![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/58/5765f63e67c13ed750b0b7ddfab76672.jpg)
橋下徹大阪府知事は9月12日の維新の会合で、自らが提唱する「大阪都構想」などに反対する大阪市幹部職員を降格させる意向を示しました。
その上で、橋下府知事は、大阪都構想実現に参画させる大阪市の幹部候補者を10月初旬をめどにリストアップするよう指示したというのです。
これで、大阪市の幹部職員が死にものぐるいで、橋下大阪市長誕生を阻止に動くか・・・・・
というと、逆で、橋下市長が誕生する蓋然性がかなり高い以上、内心では大阪都構想に反対でも、保身のためには、今からはそんなことはおくびにも出さないのが、公務員というものだ・・・・
というのが橋下府知事の人を見くびった読みなのでしょう。
橋下府知事は否定していますが、こういうのを恐怖政治=圧制というのです。
そもそも、一定の政策に反対であると言うだけで降格などしたら、完全に不当人事であって、違憲違法です。
しかし、長い裁判闘争の末には勝てるから頑張って抵抗しよう、という気になかなかなれるものではありません。
彼ら維新の会は、幹部職員の中で「こり固まって受け入れない人」はわかるから選別するというのですが、職員の言うことに最初から聞く耳を持たず、こり固まってしまっているのは橋下府知事の方です。
市職員への敬意も愛情もない首長に対して部下は面従腹背です。
裸の市長様が一人で何が出来るというのでしょうか。
そもそも、地方自治体というのは単位が大きくなればいいというものではありません。大きくなれば効率が悪くなるのは理の当然。
きめ細かいサービスをするためにも、住民の意思を地方政治に反映するためにも、むしろ、地方自治の基本単位である市町村の役割が大事なのです。
大阪市を日本地図から抹消して、大阪都を作ろうという発想は、地方分権ではなく、中央集権の発想です。地方政治の否定なのです。
橋下府知事は、「橋本都知事」と呼ばれたいだけ。
上から目線だけがあって、肝心の住民の視点がありません。
これぞ、ファシズムならぬハシズム。
橋下府知事の暴走は、日本の民主主義のために、もう食い止めなければなりません。
関連記事
「島田紳助さんのおかげで知事になれた」橋下府知事「政治に不正はつきもの」「やりたい放題」条例案
橋下大阪府知事・維新の会 「独裁」宣言でファシズム的暴走 定員削減・君が代斉唱起立義務化 審議なき可決
橋下府知事の買った湾岸庁舎で1200億円の損害 維新の会、当然府知事候補に断られる
ハシズムは危険だと思われたら
よろしかったら上下ともクリックしてくださると大変嬉しいです!
首長政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪府知事は12日の維新の会合で、自らが提唱する「大阪都構想」などに反対する大阪市幹部職員を降格させる意向を示す一方、構想実現に参画させる大阪市の幹部候補者を10月初旬をめどにリストアップするよう指示した。大阪市長選出馬を示唆する橋下知事は早くも、都構想の賛否を巡る市幹部職員の選別に乗り出した。「踏み絵を踏ませるのは権力の横暴」。市幹部からは反発の声が相次いだ。【堀文彦、小林慎】
11月27日投開票の知事・市長選向けに開かれた会合には、維新の大阪府議、大阪市議が参加。橋下知事は「都構想推進に大阪市役所は真っ向から反対しているが、実現する市役所組織にしなければならない。大綱をしっかり実現する幹部候補職員のリストアップ作業をやってもらいたい」と維新市議団に指示し「政策実現するための人事を断行したい」と表明した。都構想では大阪市役所解体をメーンに据えており、都構想に対する幹部職員の賛否をはっきりさせる考えだ。
維新の会大阪市議団の坂井良和団長は、降格の対象となる幹部について、局長と主な部長、課長クラスとなることを説明。選考基準に関しては、取材に「長年職員を見てきて、ただちに対応できる人と、(逆に)こり固まって受け入れない人との違いは分かる」と話したが、具体的手法については「私もちゃんと理解できていない」と述べるにとどめた。
会合終了後、記者団からは「恐怖政治的なものになるのでは」との指摘が出たが、橋下知事は「恐怖政治と言うなら(市職員は)政治から距離を置くべき。(都構想に反対する職員が)自分たちで(政治に)首を突っ込みながら、お門違いだ」と反論した。
一方の大阪市幹部職員。課長級の50代男性職員は「私らは入庁時に『市民の信託に応える』との誓約書を書いている。維新の政治家のために仕事をする立場にはない」。50代のある男性幹部は「自分が賛成できない政策でも議会などで方向性が決まればきっちりこなすのが公務員。特定の政策に賛成か反対かで色分けするのはナンセンスだ」と話した。
また、別の50代男性幹部は「維新の議員に職員を見る目があるのか。維新のおごり以外の何物でもない」と皮肉り「市長が替わるたびに職員を入れ替えるとしたら最悪のやり方だ」と語った。
維新は大阪府議会で過半数を得ているが、大阪市議会では第1党で、過半数に届いていない。
毎日新聞 2011年9月13日 2時18分
大阪がどうなるのか怖くなってきました。
マスコミも大丈夫なのか?!と思います。
私の頭には、「狂気の独裁」という言葉が浮かびました。
橋本知事を見て良くも悪くも自治体の長で、地方自治が変わるんだなと感じています。
多少過激な感はあると思いますが、そうでもしないと変わらないのかなとも思います。
大阪の皆さんがどのような選択をするか選挙を見守ります。ちなみに前回の東京都知事選挙は非常にがっかりした結果でした。
アメリカでは政権が代われば幹部の人事で2000名が入れ替わる。その大阪版なら100人くらい幹部を入れ替えないと大阪は劇的に変わらないだろう。アメリカではそれを独裁とはいわない。役人の役人による役人のための人事が明治政府以来続きすぎた。誰かが変えないと役人に税金をむしばまれるだけだ。
選挙で選ばれ衆議院で300以上の議席を取った民主党がいまだに政治主導を実現ができないのは人事権を行使して改革派の官僚を年功序列を無視して抜擢できないことの一語に尽きると思う。今こそ橋下さんに実現してもらいたい。意味不明の市民やTWITTERを見ていない人にも説明しないといけないのだろうが、勉強不足でやる気の足りない記者クラブメディアに失望気味の橋下氏には苦しいところだろう。
反対意見少数意見にも耳を傾け包含しつつ物事を進めなければ、マイノリティーの声は消えてしまいます。
自分が常に強者の立場にいられると思うのでしょうか。
誰でも社会的弱者になることがあるのです。
誰もが初めは「あんなことになるだろう」と想像せず、何となく気持ちのいいスローガンに賛同し、じわじわと遠くから包囲され、「こんなことになった」と気付いた時には遅いっていうのが独裁ではないかと思います。
アメリカの政権交代時にはということもよく聞きますが、ではアメリカ以外はどうなのでしょう。
各国には各国の事情があり公務員の職務も各国でさまざまでしょう。
世界で「春」がやってきています。独裁政治が崩壊しています。
日本は、大阪はどうなんでしょう。
私は知事のやり方に嫌悪を覚えますし、知事の独裁には反対です。
橋下氏も組合、教員をはじめ多くの公務員の意見を聞いてきました。youtubeで橋下知事を検索すればわかりますよね。職員の意見を聞いた結果、下した判断です。
政治家は市職員と対立すると面倒だからといって公務員問題を避けてきました。市民が支持しているのはこの問題に向き合ってメスを入れているからです。あなたのような考えも言論・思想の自由で尊重をします。
最後に、あなたの考えがどうか過激にならないように、また浮世ばなれせずに人を近寄りがたくなることのないように。では。
あの舞洲の庁舎を購入するときに議会で反対をしたのは、、、、でした。今回、使えないということがはっきりしたのです。購入の時からそのことはいろんな人たちがいっていました。そのときにも大阪のマスゴミはハシシタのいいなりで、NHKみたいに干されるといけない、ということで、殆ど、しっつかりとしたその建物の分析もせずにハシシタのいいなりで、このようなことのなったのです。何億円もの損失です。これ、税金! (これは東京のオリンピック招集デモ代、莫大な税金です。こんな人がなぜ首長なのか分からない=大阪も同じだ) そこを大阪マスゴミは追求しないといけなのに、さっぱりしません。これも知事は怖いから、干されるといけないからか。どこかが口火をきってすべきです。毎日新聞いかがですか(放射能のようにやればいいのに)?
でなければ、毎日放送の石田さん言ってみてくださいよ。ヨミウリのシンボウではこんなことはやらないよなぁ。
公務員とか私欲の為に働いてる職員には、大問題だが。
トップの考えを理解して仕事ができる人に人事を変更するのは組織として当たり前だと思うんだが…
内閣とかと同じ。これをファシズムとか独裁って言ってる人はちょっとバカだと思う