大きな世界の小さな部屋

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リベンジの時は来た!その21

2009年12月27日 21時05分35秒 | ムービーTF リベンジ

今回ご紹介するのは、ディセプティコンよりコンストラクティコン三番手“ミックスマスター”。前作のボーンクラッシャーみたいな長い腕、そしてそれに装着された
巨大なシールドが特徴で、防御に秀でた兵士みたいです。


ご尊顔拝見…デモリッシャーやランページは二人ともボーンクラッシャーのそっくりさんでしたが、ミックスマスターはあまり似てま
せんね。共通点はシワくらいですか。

劇中では、メガトロンさまをスカルペルがリペアするシーンとかにもさり気なくいたので、比較的出番は多いです。
しかしコンストラクティコンはデモリッシャー&ランページ以外は出番はあっても“その他大勢扱い”なので、目に入っただけで印象
は極めて薄い…。でも、体にあるデカいディセプティコンマークのおかげもあって、そんなコンストラクティコンの中では比較的覚え
てもらいやすい兵士です。

追記します。DVDが発売されたのでそれをよく見返してみた所、死んだ司令官の元へマトリクスを運ぶサムに襲いかかるディセ
プティコン兵士の中にいますねミックスマスター。そして襲いかかる直前に颯爽と現れたジェットファイアーに瞬殺…紹介してみた
は良いんですが、これ印象的な見せ場って言うのかな???


EZ版と比較…ディテール各種の省略っぷりがハンパじゃないですね。同じキャラとは思えん…が、
EZ版の方は大まかと言えど特徴はつかんでますね。


可動は中の上。腰は固定ですがつま先が可動し安定性はそこそこ良好、長い腕にはボーンクラッシャーと違って
ちゃんと関節があり、しかも肘が複数あるのでクネクネした動きが可能です。ただし、あちこちに可動部が多すぎ
て、いじっている内に細かいパーツがあらぬ方向を向いてしまいやすいので、その辺は少し扱いにくいです。


首も変形ギミックの恩恵で、幾重にもなったボールジョイントで繋がったアーム機構という構造になっていて、さらにこれを
引き出せるので、自在に視線を変えられます。


メックアライブは…下腕部シールドを動かすと内部メカが動いて見えまーす…。コレあまりに地味すぎて、言われなきゃ
気付かないと思いますヽ(`Д´)ノ


もう一つのメックアライブ、足ロール軸を動かすと…例によって“窓開き方式で”内部メカが動いてる様に見えまーす…ハァ(-o-;)
なんというか、ミックスマスターのメックアライブって“ノルマをこなした”って感じのやる気の無さが見え隠れしてます_| ̄|○|||


武器は背中のキャノン砲、実際には正面には向けられないのですが、オレ変形で画像の様な発射体勢を取らせることが出来ます。
ミックスマスターって薬品調合や防御だけでなく、攻撃にも力を発揮する万能兵士だったんですね。


さらに攻撃に特化したのがこのキャノンモード、重機TFなのにこんな変形までこなすとは驚きです。ま、コレ実は
両手を地面に付いてエビ沿ってるだけに近いんですけどね…ガワのおかげで気付きにくいですけど。個人的に
一番驚いたのが、ちゃんと本編にこの姿が出てきた事!てっきり玩具オリジナル形態だとばかり思ってました(^_^;)


ビークルモードはミキサー車。しかし海外のミキサー車はゴツくてかっこいいですなぁ…うっとり。ミキシングドラムの
デカいディセプティコンマークに惚れ惚れしますが、残念ながらミキサー車名物“ミキシングドラム回転ギミック”は無し(T_T)


この部分をなんて呼ぶのかは知りませんが、ミキシングドラム内でかき混ぜたコンクリートを流す部分、ここまで
地味に可動します。正直ミキシングドラム回転ギミックの方が嬉しかったのですが、こんなトコが可動するミキサ
ー車ロボ玩具は見たことが無いのでまぁ。


変形シークエンス。さっきから何度も触れていたミキシングドラム、コレをガバッと左右に展開します。本体との接続部
を見ると、なるほどコレじゃミキシングドラム回転ギミックが無い訳だ。そしてドラム内、何やらギッシリ詰まってますよ?


そのままドラムを展開していきます…もうお分かりですね?ドラム内に詰まっていたのはミックスマスターの腕
だったのです。そしてキャブを前方に展開します。


キャブのガワをそのまま回転させていき、今度はキャブ内に折り畳まれていたミックスマスターの両足を伸ばします。


ガワを最終的には270度くらい回転させ、付け根から180度回転させジョイントに接続します。次に両足を完全に伸ばし、太股のロール軸に沿って両足を180度回転
させます。それが終わったら、胴体を定位置に移動させます。ミックスマスターの変型で最大の難所がここで、ビークル→ロボットへの変型はまぁ問題無く出来るの
ですが、ロボット→ビークルの場合は非常に苦労します。考えてみりゃキャブ内に両足&胴体を押しこんでいるんだから、大変なのは当然かと。さらに考えてみると、
ミックスマスターって両腕はミキシングドラム内、それ以外は体の殆どがあのキャブ内に詰まっているんですねぇ…びっくりだ。


最後に胴体両側の排気パイプを定位置に持っていき、、完成した胴体と両腕を背中のジョイントで接続し変型完了です。疲れた…同じヴォイジャークラスの
コンストラクティコンのデモリッシャーと比べるとエラく複雑だなコイツ。

大体察しが付くと思いますけど、ミクロマンじゃこんな変形は再現不可能ですので、今回も変形シークエンス再現は無し。


総評としては…物凄く凝っていて完成度は高いんですが、なんつーか詰め込みすぎ。この開発者、悪い方向に気合い入れすぎたって感じで…。
一番そう感じたのが変形で、カーロボット時代の煩雑さを思い出しました。しかも取説は間違ってるわ分かりにくいわで…この変形はもう苦行です。手足の面白味の
無いメックアライブなんか削って、浮いたコストを変形の簡略化に費やしてくれれば、もっと遊びやすい傑作になれたのですが…。そもそも勝手に動く細かいパーツ
類、あれって全て変形から来るものなんですから。前進だけが勇気じゃない、時には一歩踏みとどまる勇気も必要ではないかと。


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