QWERTYは活字箱が元? (安岡孝一) ← ←
2007-07-16 23:26:35
「ex-printer Sholesが活字箱をヒントにした」っていう黒澤貞次郎の説ですけど、これ、山田尚勇が『日本語をどう書くか ―入力法および表記法のヒューマン・インターフェース学入門― II.文章入力作業の歴史と人間工学』(SCCS Technical Report, No.1999-2-03, 2000年1月)で明確に否定してませんでしたっけ? 私も、黒澤の説には全く説得力がないと感じてるんですけど…。
えっとお、→牢籠の身、my調査先はほぼ公開Webページのみです。
QWERTYまでいきなり決まるとは思っていません。ただ、→活字出現頻度のデータとしては、使えるだろう と。
なにしろ、
Type cases were one of the first examples of "time-and motion" studies←
だったわけですから、、。
ただ、→"Type Case Stand"の特許が 1869年ごろ?これが、対象としているものかはさておき、こういったアイディアがあって、で、印刷工は作業していただろう。時系列的には、こっちはまだいい。だが、
ロシアの →Concise Printing Manualが1899年、他国での印刷マニュアルが時系列的にどうなっているんだか、、
それに、このロシアのマニュアルを見ても、これがただちにロシア版QWERTYに結びつくようには感ぜられない。
(which allows one to go further and draw conclusions regarding the similarity of the QWERTY layout to the Latin type case―comparing them is all it takes to see that, although this similarity is not mentioned in literature).
だから、not mentioned なんだろう。
だが、これは、もっともポピュラーな説だともある。そして、嘘だと、。→The most frequently quoted story,・・・is false.
ただ、植字工のケースから案出というのは、少なくとも文字出現頻度とその動作稼動域配置に関して、
そして、植字工だと、theとかは、つづけて取り出しやすく並べているかもしれない。だが、それだと、タイプライター的には→Sholes[ & Glidden writing machine]開発ターゲットマシン的にはまずい。ってなかんじかな?
で、続き文字列の扱いに工夫、と、、。
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活字