19日午後7時から、都内の日本教育会館で行われた鳥越氏の個人演説会で、沢地さんは「(自公に敗れた)参院選では慰めのお電話を多数の方にいただいたが、ここからがスタート。この都知事選に勝たないでは、私たちがどんなに熱くなってもだめ。勝たなければならない」と支持を訴えた。

 鳥越氏は沢地さんの近くに歩み寄り、「毎日新聞の東京社会部に来て、生まれて初めて会った著名人です。昨年7月の安保法制強行採決の時、沢地さんと何かやろうと相談し、『アベ政治を許さない』をやった。あれからちょうど1年。あの時立って、1年して都知事選に立っている」と熱弁。「国政の話をすると、都政の話をしろと言われるが、都政も国政も同じだ。参院選で3分の2を取られた直後の都知事選で、ちゃんと旗を取り返し、やっぱり違う道があるんだと全国の皆さんにお知らせしたい」と訴えた。