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今夜、2015年4月3日、橋下徹大阪市長が最高顧問を務める維新の党の上西小百合衆院議員が、体調不良を理由に国会を欠席した翌日から旅行に出かけたとされる問題で、上西議員が釈明記者会見を開きます。
しかし、その釈明がどんなに理が通っていて、えん罪を余すところなく証明するものであったとしても、橋下市長は彼女を除名にすることを、今ここで予言しておきたいと思います。
スキャンダルにまみれた上西議員は橋下市長の大阪都構想にとって邪魔者以外の何物でもないからです。
上西議員は4月2日のフェイスブックで、3月13日の衆院本会議の病欠を謝罪する一方、3月14、15両日に旅行に出たとの指摘には「療養に専念した」と反論しています。
しかし、橋下氏は納得せず、記者への説明を避ける上西氏に対し3日夜の緊急記者会見への同席を求めているのです。
橋下大阪維新の会は、4月12日に統一地方選挙、5月17日に大阪「都」構想住民投票を控えています。
ここで、上西議員のスキャンダルごときで足を引っ張られるわけにはいきません。上西議員本人の問題のみならず、上西議員のそばにいる人物の恫喝映像が公開されましたから、これは何が何でも上西議員を切らねばおさまらないのです。
それどころか、橋下市長は、このピンチをチャンスに変える「政治の天才」です。不祥事議員に対する厳しすぎるほどの断罪ぶりを内外にアピールすることで、維新の党のスキャンダルを自分への高評価に変換する技を持っているのです。
良く考えて見ると、もともとキャンペーンガールだった上西氏は橋下市長が創設した維新政治塾を経て、平成24年の衆院選で大阪7区(吹田市・摂津市)から出馬した議員です。彼女を政治家として育てたのも、世に送り出したのも橋下市長です。
ものすご、楽しそうな橋下氏w
もし、上西議員に政治家としての資質の問題があるとすれば、その大きな原因は橋下維新の会にあるのです。
ちなみに、当ブログが上西議員に触れたのはただの一回。それはこんな記事でした。
『2012年12月16日に投開票が行われたばかりの衆院選をめぐり、わずか1週間足らずで、日本維新の会では候補者4陣営の運動員が公選法違反(買収)などの容疑で6人も相次いで逮捕される超異常事態となっています。
維新では19日、京都1区で落選した候補者の運動員が逮捕され、つづいて大阪7区に出馬し比例ブロックで復活当選した上西小百合氏陣営の運動員も20日に大阪府警に逮捕されました。さらに愛媛県警は21日、愛媛4区に出馬し比例ブロックで復活当選した桜内文城氏陣営の運動員を逮捕しました。また、大阪府警も22日、大阪9区に出馬し初当選した日本維新の会の足立康史氏陣営の運動員3人を逮捕したのです。
ちゅうか、この4日間、毎日、維新の会の運動員が逮捕されているんですけどお?!』
前科前歴者がずらっと当選し、総選挙後1週間足らずで4陣営6人が毎日逮捕される日本維新の会
つまり、上西議員は当選したときからまさに橋下チルドレン。橋下維新の会の遵法意識のなさを体現してきた議員なのです。
橋下市長は今回の上西議員のスキャンダルに関して、本日4月3日も街頭演説で開口一番
「上西氏を大阪に呼び対応を決めたい。税金の使い方を厳しくチェックしていくのが大阪維新の会の原点だ。一番許せない国会議員の典型例だ」
と叫びました。
しかし、税金を最も無駄遣いしてきたのは実は橋下大阪維新です。
2012年には、地方議会の調査研究活動に使う公金である政務調査費を、多くの維新の会議員が私用に使っていることが判明しました。
橋下大阪維新の会が政務調査費を流用して選挙活動・高級椅子・大学院入学金・特別顧問に支出とは恥を知れ
個人でみると、大阪市議で事務費が最高額だったのは、大阪維新の会の新人大橋一隆市議で、175万円!
エアコン8万4千円、間仕切り7万7千円、キャビネット17万1千円といった備品のほか、ゴム印代7万1千円などの文房具代の8~9割も政調費から支出してしまいました!公私混同!!
ほかにも、維新の会の議員は、政務調査費をパソコンだの空気清浄機だの高級椅子だのを買うのに使っていたのです。
手のひらを返すとはこのこと。
さらに、今回、上西議員は国会開催中なのに、病欠のはずが旅行に行っていたのではないかということで問題になっているわけですが、橋下市長は大阪府知事・大阪市長でありながら、選挙になると公務を放り出して、私党である維新のために東奔西走することを何度も非難されています。
また、大阪が洪水の危機に迫られていた時に、現地にも行かずに、ツイッターで全く関係ない他人への非難をつぶやきまくっていたこともありました。
さらに、自分は議会がいま開かれているというのにスポーツクラブに行ってしまった前歴がありながら、大阪市職員が10分でも喫茶店に寄ったら懲戒処分にしたこともありました。
このように、他人に対しては厳しく、自分に対しては超甘い橋下市長。しかも、内輪のスキャンダルが明るみに出るたびに、これを自己アピールに使ってきた彼。
大阪市民や日本国民は一度冷静になって、橋下市長の任命責任や管理責任に思いをいたしたらどうでしょうか。
10分喫茶店に寄った大阪市職員は懲戒処分なのに、平日でも選挙運動する橋下市長と職務専念義務の関係
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【浪速のエリカさま病欠疑惑】
2015年4月3日(金)13時44分配信 産経新聞
橋下氏、今夜会見へ…上西議員「除名」濃厚 国会欠席翌日に旅行問題
国会を欠席した翌日に旅行したと指摘され、大阪維新の会が処分を検討している上西小百合衆院議員(写真:産経新聞)
橋下徹大阪市長が最高顧問を務める維新の党の上西小百合(さゆり)衆院議員(31)=比例近畿=が、体調不良を理由に国会を欠席した翌日から旅行に出か けたとされる問題で、大阪維新の会(代表・橋下氏)が上西氏を除名する方針を固めたことが3日、関係者への取材で分かった。維新の党も除名の手続きに入る 方針。維新の党と大阪維新の会の幹部が上西氏に辞職を求める。同日夜に橋下氏と記者会見を開き、上西氏が自身の進退について最終判断を示す。
上西氏は3月13日の衆院本会議を病欠。翌14、15両日に京都に旅行に出かけたともとれる週刊誌の記事内容に、橋下氏は「納税者の皆さんは納得しな い。(議員を)辞めた方がいい」と批判。この日も「会見で説明責任を果たした上で大阪維新の会としての対応を決めたい」と述べていた。
上西氏の事務所によると、14日は自宅療養し、15日に大阪府吹田市議選の候補予定者の事務所開きに出席してから旅行に出かけたとしている。
上西氏は維新政治塾を経て、平成24年の衆院選で大阪7区(吹田市・摂津市)から出馬。選挙区では敗れたものの比例復活し、初当選を果たした。26年の衆院選でも比例復活した。
維新・上西議員病欠疑惑 橋下氏、火消しに躍起 「一番許せない国会議員の典型例だ!」
維新の党は「大阪都構想」の住民投票を5月17日に控え、3日告示の大阪府議選と大阪市議選を「前哨戦」と位置づける。ところが決戦直前に上西小 百合衆院議員(比例近畿)の「国会病欠旅行」疑惑が浮上。「身を切る改革」を掲げる維新最高顧問の橋下徹大阪市長は3日、維新傘下の大阪維新の会代表の権 限で対応を主導し、ピンチをチャンスに転じようと躍起となった。
「上西氏を大阪に呼び対応を決めたい。税金の使い方を厳しくチェックしていくのが大阪維新の会の原点だ。一番許せない国会議員の典型例だ」
3日朝、通勤客らで混雑するJR大阪駅前。統一地方選の第一声としてマイクを握った橋下氏が開口一番言及したのは、身内への容赦ない非難だった。
上西氏は2日のフェイスブックで、3月13日の衆院本会議の病欠を謝罪する一方、14、15両日に旅行に出たとの指摘には「療養に専念した」と反論した。しかし、橋下氏は納得せず、記者への説明を避ける上西氏に対し3日夜の緊急記者会見への同席を求めた。
橋下氏が機敏に反応した理由は、そのタイミングにあった。統一選の告示はワイドショーが上西氏の疑惑を連日報じる中で迎えた。“不祥事”によるイメージダウンを最小限に抑える必要があった。
江田憲司代表は2日の記者会見で、党本部主導で事実関係を調査し、「問題があれば厳正に対処したい」と表明した。危機感の相違を感じ取った橋下氏は3日の演説で「維新の党がなんと言おうとも大阪維新は許さない」と強調した。
橋下氏は昨年12月の衆院選直後、都構想実現に専念するため共同代表を退き、党運営を江田氏らに委ねた。今回いまだ衰えぬ存在感を示したが、面目を失った非大阪系党幹部との間に軋(あつ)轢(れき)を生む可能性も否定できない。
橋下氏が強硬姿勢に出るのは、住民投票前の失速への懸念がある。大阪市議選の公認候補は過半数に届かないが、各党で最多の38人に上った。現有29議席を下回れば「維新としては負けで、勢いに水を差すことになる」(維新国会議員)。
府議選も負けられない。住民投票で賛成多数となった場合、平成29年4月の特別区設置までの2年間に都構想関連の条例を府議会で成立させる必要がある。維新顧問の松井一郎府知事は1日の記者会見で「2年間でスピーディーにものごとを進めるために過半数獲得は重要だ」と強調した。
統一選での失速は維新の崩壊にもつながりかねない。ある維新の府議選候補は「票を伸ばせなければ、メンバーみんなが荷物をまとめて去っていくことになる」と表情を引き締めた。
「公開処刑」ですね。
橋下維新ファシズムによる恐怖政治=アメとムチの
「ムチ」
の部分ですね。
ってか、これってただ「橋下がスベった」っていうオチなんですかね、、
もしかしたら、記事の産経新聞の
「橋下氏、火消しに躍起」
などの記事や世論の空気を読んで、機敏に、「公開処刑」をやめたのかもしれませんね。
まして今は統一地方選挙の真っ最中なのだから、引き締めを図る意味でも除名はいい選択肢じゃないかと思うが。
余談だが最高顧問の大阪市長も弁護士として、テレビタレントとしても活躍したのだから、「灰色=黒」扱いだろう。
一般人でさえもゴシップはNGだから、公人はなおさらだ。
ほかの記事も含めて(笑)。
前と処分理由がズレてますが笑 ま、もはやどうでもいいことですね。処分理由なんて。
ということは、初めに勧めたとおり、エリカ様は会見で橋下にぶちギレとくべきでしたか。橋下が神妙な顔してトーンダウンしてたのはエリカ様を油断させて反撃を封じるワナだったんですかね。
いやはや、公開処刑しないと見せて、油断したところを後ろから撫で斬り作戦でしたか。ナニワのエリカ様もお陀仏みたいです。