハ54が転出したのか、1000形で占められているようで、長距離移動には助かりますが、その余波がどこかにしわ寄せしてるようです。

 阿波池田発須崎行に乗りましたが、乗っているのは婆さん1人だけ、隣のホームに特急列車が入って来ましたが、誰も乗り換える客がおらず、私とその婆さんの2人だけの乗客で発車。
 その婆さんも大歩危で下車して、大歩危からは私1人だけの貸切列車となりました。

 小雨降る繁藤駅で特急の通過待ち。
 国道を通る車もほとんどなく、家の明かりも見えない真っ暗な駅で時間が止まります。

 阿波池田から3時間ほどでようやく高知に到着。
 今夜は高知で滞泊します。

 .高知→窪川
 旅程2日目となる4/7(土)は、高知を出発して西へ進み、予土線を通って夕方には(東)宇和島に着き、翌日の撮影予定次第で、高知方面に戻るか、ぐるっと松山方面へ進むか考えます。

 翌朝5時起きで高知駅へ。
 東の空は明るいですが、西側にはまだ黒い雲があり、肉眼よりも携帯のカメラの方が明るくハッキリ映っています。これじゃ普通のカメラは売れなくなるのも無理はないかもと思いつつホームへ。

 高知を5時半過ぎに出る1番列車に乗ります。
 土曜日の朝5時台なので、空いていると思いきや、若い女性で車内はうれしい?混雑。この人たちは大学生?高校生?何者なんだという疑問がありましたが、朝倉で数人降りたものの、残りの10人近くは下車せずに、周囲に学校も何もなさそうな単線の小駅でゾロゾロと降りて行きました。謎だ。

 撮影のために途中の安和で降りようかと思いましたが、暗い曇天のために下車するのはやめて終点まで乗って窪川に到着。
 予土線の列車まではまだ2時間弱の開きがあります。

 窪川では時間があるので、駅を出ます。
 この駅で下車して外に出てきたのは、記憶にないぐらい昔の話。まだ土讃線に夜行列車が走っていた頃なので、30年ぐらい前の事でしょうか。

 駅の左手には役場の分庁舎があり、1階が土曜日の早朝ですが自由に入れて観光情報などのパンフなどが置いてある奥に鉄道模型のジオラマが展示してありました。

 ジオラマは窪川や予土線をイメージしたテーマで作られており、181系気動車やキハ54しまんトロッコなどが本線に停まっています。
 キハ181系は国鉄色よりも、四国色の方がいいかも知れません。

 街に出ても何もないので、役場近くの喫茶店に入ってモーニング。田舎で500円でこの内容だと高いか安いか、コーヒーが薄いのだけが残念でした。

 続きは次の記事に掲載します
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桜満開なのに淋しい北条鉄道へ

2018-04-10 |  出撃 at 近畿地方
 大阪市営地下鉄最後の日の翌日4/1は兵庫県西部へ、去年も来た北条鉄道へ1年ぶりに訪問することにしました。去年は桜が終わって1週間後の訪問だったのですが、今回は桜が満開の時に訪問しました。日曜日なので花見客やハイキング客などで列車が混雑しそうで鬱陶しいかな、やっぱり日曜日は嫌な予感がします。
 天気も良さそうなので一眼レフは持っていかず、特撮+コンデジのスタイルです。

 .粟生→北条町

 というわけで粟生駅にやってきました。
 ホームには5人ほどしか居なく、発車前に乗り込んできた女学生をいれても6名ほどと人少なー。

 車内は4/9に開かれる「さくらまつり」に合わせてか、桜の飾りつけがされていますが、今年の桜は1週間も早く咲いてしまっているので、まつりの日に葉桜になってるかもという心配よりも、このガラガラの車内の方が心配です。

 沿線の桜の咲き具合の確認と、1日乗車券の引き換えのために最初は全区間に乗って北条町に到着しました。
 列車が到着した時には、ハイケンスのセレナーデ(弦楽)が流れていました。

 .北条町→播磨横田→網引
 北条町に到着したら、駅間にある桜が咲いている所を目指します。徒歩25分ほどかかりますが、次の列車は1時間後なので、十分に余裕があります。

 去年は線路沿いの菜の花が咲いていた場所で撮ったのですが、今年は手前に桜の木が立っている場所を入れて、ちょうど木と木の間を抜けるような感じで撮りました。7分咲き程度なので、もう少し拝めそうです。
 もう2本、別アングルで撮って播磨横田駅まで歩きます。

 播磨横田からもう1つの線路脇で桜が見られる網引へ戻ります。
 天気のいい日曜日とあって、神戸方面へ出掛けるお客や外国人客で・・・うーん半分ほどしか載ってません。何でだ?

 網引駅に到着。すぐ脇にある桜と列車を入れて撮ります。
 折り返しの列車を後追い撮影したのですが、ジジイが画面内に乱入してパーに。
 仕方なくもう1時間待って、次の列車まで待つことに。

 1時間後やってきた列車は、増結されて2両連結でやってきました。
 さすがに桜のシーズンなので、増結してるのかな?というところです。

 西側の堤防から、線路脇の桜の木を見ながら走る列車を入れて撮ります。
 去年はここで葉桜状態だったのですが、今年はしっかり咲いています。

 網引駅に戻って、駅前の桜や菜の花を入れて撮影。
 春らんまんの風景です。

 粟生から折り返してきた北条町行きの列車に乗ります。
 増結されている1両は、花見客の増加による対応ではなく、団体貸切車両として運行されていて、一般の乗客は粟生寄りの1両のみ乗れます。
 乗ったところ、やっぱりガラガラ、何故なんだ? あんなに外国人も目立って座れないほど乗客がいたのに・・・

 .理由はそういうことか・・・
 網引から再び北条町行きの列車に乗って、次は初下車となる法華口駅へ。パン屋を併設した駅です。

 法華口駅で下車。
 北条町へ向かう列車をホーム端から追い撮りします。増結はこの列車で終わり、次の列車からはまた単行に戻りました。

 法華口駅の駅舎はかなり年代モノの、趣のある建物で「国登録有形文化財」だそうです。
 それにしても人がいない、日曜日の昼間なのに

 答えが分かりました。
 美人駅長で有名な北垣さんは、昨年秋に退任されていたのです。
 とにかく、あれだけ乗っていた外国人観光客が全くといっていい程乗っていません、ここまであからさまなんでしょうか。フラワ2000-1には無料Wi-fiまで取り付けたのに。
 それでもパンはほとんど売り切れてました。駅前の5台しか停められない駐車場には車が入れ替わり立ち替わり入ってきます。地元の人は車で来て、焼きたてパンを買って帰るので、列車には乗りません。やはり地元以外から来る観光客が列車に乗ってくれないと話にならないようです。

 法華口駅から粟生へ戻ります。
 駅には見事な桜が満開で、この桜と列車を入れて撮ろうと、鉄道ファンじゃない人達が大勢ホームに並びます。(鉄道ファンはホームに観光客が居ない早朝に駅の敷地外から望遠で撮ります)
 そこのお嬢ちゃん、白線から乗り出すと危ないよ! この中国人一家は北垣さんが退任されたのを知らずにこの駅に来たのでしょうか、数少ない外国人乗客でした。

 車窓は色違いの桜のハーモニーが見られて、春の1日を桜花(謳歌)できます。
 単行ディーゼルカーでのんびり旅はいいものですね。
 これで1年ぶりの北条鉄道の訪問は終わりました。

            
   お  ま  け  
 少し時間が余ったので、姫路城へ行くことにしました。こちらも多分満開の桜が楽しめると思います。

 満開の桜と姫路城、これぞニッポン! という感じの風景です。
 もう大変な人・人・人なんですが、人が映らずに桜と城を入れて撮れる場所はあります。

 手前に桜を入れて撮ります。
 姫路城と桜を入れて美しく撮るには、晴れた日の午後に順光になり、日が少し傾いた15時台が空の青さもバランスよく映えてベストな時間帯と思われます。真昼間だと空が城っぽく、いや白っぽくなりますから。

 大きく引いて撮ってみます。
 ここまで引いて撮っても人込みがほとんど映らないのは桜のおかげでしょうか?
 上の3枚はいずれも別々の立ち位置から撮っています。

 広場はこのように花見客でいっぱい。木の下はシートで占領されていて、日本語じゃない人達が大声を上げて宴会しています。場所柄ベトナムの人達でしょうか?

 以上、満開の桜を愉しんだ播磨の春の1日でした。
 北条鉄道は何か次の集客策を立てないと・・・
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まだまだ間に合う「マルコ」集め

2018-04-04 |  出撃 at 近畿地方
 4月1日に公営地下鉄初の民営化された大阪メトロですが、まだ変わったばかりなので、市営地下鉄の象徴である「マルコ」マークはまだまだ健在しています。序ゝに張り替えされていくと思いますので、今のうちにカメラに収めておきましょう。

 きっぷ売場の横にあった路線図。
 電車内のドア脇に差し込まれている路線図からは既にほぼ消えていましたが、こちらはパウチされている物のためか、まだ残っていました。

 ホームの柱にある所要時間表。
 左側の平面タイプは容易に差し替えできそうですが、右側の曲面タイプは少々時間がかかるかも知れません。

 車内ドア上の停車駅案内図。上段の方ね。
 こちらは紙ベースではなくてプラスチック系の印刷でしょうか、多分これも時間がかかりそうです。

 大阪名物? のマナー啓発広告。
 こちらは紙なので、一番左に書かれていた「大阪市交通局」の文字を消したものに差し替えられていました。不自然に左側が空いてるのが一目瞭然です。
 その左側にあるプラスチックの路線表示プレートはそのままです。

 車体側面ドア戸袋のマーク。
 こちらは剥がすのではなく、上からMマークのシールを貼る形でメトロロゴの車両が登場しているようです。

 車体側面エンド右下の澪つくし電車マーク。
 こちらは溶接ではなく、ビス止めのような感じなので、外そうと思えば外せそうです。今年の2月に落成された30000系の車両にもこの標章は取付けられています。

 駅名票隣りの停車駅案内図。
 よく見るとここにも小さくマルコマークがありますが、何せ大きなプラスチックの板で、しかも裏側から光を当てる方式なので上からシールを貼る事もできず、取り替えにはかなり時間がかかると思われます。

 大阪地下鉄名物、ホーム上の百葉箱。
 これはマルコマークとは関係ないですが、民営化により、こういった気象観測(地下なので温度・湿度程度でしょうが)もやらなくなるかも知れません。

 梅田駅北行ホーム上の動画ディスプレイ広告。
 広告用の動画スペースを使って、地下鉄の移り変わり映像とともに民営化の告知を流していました。

 梅田駅南口にある「市バス」の案内文字。
 大阪シティーバスなので、これも取り替えになるのでしょうか?

 「大阪市交通局」の文字が、シールになっていて、すぐに剥がせるようになっています。

 市バス路線図。
 民営化の前日でしたが、既にシールで「市」の文字が覆われていました。

 見たところ、地下鉄よりも市バスの方が張替えが進んでいるようです。地下鉄についてはモノが多いので、そこそこ時間が掛かると思われます。なので、まだ撮ってない人は今からでも集めに回れます。
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