六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

信越線125周年記念号撮影

2013-05-26 |  出撃 at 北信越地方
 仕事の関係で今週は日曜日のみしか出掛けられませんが、長野方面へ出撃することにしました。
 行路は、 ①全行程車移動 ②先週のように途中まで往復バス利用 ③全行程鉄道利用 の3つの選択肢がありましたが、日曜の帰り方向のバスが既に満席だったので、①車か③鉄道の2択に。
 帰路は高速道路を使って帰るとなると、鉄道利用の方が計算上安いし、撮影後の疲れた状態で長野からの連続運転するよりは、帰りが楽な全行程鉄道で行くことに。

<土曜日>

 夕方自宅を出発、名古屋20:08発の中央線快速で中津川へ。
 土曜は松本市内で泊まるプランで中津川21:30発最終の松本行に乗ります。115系が充当。

<日曜日>

明けて翌朝は、宿泊地近くの平田駅からスタート。平田駅はみどりの窓口の開く時間が遅くて企画乗車券が買えないため、1つ手前の村井駅に戻って信州ワンデーパスを購入し、2番電車で長野まで向かいます。


 途中の姨捨からの展望、うーん霞んでます。この先大丈夫かな?


 長野からは6分の接続で8:12発の〔妙高号〕に乗車。撮影場所のロケハンが始まります。
 いつもは進行方向右側の座席に座るのですが、撮影場所探しのために左側座席に座ります。
 天気予報では、長野「晴のち曇 夕方一時雨」 上越「晴時々曇 夜一時雨」なので、午前中に長野県内で下りを狙い、午後からは新潟県内で撮るのがベターか?

 ロケハンの結果、結局古間-黒姫間の有名撮影地で撮影することに。
 ここは下り列車に対しては終日逆光なんですが、今回の列車はプッシュプル運転のため、後追い撮影でも十分それらしく映るとみました。

 でも、せっかくなので、定番の俯瞰アングルではなくて、下から水鏡で撮影しようとトライ。列車通過の1時間前に着いた時は、先客にバイクの兄ちゃん1人だけでしたが、その後ワラワラと増えて10人程で本番の客車列車の通過を待ちます。さて本番の出来は?

 思ったほどハッキリと水鏡にはなりませんでした。到着時に比べると太陽光線も弱く、太陽の周りに輪っかが出来ていました。
 光線的にはやや傘を被った太陽のトップライトだったのでEF64正面は順光も何もありません。下りは順光で撮れるいい場所は絶望的でしたので、まぁこんなもんじゃないかと。


 黒姫駅まで戻り、駅そばで腹ごしらえ。「日曜休み」と書いていましたが営業していたので助かりました。


 さて午後の上り列車をどこで撮ろうかと迷いましたが、結局脇野田駅まで行ってしまい、田んぼの中での撮影をもくろみましたが・・・(左は建設中の北陸新幹線、脇野田駅前が上越駅となります)


 田んぼの畦道毎に撮影者の列が出来ていて、背景に入ってしまうことや、ビデオパン撮影する際に周囲で撮影してる人も入ってしまうため、仕方なく線路際の至近位置から望遠で正面がちに狙うしかありませんでした。

 場所的に15時を回ると正面は影ることと、まだ青ボディーの38号機を撮っていなかったので、ビデオパン撮影と同時にスチルカメラも手持ちで慌てて後追い撮影。こちらは機関車が絞りオーバー気味に。


 取りあえず無事上りの記念号の撮影を終える。列車の通過は15:37頃で、撮ってから急いで脇野田駅に歩いて戻って、10分後に来た16:00発の長野行きに乗車。徒歩鉄は10名強ほどでした。

 黒姫で先行の記念号を追い越す。記念号は快速だが、こちらは普通。
 つまり「快速列車を撮るために普通列車で追っかける」という凄い芸当。なんか変。先週は新幹線で追っかけをしたばかりなんで余りにもギャップがあります。
 でも、追い越したという事は・・・

 そう、上りはもう1ヶ所駅間で撮影が出来ました。黒姫の次の古間で下車し、記念号が僅か数分後にやってくるため、駅から私を含め3名が♪銀箱抱えて猛ダッシュ~で田んぼの中へ。三脚を立てる余裕もなく、サブのスチルのみ手持ち撮影ギリギリ間に合いました。
 天気予報が当ってきたのか、日差しは黒っぽい雲に隠れてしまい、最初からこの場所狙いでずっと待っていた人はお気の毒です。晴れると正面は黒潰れするものの、側面に斜光を浴びていい感じに撮れそうな場所だったのに少し残念です。
 ちなみに午前中に撮影した定番ポイントは黒山の人だかりだったのに対し、水鏡狙いで下から狙ってる人はたったの3人程でしたが、この光線具合なら出来はどうだったんでしょう?


 こうして上りの2ヶ所目撮影もかろうじて出来、18:12長野へ戻ってきました。外は雨が降っており、電車も濡れています。


 本日の最終アンカーは特急〔しなの26号〕。
 特急券を奮発して(というか、これに乗らないと帰れない)一気に名古屋へ。実は特急〔しなの〕は、今まで名古屋→中津川、中津川→塩尻、塩尻→長野の部分区間でのみなら何度も乗っていたのですが、今回ようやく初めて名古屋-長野間の全区間を通しで乗りました。


 隣の7番線には〔妙高5号〕に入る189系が国鉄色のN101編成に差し替えられていました。明日の日中まで妙高の運用に入るのかな?惜しい、もう1日あれば・・・。


 こちらが今回使用した乗車券類、(平田→村井、黒姫-脇野田往復の近距離きっぷは除く)
 信州ワンデーパスエリアを越えて脇野田まで行ったので、結局交通費の合計は12,450円となり、車で行った場合の予想費用13,000円と大して変わらぬ結果に。

 行程表(名古屋以西省略)
5/25 名古屋20:08→21:25中津川21:30→23:27(+20分)平田 (中央東線内で鹿と衝突による遅れ)
5/26 平田6:33→6:36村井6:42→8:06長野8:12→8:45黒姫12:55→13:00古間13:15→14:02脇野田16:00→16:51古間17:42→18:12長野19:40→22:34名古屋
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呉線トワイライト撮影

2013-05-21 |  出撃 at 中国地方
 今年の春先から走っている瀬戸内ランチクルーズ、通称〔呉線トワイライト〕の撮影に初めて出撃しました。
 上郡付近で撮影してから高速で飛ばしてというプランも考えましたが、呉線内での撮影場所取りの安全性も考えて無理をせずに呉線内と広島以西の2ヶ所のみとし、岡山を基点に電車+徒歩での出撃としました。


 出発は倉敷駅から。
 朝のラッシュの始まる頃ですが、下りなので割と空いています。

 岩国行が到着、7両編成の先頭車両なので楽に座れました。


 尾道辺りで海が見えてきましたが、うむ、モヤってる!
 天気予報は1日晴れの予報ですが、先が心配です。


 三原で呉線に乗り換えて山吹色の103系に揺られること約25分で本日の第一撮影地である忠海駅に到着。列車が来るまでまだ3時間以上あります。


 ロケハンしながら黒滝山へ登りかけたのですが、やはり心配してたとうり、モヤがかかっています。
 風が吹いているのにモヤが晴れないということは、風に乗って次々と湿気が流れていると判断、黒滝山からの俯瞰撮影は諦めて、別の撮影場所を探すこととしました。
 上空は快晴ですがモヤの影響を考えて海側からの撮影とし、安芸幸崎側の浜辺へ移動、1時間近く歩くことになりました。


 そしてやって来たのがこの場所。光線もバリ順です。
 ここだとモヤの影響はほとんどなさそうです。

 13:30 無事1ヶ所目での撮影が済みました。撮影者は5名。うち4名が浜からのアングルで、残り1名は堤防上からの被り付き正面アングルでした。

 そして、2ヶ所目の撮影地へ向けて移動します。

 40分掛けて隣の安芸幸崎駅に到着。
 14:21発の普通電車があるのですが、これに乗っても呉線内で撮影は出来ません。
 車で追っかけたとしても、呉線内ではあまり良い場所での撮影は出来ないと見越して、わざわざ電車移動にしたのは、次の方策があるからです。


 そう、新幹線で広島まで飛ぶんです。
 新幹線を使った追っかけというわけです。


 三原15:00発のこだまレールスターで広島には僅か22分で着くからね。


 広島到着後、急いで新幹線ホームから1番線へ。15:30発の普通電車が上手い具合に入線します。
 この時点でトワイライトの到着18分前。出来る限り西へ逃げます。


 そして着いたのが玖波駅、16:08到着。間に合うか?
 第二撮影地までは徒歩20分弱。タクシーに乗ろうか頑張って歩こうか?

 結局頑張って歩き、約20分ほどで第二撮影地へ。ここで獲物の通過を待ちます。
 ここの場所は墓地にあり、管理者の方がガレージみたいな所に居るように書いていましたが、誰も居られないようで、そのまま上がりました。まだ新しく出来たばかりの墓地なので、今後撮影者が増えると立入禁止になる公算は大きいです。
 アングル的にはビームが編成に当ってしまうので痛し痒しな感じですが、墓地が出来る前に、これより低い位置から正面がちに撮影する場所もあったのですが、草木が伸びていて、かなりしんどい状況でした。


 通過を16:40頃と見越してましたが、実際に通過したのは16:50頃でした。撮影者は私1名だけ。
 これで呉線内・山陽本線内いずれも、「海とPFトワイライトを入れて、しかも順光で」の欲張り条件で撮影ができました。


 無事撮影を終えて玖波駅へ戻り、17:27発の岡山行普通で帰路につきます。


 福山からは先行の快速サンライナーに乗り換え、20:30倉敷に戻ってきました。
 これで今回の出撃は終わり。


 こちらが今回使用したきっぷの一部。最初から玖波まで行くつもりだったので、倉敷-玖波間の往復切符を買っておき、三原→忠海、安芸幸崎→三原は区間外乗車になるので三原で一旦途中下車して、この区間のみICOCAで乗車、運賃+特急券合計で7,370円、これに倉敷までの往復バス代が8,000円なので合計15,370円の交通費でした。青春18期間だったとしても、2,300円+2,220円+8,000円の計12,520円と意外と掛かります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼの風  第2弾

2013-05-16 |  出撃 at 東海地方
 近鉄名古屋線沿線でまだ訪れてない場所で撮影すべく、5月上旬に引続いて再度三重県へ出撃しました。

<1日目>

 今回降りたのは伊勢朝日駅で、初めての下車。駅のホームから南側を見ると、撮影地目標となる高架道路が見えていて、駅西側の道路をそれに向かって進みます。

 歩くこと15分ほどで田んぼの中の撮影ポイントへ到着。

 しまかぜの30分前にはうれしい露払いが。これがメインでもいいような。

 続いて、本チャンのしまかぜを撮影。
 この日は午後から用事のため、撮影は午前中のみで切り上げました。

<2日目>
 この日は残念ながら夕方まで曇りの予想が出ていたので朝5時起きをやめて6時ごろに起きたのですが、名古屋方向は晴れている感じだったので、出撃を決めました。
 朝は三岐鉄道北勢線へ。三岐線の方はセメント列車が運休期間のため、北勢線のみピンポイントで撮影。しかし計画していた場所では田んぼに水を張っていなかったので、かつて来た事がある星川-穴太間で撮影。

 上空はほとんど雲に覆われていましたが、4本中2本でかろうじて列車近辺だけ太陽が当りました。

 北勢線はここの1ヶ所のみの撮影で切り上げて、桑名へ戻ってきたら、どんどんと晴れてきたので、長島-桑名間の定番撮影地へレンタサイクルで向かうことに。

 ここも2度目の訪問ですが、以前は直線の築堤を見上げるアングルで撮影したので、今回は水を張っている田んぼを入れて奥のカーブで撮影。残念ながら停めていた自転車が倒れるほどの風が強くて波立ってしまいました。

 自転車を返して、続いて富田-霞ヶ浦間へ。ここは駅から徒歩で10分程度と近いのですが、ようやく初めての訪問です。
 まず下り列車の午前中に狙う、線路東側から撮影。

 既にお昼を過ぎていたのですが、地図で見て想定していたよりも早く太陽が回り込んでいて、ちょうどトップライトになっていました。
 その後10本近く撮り、最後に下りのISLを撮ったところでお開きとしました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型特急 田んぼかぜ

2013-05-05 |  出撃 at 東海地方
 今年のゴールデンウィークは5/2~3の2日間しか休みがなかったので、遠征はせずに、比較的近距離の出撃のみで済ませました。
 前述のとおり2日は家でゴロゴロしてたので、出かけるのは3日のみ。
 ちょうど天気もいいし、一度行ってみたかった近鉄名古屋線の伊勢若松へ出撃しました。

1.箕田-伊勢若松
 ここは伊勢若松駅から徒歩10分程度と近く。場所も3つほどアングルがあり、田んぼの中をストレートで線路が敷かれているので、田植えの時期は水鏡が期待できる場所です。

 まずはメインのしまかぜを狙う。風も弱く水鏡バッチリでした。
 欲を言えば線路脇すぐの区画にも水を張って欲しかったのですが、どうやらここは耕さない模様で、土も掘り返さずに放置されている感じだったので、2つめの区画から斜め位置で低めに構えての撮影です。


 次にもう一つ奥の踏切付近へ移動。こちらは線路脇すぐの区画にも水が張っていましたが、バックに道路陸橋が写ることと、斜めのワイヤーが張ってあるため、これまた斜め位置で、しかもカメラを構える位置も先程よりも更に低く、地面にしゃがんでの撮影としました。

 風が強く吹いてきたため、残念ながら水面に波が立ってしまいました。

 しばらく待って風が収まりそうにないので戻ることに。
 途中の農道からは真横アングルも撮れます。


2.伊勢中原-松ヶ崎
 昼からは山田線に移動して、上り列車を順光撮影できる場所で且つ水鏡が撮れそうな所をロケハン。
 一応以前から目ぼしを付けていた松ヶ崎北側のJRとの交差地点で撮ることに。ロケハンした結果、駅から徒歩の場合は伊勢中原で降りた方が近いようなので、伊勢中原で下車し、徒歩20分ほどで目的ポイントに到着。
 残念ながら寒気が流れ込んできたのか、次々と雲がかかってしまいブルーな気分。風も依然強く吹いています。

 そんな中やってきたのが、団体臨時列車の「あおぞら号」で、青空を期待・・・とまではいきませんが。

 風は少し弱くなったものの、なかなか晴れないので、アングルを変えて踏切付近から列車主体の中望遠狙いに切替えてみました。

 そして、あおぞらに続いてやってきたのが、これまた団体臨時列車の「楽」。運転してる事すら知らなかったのですが、ある意味ラッキー。

 そして天気が持ち直してきたので、また元のアングルに戻って、上りのしまかぜを待つ事に。

 風は止んで水鏡にはなりましたが、日は当たらず曇った写真に。直前の急行2本が日が当たって順光で撮れただけに、本番での陰りは残念です。大阪難波行きの2本目も曇った中での撮影に終わりました。
 しまかぜ通過で早々に撤収しましたが、結局伊勢中川以南は伊勢市方面を見渡しても曇ったままで終始しており、午後の上りしまかぜ2列車2アングル順光撮りの目的は今回は果たせずに帰路に就きました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おしぼりもしまかぜ

2013-05-02 | 交通その他

 先日2ヶ月ぶりに近鉄特急に乗りました。ちょうど積算ポイントが貯まっていたので、無料で難波-桑名間を乗車。
 車内で弁当を食べるので、おしぼりを取りにいったら、おっ変わってる!
 今までの赤いアーバンライナーのデザインから、青いしまかぜの物に変わっていました。
 私が乗ったのは22000系ACEの乙特急だったので、名阪ワンストップの甲特急もしまかぜのおしぼりに変わっているかは分かりません。
 今年のゴールデンウィークは5/2・3以外は全て仕事で出勤なので、どこも行きません。天気が良ければ先々週に中止になった北陸と信越へ行こうかとも思いましたが、5月になっても『曇り時々雨か雪』とかいう天気予報なので、どこへも出ずに2日は引き篭もっていました。
 3日は近鉄沿線の未撮影場所でしまかぜの撮影に繰り出すつもりです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする