ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



ジェレミーがクラパム・コモンの前に住んだ場所があると聞いて、早速見に行ってきました!
場所は、Campden Hill Squareです。
番地までは分からなかったのですが、この辺だ!という目星は付けてきました♪
こちらの情報は、RMさんから頂きました。
いつもながら、有難うございます!









今日の起点は、「ノッテイング・ヒル・ゲート」駅から。
映画「ノッテイング・ヒルの恋人」で有名になりましたよね。

このままずっと行くと、ケンジントン宮殿があるケンジントン・ガーデンに辿りつきます。
(徒歩10分くらいでしょうか)
ダイアナ妃が住んでおられたあの宮殿。
もちろん、この付近は高級住宅地です。











ジェレミーのお家があったところは、ケンジントン宮殿とは反対方向です。
美しい白い建物が見えますね。映画館です。
かなり古そうな映画館なので、ジェレミーも入ったことがあるかも知れません♪











駅から離れると、すぐに住宅街が広がります。
チェルシーの時は、駅からずーっと賑やかなストリートが続きますが、
こちらは、駅前を離れると、すぐに静かな住宅地です。

ロンドンではグラナダのセットのようなダークな壁が多いのですが、
こちらは白い壁のお家が多いです。
高級感が漂いますね。














言っている間に、ジェレミーのお家があったと思われる、Campden Hill Squareに着きました。
柵がある公園がありますよね、こちらがCampden Hill Squareです。
こちらを取り巻くように住宅が3方向に広がっていますので、
ジェレミーは、どうやらこのストリートのどこかに住んでいたのだと思います。

クラパム・コモンと同様に、公園の前に住んでいたのがジェレミーらしいなぁ、と感じます♪












さぁ、この公園の周りを散策、散策♪
クラパムの時は、フラットまで特定できましたが、今回は番地が分かりません。
分かっているのは、「自分には大きすぎる家だった」とジェレミーが言っていたこと。
クラパム・コモンのお家も、メゾネットタイプの大きいお家でしたので、
今回はそれより更に大きなお家を探せば良いんですね。頑張ります!!












このように坂になっているんです。
ロンドンは、平らな土地が多いので、坂が結構珍しいです。
この辺は坂が多く、立体的な街並みを形成しています。

公園からは鳥のさえずりが聞こえ、本当に気持ちの良い住宅街です。










この公園を囲む辺む家々は、だいたい同じような造りですね。
前庭があり、三階から四階建ての家が続きます。











これで、1戸分になるみたいですね。
縦に4階にも分かれていると、階段が多く移動が大変そうです。

この辺りは、ブルー・プラークが付いているお家が多かったです。










上ってきました。坂の上にあるお家は、眺めが良いでしょうね!
そして緑に面していて、とても気持ち良さそうです!!

なんとなく、ジェレミーなら坂の上のあたりのお家が好きかもしれない、と思いました。
クラパムでも最上階に住んでいましたので。










坂を登り切ったところの家は、5階建てが多かったです。
ジェレミーは、「家が大きすぎた」と表現しているので、こちらの側の5階建ての家のどれかの可能性があると思います。
クラパムの家は、大きなリビングが付き、2ベットルームでしたので、それ以上の広さとなると、4階建てよりこちらの5階建ての家かも知れません。











そして坂を下りてきました。
こちらは、2階建てや3階建てが並んでいて、ちょっと庶民的な雰囲気がします。
(もちろん、それでも高級住宅地ですから、すごくお高いと思いますが)
このサイズだと、ジェレミーのお家にはちょっと小さい気がします。












とうとう公園を一周しましたが、入口が見当たりません。
どうやって、この公園に入るの?と思い、注意書きを読むと、なんとこちらの公園は住民専用の公園だそうです!
私がいる間に、親子連れが来て、鍵を使って出入りしているのを見ました。
プライベート重視というか、すごい公園ですよね!
日本では考えられません。
さすが高級住宅地。私の周りでは、こういうプライベートなガーデンはないので、驚きました。

「ジェレミーも、家の前の公園なので、きっと散歩していたに違いない♪」と予想して、
「この公園には入ってみたい」と思っていただけに、残念です。
柵を乗り越えて、入りたい衝動に駆られました(笑)















これで、この公園を1周です!
この公園の他に、ホランドパークという大きな公園も近くにあります。
ジェレミーは、故郷を思っていたので、緑の多い場所に住みたいと考えていたのかもしれません。
この辺りの家にしても、クラパムの家にしても、すぐ前には公園ですものね!
故郷バークスウェルに似た環境のところを探していたように思えます。

この辺りやチェルシーは、本当に高級住宅街です。
それは子供の服装にも良く表れています。
子供も質の良い上品なお洋服を着ていて、うちの近所の公園の子供たちとはちょっと違います。(うちの周りは庶民的です)
なるほど、こういうところで階級というか差がついてくるんだなぁ、と感じます。

ジェレミーもこういうイギリスらしい、上品なエリアに住んでいたことは、イメージにぴったりですね。
そうそう、ジェレミーが若いころに住んだサウス・ケンジントンも、この近くです♪

今回は、RMさんに教えて頂き、クラパムやチェルシー以外でジェレミーが住んでいたところが分かって本当に嬉しかったです。
(有難うございます、RMさん♪)
他にも離婚してから住んだ場所や、これ以前にも住んだ場所があるはずです。
それも知りたいですが、現在、情報がありません。
皆さまの中で、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ教えてくださいませ。お願いします


先週は、エジンバラとヨークに行ってきました♪
旅行自体は楽しめたんですが、飛行機に乗り遅れるという最悪の事態を経験しました・・・。
行きの飛行機は、噴火前で正常だったのに、私たちが7分遅刻してしまい、搭乗手続きが間に合わず、チケットを買い直しました(涙)
予約していたチケットは破棄、お金も戻ってこず、新たに買い直して、しかも次のフライトまで3時間・・・。
もう、空港で暴れたかったですね(笑)

しかし、エジンバラは素晴らしかったです!
イングランドは牧歌的でのんびりとした自然なのですが、対してスコットランドの自然は男性的で荒々しく見応えがありました。
坂が多い町並みも、非常に美しかったです。
ロンドンと違い、食べ物も美味しかったです。
(なぜ、同じイギリスなのに!)

ジェレミーも休暇で訪れたことがありますし、舞台にも出演したことがあります。
(その時の劇場が定かでなかったので、行ってはいないんですが)
ジェレミーが訪れた街ですので、そういう意味でも同じ街に滞在できて楽しめました♪

今週末は、いよいよジェレミーが演じた劇のリバイバルを見に行きます。
ジェレミーが演じていた舞台を他の人がすることは、悲喜こもごもありますが、
とりあえず、見て、感想を書きますねー♪

そういえば、ちびさんが6月に渡英予定だそうです!
楽しみにしています。来られたら、ジェレミーゆかりの地を連れ回そうと企んでいます(笑)
また、こちらでもレポートしますね。
渡英される方がいらっしゃれば、8月までこちらにいますので、ロンドン案内いたしますよー♪

ロンドンは春になりました。
もう最高ですね!!
花が咲き乱れ、温暖で(昼間はコート要りません)、夜も8時頃まで明るいです。
夕方いつまでも外で遊べるというのは、日本ではないことなので楽しいです。
この最高の春があるからこそ、あの長い陰鬱な冬を乗り越えられるのですね。
ジェレミーも、厳しい冬の後、春を満喫していたと思います。
ロンドンの四季を経験できて、本当に私は幸せ者です。

また、エジンバラはロンドンブログに写真を上げますので、見てやって下さいませ♪

ではでは、また来週の月曜日に。

りえ






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コメント
 
 
 
街歩き、素敵ですね (RM)
2010-04-22 22:17:48
Campden Hill Squareを歩いてレポートしてくださって、ありがとうございました。りえさんの文章を読むと、りえさんがジェレミーを思いながら一瞬一瞬を楽しんで街を歩いていらっしゃるのが伝わってきて、いつも楽しくて心が暖かくなります。そして私も一緒に歩いているような気持ちになります。

Campden Hill Squareは、インタビュー記事でジェレミーが話していたような大きな家もある、きれいな住宅街だったのですね!ガーデンに入れなかったのは残念でしたが、でも、近くには大きなHolland Parkもあって、ここもクラパム同様、緑がそばにある場所なのですね。りえさんがお書きになったように、緑ゆたかなところで生まれ育ったジェレミーは、自然が、緑が大好きだったのだと思います。それから、クラパムのおうちの中の写真にも鉢植えの緑がいくつもみえていましたから、ジェレミーは「緑の指」を持っていたかもしれません(植物を育てるのが上手な人のことをそう言いますね)。そう思っていたら、1992年のインタビュー記事で、ロンドンのおうちでは「ヨガをしたり、植物を育てたり、ピアノをひいたりする」"I have my yoga, my gardening and my piano." とジェレミーが言っていたのでうれしくなりました。そういえば、りえさんが紹介して下さった「The Grangeでの生活」の中に、お母様がガーデンをつくった、と書かれていましたから、小さなジェレミーも花や緑を育てるお手伝いをしたかもしれませんね。

ジェレミーはりえさんと同じで街歩きも好きだったのじゃないかな、と思っていたら、先ほどの文章に続けて 「バスに乗っている時や街を歩いている時に、気がついた人が『こんにちは、ジェレミー』と声をかけてくれるのがうれしい」 ”When people recognise me on the bus or in the street, they say ’Hello, Jeremy’ and I find that very nice." とあったので、バスに乗るのも街を歩くのも好きだったんだ、とまたうれしくなりました。街歩きが好きだったことの根拠にするのは、ちょっと強引でしょうか?でもバスに乗るのが好きだったことは、りえさんも紹介してくださいましたね("I love buses.")。だからきっと、ジェレミーは街を歩くのも好きだったと思います!

ちびさんがイギリスへ行かれるのですね!りえさんがロンドンにいらっしゃるのですから、ちびさんのイギリス滞在が素晴らしいものになるのは、間違いなしですね。この場所を通じて、素敵なことがどんどんおきていますね。りえさんのロンドンブログも楽しんでいますよ!
 
 
 
青空と白がきれい! (Fumiko)
2010-04-23 12:25:34
きれいな青空、それにぴったりな白い建物群、
あれが映画館だなんて、日本じゃ考えられませんね。
後半に紹介されていた一戸建ての同じような建物が並ぶ風景は、
つなぎ目がわからなくて、まるでマンションみたいです。
色がきれいに統一されていてエレガント。。。
たしかにジェレミー氏のイメージと似合います。

しかし、ジェレミー氏の軌跡を訪ねる活動は
いまだ続行中のようですね!!
情報あらば、どこへでも出かけてゆく様子にはほんとう、敬服します。

それにしても、飛行機に遅刻?
私もドイツに向かうルフトハンザで一回あります(笑)
油断して、空港内プラプラしてたら、
「えーーーーーーーっ???」みたいな。
なんとか滑り込めたんですけど、私の場合。。。

でも、すごい怒られたし、
出国手続きの長蛇の列に、謝りながら割り込み、
やっと乗り込めば、今度は全員席に着いた乗客から
一斉に冷たーい視線を浴び、また「すみません」を繰り返しながら自分の席へと急いだあの記憶。
離陸準備OKの飛行機を、自分たち以外の
乗員乗客の人を待たせていたのだというあの恐怖。
あぁ、今思い出しても冷や汗ものです!
こわいこわい、です。
今回は気をつけたいです。
(っていうか、一生気をつけたい。)

またエジンバラの様子も紹介してくださいね
わたし、アーサー王が出てきそうな古いお城とかも、
みてみたいです。

 
 
 
Unknown (ちび)
2010-04-24 19:42:43
白と明るい茶色、そして緑にあふれた素敵な所ですね。拝読しながら、いつも自分も歩いている感じになるのですが・・・プライベートの庭、入りたい^^;
ノッティング・ヒルあの映画にも庭が出てきましたね。夜中に2人で入り込んでましたが、どこだったのだろう。
それにしても明るい青空、イギリスは春なのですね♪
ジェレミーもきっと緑を育てたことでしょう。
暖かくなり、気管支の方は楽になりましたか?
今週末はSecretをご覧になるのですよね^^
どうぞ、楽しまれますように♪ そして、ロンドンでは、よろしくお願い申し上げます
RMさん、いつも素敵な情報をありがとうございます。わずか3日の滞在ですが、しっかりと心に留めてきます。
りさんのこの場所は魔法の庭ですね・・・
皆様に感謝でいっぱいです。

 
 
 
うわお (fumio)
2010-04-28 18:52:32
空の青さが日本と違うぜ(笑)と思いました。
別館のエジンバラの写真、風景画みたいでとっても綺麗です。

りえさんのblogでジェレミーの本一冊出来ちゃいそうですね♪

住民専用の公園って良いなあ・・・・・・
 
 
 
>コメントありがとうございます! (りえ)
2010-05-03 07:59:00
>RMさんへ

私こそ、いつも貴重な情報を頂きまして、心から感謝しています!
RMさんの情報があってこそ、うちのブログの情報が充実していってます。
本当に有難うございます!

Campden Hillは、素敵な住宅街でした。
ここも公園の前ですので、ジェレミーは本当に緑好きだったんですね。
そしてクラパムでも鉢植えが写っている写真がありましたものね。
こちらにきて、ジェレミーの生家も訪ねて、ロンドンのジェレミーの家も見ていると、
The Grangeの事をいつも思っていたんだなぁと、感じます。
家ではヨガや植物、ピアノ演奏をしていたんですねー。
ガーデニングが好きだったなんて、イギリス人らしいです。
よし、日本に帰ったら、私もガーデニングします!

ジェレミーは、街歩きも好きだったと思います!
ロンドンは美しい街で、いくら見ていても見飽きる事はありません。
バスからの高い視線でも味わいたいし、実際に歩いて通り通りの雰囲気を楽しむのも素敵な街ですもの!


>Fumikoさんへ

こちらは、本当に街がエレガントでねー。
どんなに歩いていて楽しいか。
もう夏には、あのなんの特徴もない大阪にもどるのかと思うと、泣きたいです(まぁ、故郷だけど)
こちらの公園にすっかり慣れたので、もう緑の少ない日本へは戻れないよー

もちろんジェレミーの情報があれば、どこへでも行きますから、私!
それがしたくて、ロンドンまで来たわけですし。
どんなに私がジェレミーの足跡を訪ねている時、幸せで満足しているか。言葉ではとても言い表せません。

それにしても、ルフトハンザでそんな大変な経験があったのね!
というか、お客なのに、怒られるんだね・・。
うちは、もうチェックインの時点でアウトでした。泣きたかったね・・・。

あ、7月ロンドン待ってますよー♪


>ちびさんへ

ノッティング・ヒルの映画は見ていないんですよ。
やはりロンドンファンとしては、この映画はチェックしないと行けませんよね。帰国したら、見ます!

ここを「魔法の庭」と言ってくださって、有難うございます。
私も、5年ほどこのブログをしていますが、いまだ変なコメントはついたことはないし(宣伝のコメントなら山とつきますが)
こちらにいらっしゃる方は、本当に良い方ばかりですねー。
私は、ジェレミー好きに悪い人はいない!と信じていますし。
これからも、皆さんとそんな場所を維持できたらと思います。
ちびさんのご参加もいままで通り、よろしくお願いしますよ


>fumioさんへ

私も来た時、思いました、「空が全然違う!」って。
空の青も違いますが、芝生の緑もあり得ない美しさですよ。
ヨーロッパは美しすぎます、ずるい!(笑)
エジンバラも素晴らしいところでした。
もしイギリスに来られたら、ぜひエジンバラにも足を延ばされてください!


 
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