大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

リベンジの時は来た!その3

2009年08月28日 17時12分50秒 | ムービーTF リベンジ
続くムービーTF2009年の陣、第三弾はコレ!


ヴォイジャークラス版メガトロンさま!
フッフッフ、第三弾だけにスタースクリームが来ると思った貴方、甘い甘い!今回は大番狂わせでこのヴォイジャーメガトロンさまですよー!ご存知ヴォイジャークラスとは
3000円台TF(ただし今回は原油高で約4000円台に値上がりしてます)ですが、以前のフローズンメガトロン同様に今回もヴォイジャークラス版が作られました。リーダー
メガトロンさまと違い背中に大きな翼があるのが最大の特徴で、CGモデル通りの右腕が付いているところがポイント高し!ただ、カラーリングが全然違うのが難点ですが
…でもこれはこれで凄味があるし、まぁカラバリだと思えば。若干足が短いので、プロポーションのバランスが少し崩れています。


ご尊顔拝見…成型色やサイズこそ違えど、こちらも異様に作りこまれた出来。
歯の塗装もさることながら、頬等のゴールド塗装が余計に怖いです。凄味だったらこっちの方が勝ってますね。


では、そのリーダークラスと比較してみましょう。こちらも同時に撮影したものじゃありませんので実際の身長差は異なりますが、ヴォイジャーとリーダーですから
当然前者は若干小さめ。ディテールの細かさではサイズの恩恵もあってリーダークラスに軍配が上がりますが、やっぱりヴォイジャーの方が私は好きですね。
ディテールならヴォイジャーだって負けてませんよ?


ではロボットレプリカとも比較…
やっぱり右腕の再現度はポイント高い!この出来ならロボットレプリカもういらないなー?と思わせる位の素晴らしい出来栄え!ヴォイジャー万歳!


しかしその短足っぷりが気になるので、ここはオレ変形で対応します。左画像がオフィシャル通りの変型なのですが、
それを右画像の様にします。


左がオフィシャル、右がオレ変形です。その差は歴然で、足が長くなったおかげでプロポーションのバランスも改善されました!オフィシャルでは小太りにしか見えな
かったので、これは素晴らしいオレ変形!と自画自賛。


ふと思い立ち、画像加工で左右対称デザインにしてみました。左画像は良いとしても右は…これは無いわ。


が、良好なのはプロポーションだけでは無い!このヴォイジャーメガトロンさまは可動も素晴らしいのだ!基本的な関節はばっちり完備、腰も可動しオレ変形だと
踵の真横に付いたキャタピラが真後ろに伸びていて(上画像参照)、それが付け根から縦に回転可動するので、大きく後ろに傾いたポージングも充分に可能だ!
そしてリーダーメガトロンさまには無かった、肘関節&ロール軸を備えた設定どおりのデザインの右腕!さらに首に引き出し機のアーム機構(ボールジョイント&ヒン
ジ)が有り、これを上手く使えばリーダーメガトロンさまみたいに首はほんの少し左右に動く程度なんて事は無く、ご覧の通り目線の移動に大きく貢献してくれるの
だ!どうだ!ひれ伏せ地球人ども!!!


あー…ちと興奮してしまいましたわ。深~く深呼吸してレビューを再開します。
左腕はリーダーメガトロンさまでは不完全なアームでしたが、こちらにはミサイル発射ギミックを備えております。
ただ指が軟質パーツで、可動しないのが珠に傷。この細さで軟質以外にしたら確実に折れるでしょうし、まぁ
正しい判断でしょう。


そして、ヴォイジャーメガトロンさま最大の特徴である右腕のフュージョンキャノンを見てみましょう…あれ?
さっきと形が違いますよ?


実はこの右腕、肘を伸ばすとそれに連動してブレードが展開するメックアライブが備わっているのですよ。いや、これメックアライブと言うよりオートモーフか?どっちだ???
しかし、これのせいで“ブレードを展開した状態で肘を曲げることが出来ない”と言う弱点にも繋がってるんですよね。まーどーしてもやりたいのなら、一度分解して内部の
ギアを一個抜けば済む話で。メックアライブは死にますけど、その代わり手動でブレードを展開すれば良いのですからまぁお好みで。


メックアライブその2、上腕部に司令官にもあった窓式メックアライブがあります。ただ窓が四方向に
あった司令官と違いこっちは二方向しか無いので、そっちに比べると随分と大人し目。


メックアライブその3、腰を左右に動かすとそれに連動して胴体内部にある複数のギアがギュル
ギュルと回転します。リーダーメガトロンさまも体内にギアがありましたけど、こちらは縦では無く
横に入っているので、その動きが非常に分かりやすくなっていまーす。それにしても、これだけ出
来が良いのにメックアライブが三つもあるとは…どれだけ詰め込めば気が済むんだこの開発者!
気合入れすぎ!その職人魂に敬礼!


ビークルモードはエイリアンタンク…とリーダークラス同様なのですが、こちらはCGモデルのデザインとは完全にかけ
離れています…そう思っていた時期が私にもありました。しかし、実はリーダークラスよりもこっちの方がCGモデルに
近いデザインなのですよ意外に。じゃ、全く違うデザインのリーダークラスって一体…?しかしデザインはタンクと言う
より、どちらかと言うとキャタピラの付いたUFOとか宇宙艇とかでしょうか?特筆すべき点は主砲で、リーダークラスと
違いそれを構成しているのが右腕では無く“左腕である”事です。そして地味ですが、ロボットモードの顔がむき出し
では無く、フレームパーツに収まっている点にも注目。


ではヴォイジャーとリーダーの比較…全く違うと言った意味がお分かりいただけると思います。ヴォイジャーは随分と平べったくなってますね…
それに主砲の付いている位置も斜め下に移動してます。


このデザインでは肩が本体内に収納されている→主砲が動かないんじゃ?と思いましたがそれは全くの杞憂で、左右になら問題なく動きます。
画像ではトリガーが真上に向いた状態で動かせる様に肩を支点に動かしてますが、肘関節を使えば左右だけじゃなく斜め方向にも動かせますよ?


後方から見ると、リーダークラス同様にバーニアがあります…が、そっちのものよりも大きめになっています。やっぱり
エイリアンタンクと言うより宇宙艇と解釈した方が良さそうですね。それと、中央にある横に長いもの、あれフュージョン
キャノンなんです。


では変型シークエンス。
まずはガワを開き、キャタピラを左右に展開します。そのまま開いて、キャタピラは先端が反対側つまり真後ろに移動するように180度回転させます。
この画像では分かりませんが、その際に先のバーニアを上下に二分割しキャタピラを挟み込ませます。逆にロボット→ビークルの変形だと、キャタピラ
を左右に引っ張り出す時にバーニアがスプリングで閉じるオートモーフが働きます…オートモーフまで持ってますかメガトロンさま。次に主砲を引っ張り
出して左腕に、右腕を機体後部から引っ張り出します。


それらの変型が済んだら、床に立たせます。殆どがガワ変型なので、少ない手順で人型に近づきます。


フレームパーツを外し後方に90度ほど倒し、残った頭部を押しこみ定位置に移動させます。この変型に、先の首のアーム機構が使われるわけですね。


最後に、ガワを後頭部のフレームパーツに噛ませて固定します…この部分が外れやすいのが困りもの。


ではミクロマンで検証…こうして見ると微妙にリーダークラスとは違いますね。


また会ったな、小僧!

総評としては、現時点ではまだ発売されていないロングハウルも控えていますけど、恐らく今回のヴォイジャークラスでは最高傑作になりそうな予感。
この恐ろしいまでの出来の良さ、フローズンメガトロンや今回のリーダーメガトロンさまのリベンジを果たしたってトコでしょうか。頭(首のアーム機構)、
右腕(フュージョンキャノン展開&上腕メックアライブ)、左腕(ミサイル&上腕メックアライブ)、胴体(胸部メックアライブ)、両足(バーニアのスプリング式
オートモーフ)と、全身に何かしらのギミックが備わっているというのは本当に凄い!しかも、それらがフュージョンキャノン以外は遊ぶ際に全く足かせ
になっていない!いや、この完成度の高さには圧倒されました…これで後は色が本編準拠なら。発売時期が映画の上映が終了してからだったので、
タカラトミーも生産数を渋っているはず。見つけたら即買い!


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