東海大学海洋科学博物館に行ってみましたー。
動物園水族館好きとしては、1番近い水族館ってことで気になっていたのですが、
入館料1500円、HPもあまりパッとせず、古くて小さそう…ということで期待値はかなり低めだったのです。
が、これがおもしろかったのよー♪子連れにはおすすめポイントがたくさんあって、よかったです。
ってことで写真たくさん取ってきちゃいました。
まず、駐車場がない、ことがびっくり(笑)。でも近くのお店などが有料で快く駐車させてくれるシステムになってますのでご安心を(笑)。
入口がこんな感じ。ね、古い感じでしょ?全体的に施設は年代を感じます。
入館料1500円を支払って中へ。子どもは4歳以上は750円かかります。
で、中に入りました!入ったところでベビーカーと車いすは無料で貸してくれるみたい。車イスに乗りたい気持ちをグッと我慢して…
入るとすぐ左手に「クマノミキッズ」というスペースが!これが普通の水族館にはない、キッズスペースのようなところでした。
靴を脱いであがれて、ぬいぐるみや本や折り紙、パズル…なんかが置いてある。
すぐ横にはこんなタッチングプールがあって、ヒトデやナマコが触れたり、クマノミに餌があげられたりします。
こんな変な形の水槽があったり、授乳室も完備。すごーい!ここだけでちょっと感動。
ここでずっと遊びそうなくるみをなだめて、順路通り水族館コーナーへ進みます。
最初のところは変な形の水槽が多くて、こういうウツボさんがトンネルを通るようなところとかあっておもしろい。(怖い…)
こどもが入っていけるような小さいスペースも多くて、くるみは探検にいそしむ。キャーキャーおおはしゃぎでした。
平日だったし混んでないから他の人に迷惑にならないってのもポイント高いね。
でね、これわかるかなー?水槽が並んでて、その前は1段高くなってるのです。そして柵がある作り。
普通この柵のむこうから水槽を見ますよね?でもくるみはそれを無視して手すりの中の1段高くなっているところを歩いてたわけです。
こういうのよくある光景じゃない?柵の中には入らないでくださいって書いてあるわりに、こどもには柵の中の方が見やすい作り…。
そう思っていたら、なんと写真右の張り紙をよーく読んでみたら、
『柵の中からこども、柵の外から大人が水槽を見てね』って書いてあるの!これ、すごーいとまた感動してしまいました。
柵の中に入っちゃったくるみは怒られる対象ではなく、使い方合ってる人だったのです。
「こらこら、柵の外からしか見ちゃだめよ」なんて言いたくないけど言わないとと思っていたのに…。
この配慮もすばらしいよー。こどものことちゃんと考えてんな―この施設…って思いました。
5mくらいの大きな水槽もあって、サメやエイも泳いでました。
この巨大水槽の下も入れるようになってたり、
このまわりも、子どもしか入れないサイズの横穴?があったり、こどもが飽きないしかけがたくさん。
展示施設としても工夫されてるところがたくさんあって、これ、私知らなかったからびっくりしました。
よく干潟とかにある穴。横から見ると右の写真みたいにトンネルが奥深くまで続いているものがあって、
この穴には、鉄砲エビとハゼが一緒に住んでいるんだって。
エビが巣穴を掘ってあげて、奥に住んで、
ハゼはそこに住まわせてもらうかわりに手前のほうに住んでいて危険が近づくとエビに知らせてあげるという共生関係。
本当にハゼは手前にいて感動。すごくない?この共生…。仁義があるよねぇ。
ってな感じなのが1階。
2階部分は博物館要素の強いゾーンで生態展示はなく、海洋調査のこととか大きな標本とかの展示と解説。
あとはメカニマルという、動物の動きを忠実に再現した方法で泳いだり歩いたりする機械のゾーンというかなりマニアックな内容。
普通の水族館とは大きく違う感じなの、おわかり頂けましたでしょうか?
イルカもペンギンもいないし、アシカショーとか餌付け時間とかないの。
でもこどもが遊ぶ工夫がいっぱいの水族館系展示施設ってイメージかな。そして古い(笑)。
でも、本当におもしろかったです。私たちかなり滞在時間長かったと思うよ…。3時間くらいいたかな…。
普通の水族館を望むなら「淡島マリンパーク」あたりがオススメですが、こっちはこっちでオススメです!
みなさんぜひ行ってみてねー♪